- 2020-8-9
現在放送中の『仮面ライダーゼロワン』に続く、《令和仮面ライダー》第2弾『仮面ライダーセイバー』の詳細が、7月29日に行われた制作発表会見で明らかとなりました。
『仮面ライダーセイバー』は、≪剣と本≫をモチーフにしたファンタジー活劇。主人公は、仮面ライダーの力を手に入れた小説家。古来より伝承されてきたという《聖剣ソードライバー》と《ワンダーライドブック》とよばれる本によって変身し、異世界の強敵たちと激闘を繰り広げます。また、年間を通じて10名を超える仮面ライダーが登場する予定で、この日の会見では、神山飛羽真/仮面ライダーセイバー役の内藤秀一郎さん、新堂倫太郎/仮面ライダーブレイズ役の山口貴也さん、富加宮賢人/仮面ライダーエスパーダ役の青木瞭さん、緋道蓮/仮面ライダー剣斬役の富樫慧士さん、そしてライダーたちが使う武器やベルトを整備する大秦寺哲雄役の岡宏明さんらが登壇しました。
スマートボーイズでは制作発表会見終了直後に、主演をつとめる内藤秀一郎さんにリモートでのインタビューを実施。制作発表会見では語ることの出来なかった様々なエピソードや内藤さんのパーソナルな一面などを語ってくれました。
――今日はお忙しい中、ありがとうございます。制作発表会見をネット配信で拝見しました。内藤さんの緊張感がこちらにも伝わるような会見に見えましたが、まずは制作発表会見を終えての感想はいかがですか。
内藤 挨拶の一発目で噛んでしまい、すっかり頭が真っ白になって、整理がつかない状態になってしまいました(苦笑)。終わってからも悔しくて「あぁ、やり直したいなぁ」って思っていました。会見が終わってみて、SNSの反響や声を聞いて、あらためて「俺が『仮面ライダーセイバー』なんだ」というのを実感しましたね。
――質疑応答コーナーで「誰に伝えたいか?」という質問に「家族はもちろん、それ以上におばあちゃん、おじいちゃんに今すぐ伝えたい」とおっしゃっていましたが、会見終わってから連絡はされましたか?
内藤 制作発表会見が終わってから、まだ自分の携帯を全く触れていない状況なんです。いっぱい連絡が入っているのは見えているんですけど、まだおじいちゃんやおばあちゃんから連絡は来ていないみたいなので、先に自分の口から「ライダーになれた」ことを言ってあげたいですね。
――そうですね。きっと喜んでくれると思いますよ。また、今日の制作発表会見では、“変身ポーズ”を初披露しました。昨年の「仮面ライダーゼロワン」の制作発表会見で、初めて変身ポーズを披露したゼロワン役の高橋文哉さんが「150点の出来」とおっしゃっていましたが、内藤さんにも初変身ポーズの出来に対して点数をつけていただければと思います。
内藤 難しいなぁ~(笑)。文哉とはゼロワンを演じる前に何度か撮影で共演していたので、自分の後輩に当たるんですよ。なので……。文哉が「150点」と付けたのなら、自分としては「156点」ですね。
――(笑)。ずいぶん端数の数字を出しましたが、「6点」の意味合いとかはあるんですか?
内藤 いやいや、特に大きな意味はないんですけど、文哉には負けたくないなという気持ちで「156点」をつけました。
――既にライバル心メラメラですね(笑)。その「6点」はすごく大事だと思います。
内藤 ありがとうございます(笑)。
――会見では、岡さんが仮面ライダーに対する愛を語っていましたけど、内藤さんが子供の頃によく見ていたり好きだった東映のヒーローは何でしたか。
内藤 僕は一番最初に見た作品が「仮面ライダークウガ」でした。その時はまだ子供の頃だったので、誰が主演を演じていたとかは全然気にしていなかったですけど、変身ベルトで遊んでいました。
――では、変身ベルトをつけては遊んでいらっしゃったんですね。
内藤 そうですね。あと「仮面ライダー龍騎」もよく見ていまして、中でも「仮面ライダーナイト」が使う剣にカードを入れては、変身ポーズとかもしていましたね。
――今回の『仮面ライダーセイバー』は剣がモチーフですから、ある意味繋がっていますね。
内藤 確かにそうですね(笑)。
――さて、会見では撮影に入ったばかりとおっしゃっていましたが、これまでドラマやモデルなどを中心に活動してきた内藤さんにとって、クランクインしてから“この撮影が最も驚いた”というエピソードがありましたら教えていただけますか?
