9/3（火）より東急シアターオーブで開幕するミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』の公開制作発表が都内最大級のライブハウス・赤坂BLITZで行われ、キャストの城田優さん、古川雄大さん、柿澤勇人さん、フランク莉奈さん、清水くるみさん、平方元基さん、加藤和樹さん、東山光明さん、水田航生さんと、潤色・演出を務める小池修一郎さんが登壇しました。

（後列左から）東山光明さん、平方元基さん、加藤和樹さん、水田航生さん（前列左から）柿澤勇人さん、清水くるみさん、城田優さん、フランク莉奈さん、古川雄大さん、潤色・演出の小池修一郎氏

シェイクスピアによって書かれた、不朽の名作『ロミオとジュリエット』を原作に、ジェラール・プレスギュルヴィックがミュージカル化した『ロミオ＆ジュリエット』は、2001年1月パリのパレ・デ・コングレ初演が大成功をおさめ、その後スイス、ベルギー、ロンドン、モスクワ、ウィーンなど世界各国で上演。500万人以上を動員し、CD・DVD総売り上げ700万枚以上の傑作ミュージカルとなりました。

城田ロミオがふたりのジュリエットと熱唱！

2011年秋には、小池修一郎氏の演出で日本オリジナル本格ミュージカル・バージョンが上演され、7万人の観客を動員したミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』が、新たなキャストを加えて2年ぶりに幕を開けます！

古川ロミオと清水ジュリエット

多くの取材陣や、抽選で選ばれた観客が見つめる中、キャストによる歌唱披露からこの日のイベントがスタート。劇中の衣装で登場したキャストたちが、『エメ』『天使の歌が聞こえる』『今日こそその日』『世界の王』の4曲を次々と披露。

柿澤ロミオとフランク ジュリエット

2人のジュリエットと共に登場した城田“ロミオ”の愛にあふれる温かな歌声はもちろん、トリプルキャストのロミオ（城田・古川・柿澤）、ダブルキャストのマーキューシオ（東山・水田）、そしてベンヴォーリオ（平方）が同時にステージ上に並んで歌い踊る『世界の王』など、本公演では決して見ることの出来ないスペシャルな演出に観客から大きな拍手が送られました。

トリプルキャストのロミオ、ダブルキャストのマーキューシオ、そしてベンヴォーリオが同時にステージに！

その後、行われたトークコーナーでは、潤色・演出の池田修一郎氏も加わり、オーディション時のエピソードや『ロミオ＆ジュリエット』への思いなどが語られました。

早くも城田さんにライバル意識を燃やす(？)加藤和樹さんをパチリ☆

2011年の初演に続きロミオ役を演じる城田さんは、今回は敵役のティボルトにも挑戦！
「2役ということで、セリフの量も多くてすでに結構しんどいです」と苦笑いを浮かべつつも、「ジュリエットが太陽ならば光がロミオで影がティボルト。声の出し方ひとつとってもロミオとティボルトでは大きく違うし、正反対の２役を演じるにあたり完成度を上げていくには稽古時間が足りないくらいだと感じているのですが、僕にとっては挑戦であり、チャンス。観た方がびっくりするくらいの演じ分けをできるように頑張りたいと思います！」と、本作にかける熱い思いを語ってくれました。

同じくティボルト役を演じる加藤和樹さんは、奇しくもミュージカル『テニスの王子様』で共演した時に、城田さんの学校とはライバル校の部長を演じた関係。約8年ぶりの共演が、ロミオとティボルトという恋のライバル関係の役とあって、何か因縁めいたものを感じている様子でしたが、「城田さんとは全く違ったティボルト像を作りたいと思います」と、こちらも並々ならぬ意欲をのぞかせていました。

また、今回初参加でロミオ役に抜擢された古川雄大さんと柿澤勇人さん。
「偉大なる劇作家・シェイクスピアの作品に携わることが一つの夢で、今年の３月に大学を卒業した時の論文でもシェイクスピアに触れました。大学卒業まで７年かかりましたけど……（苦笑）」と、おちゃめなコメントで場内を沸かせる柿澤さん。

一方、古川さんは、「これから本稽古も始まって、課題を一つ一つクリアにして、エネルギッシュにロミオを演じられたらなと思います」とやや緊張気味のコメント。

包容力あふれる城田ロミオ、セクシーな古川ロミオ、若さあふれる柿澤ロミオ、三者三様のロミオが楽しめる予感に、早くも観客は胸をときめかせている様子でした。

なお、歌舞伎の公演中で今回のイベントには残念ながら参加できなかった尾上松也さんからはビデオコメントが寄せられたのですが、『ロミオ＆ジュリエット』の世界観とはかけ離れた着物姿の映像に場内が一瞬笑いに包まれる一幕もありました。

ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』東京公演は、9月3日～10月5日、東急シアターオーブにて上演。大阪公演は10月12日～27日、梅田芸術劇場メインホールにて上演されます。

☆Information

ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』
原作：ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎
振付:TETSUHARU(増田哲治)
出演:城田優　古川雄大　柿澤勇人 / フランク莉奈　清水くるみ / 尾上松也、平方元基 / 加藤和樹 / 東山光明、水田航生 / 岡田亮輔、加藤潤一　