内藤 クランクインから驚きっぱなしですけど、自分の中では、ワイヤーアクションで宙に浮いたりするんじゃないかなと思っていたら、1話の撮影から早速ワイヤーで吊られたので「本当にやるんだ!」と驚きました。ワイヤーに吊られながら暴れてひっくり返るシーンがあったんですが、実は高所恐怖症で、そのシーンが本当に怖くて、ひっくり返った時には「あっ、死んだ」って思うくらいビックリしました(笑)。
――今回の共演者では、内藤さんと同世代の方が多くて、(新堂倫太郎/仮面ライダーブレイズ役の)山口さんとは同級生になりますよね。既に山口さんとは何度も撮影現場で一緒になっているそうですが、撮影の合間に山口さんと共通のトークとかで盛り上がったりしていますか?
内藤 盛り上がりますね。やっぱり同じ年だし、波長も合いますし、お互いふざけあったりしています。あと、山口くんが筋肉ムキムキの体系をしているのもあって、「どういう筋トレをすれば、そんな体系になれるの?」って聞いてはアドバイスをもらうこともあれば、逆にまだSNSをしていない山口くんが、今回をきっかけに始めるかもしれないということで、「写真の撮り方を教えて」と聞かれたりもしています。「じゃ、一回撮影するからポーズしてよ」と言ったら、力こぶを作りながら姿勢の良いポーズをしていたので、「それでもいいけど、もうちょっとポージングしてみてよ」ってアドバイスしました。「わかんねぇ! わかんねぇ!」って言ってきたので、この一年間かけて教えてあげようと思っています(笑)。
――山口さんの記念すべき「力こぶポーズ」は、番組ブログや内藤さんのSNSで披露して欲しいですね(笑)。
内藤 そうですね。どこかで出せたらいいですね。
――今回の作品では「文豪にして剣豪」というキャッチフレーズで、内藤さん演じる神山飛羽真は小説家という設定ですが、内藤さんが好きな本やよく読んでいた本などあったら教えてください。
内藤 昔から親に「本だけは読みなさい」と言われていたんですけど、実はあまりたくさんの本を読んできたというわけではないんです(苦笑)。昔、親に「だんご三兄弟」の絵本を読んでもらっていました。男三人兄弟だったことにちなんで、お母さんが買ってくれたと思うんですが、この業界に入るため東京に引っ越ししてきた時に「だんご三兄弟」の絵本をお守りとして持ってきているので、この絵本への思い入れはありますね。
――さて、内藤さんのパーソナルな一面も少しだけ聞いてみたいと思っています。プロフィールに「趣味:映画鑑賞」とありますが、最近見た作品でこれはおススメしたいと思うのはありますか。
内藤 映画ではないんですけど、韓国ドラマの「梨泰院(イテウォン)クラス」がメチャメチャハマっています。今まで韓国ドラマにハマることはなかったんですが、あの成り上がっていく感じが男心をくすぐりますね。あとは『仮面ライダーセイバー』が決まって、監督さんから「コメディチックな要素も入れたい」と言われたものの、どういうお芝居がコメディなのか、その時はパッと思い浮かばなかったので、「銀魂」を見ました。キャストの表情がみんな面白いんですよ。
――ありがとうございます。あとプロフィールで「特技:スポーツ(サッカー/野球/体操/水泳/バスケ)」と得意のスポーツを5つ掲げていますが、一番得意なスポーツはどれになりますか。
内藤 小学校の頃にいろいろなスポーツをやってきて、熱中したのがサッカー・野球・器械体操・水泳の4つでした。で特に力を入れていたのが「サッカー」と「野球」で、中学の時にサッカーをやるか野球をやるかの二択で迷ったんですが、野球を取って3年間必死にやってきたので、一番得意なスポーツとなると野球ですね。
――ちなみに、野球に限らず一番好きなスポーツ選手は誰ですか。
内藤 既に引退された方も含めるとしたら、元阪神タイガースの金本知憲さんが大好きでした。生まれが大阪で、おじいちゃん&おばあちゃんが大の阪神ファンということもあって、ずっと阪神戦の中継を見ていました。金本さんの好きなところは、あの“豪快さ”で、見ていて気持ちいいんですよ。
――ところで制作発表会見で、『仮面ライダーセイバー』に出演が決まったことを内藤さんに伝えるのにドッキリを仕掛けられたエピソードを披露していましたが、内藤さんは「ドッキリを仕掛ける」と「ドッキリを仕掛けられる」とどちらの方が多いですか。
内藤 仕掛けられる方が多いですね。というよりも仕掛けるのが苦手です。リアクションもデカいですし、いじられキャラなので、ドッキリを仕掛けるよりも仕掛けられる方が自分的にも気持ちいいですね。
――撮影中に共演者にドッキリを仕掛けてみたい野望とかありますか。
内藤 今はまだ現場に慣れていない状況ですけど、撮影に慣れてきたらドッキリやってみたいですね!! でもドッキリを仕掛けるのも緊張しちゃいそうです(笑)。
――くれぐれも逆ドッキリにならないよう、成功を祈っています! もっといろいろなお話を伺いたいところですが、インタビュー時間が迫ってきました。最後にオンエアを心待ちにしているファンの方へメッセージをお願いします。
内藤 『仮面ライダーセイバー』を一年間皆さんに愛してもらえるように頑張るので、応援のほどよろしくお願いします! 頑張ります!!
【introduction】
突然、現実世界から街の一部が消失し、“ワンダーワールド”という異空間小説家である神山飛羽真(内藤秀一郎)。謎の魔物が街を破壊し始め飛羽真は、元の世界を取り戻すため、ワンダーライドブックと聖剣の力で炎の剣士、仮面ライダーセイバーとなり奮闘する。次々に登場してくる聖剣の使い手のライダーたちにも注目!
新番組『仮面ライダーセイバー』は2020年9月6(日)午前9時よりテレビ朝日系にてスタート。番組の詳細はInformationから公式サイト及び公式Twitterをチェックしてください。
©2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
☆Information
『仮面ライダーセイバー』
2020年9月6日(日)より放送スタート!
毎週日曜午前9時~9時30分 テレビ朝日系24局にて放送
原作:石ノ森章太郎
脚本:福田卓郎ほか
音楽:山下康介
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)、水谷圭(テレビ朝日)高橋一浩(東映)
アクション監督:渡辺淳(ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
監督:柴﨑貴行ほか
制作:テレビ朝日、東映、ADK EM
≪キャスト≫
神山飛羽真/仮面ライダーセイバー:内藤秀一郎
新堂倫太郎/仮面ライダーブレイズ:山口貴也
須藤芽依:川津明日香
富加宮賢人/仮面ライダーエスパーダ:青木瞭
緋道蓮/仮面ライダー剣斬:富樫慧士
大秦寺哲雄:岡宏明
ソフィア:知念里奈
ストリウス:古屋呂敏
レジエル:高野海琉
ズオス:才川コージ
≪『仮面ライダーセイバー』テレビ朝日公式サイト≫
https://www.tv-asahi.co.jp/saber/
≪『仮面ライダーセイバー』公式Twitter≫
https://twitter.com/saber_toei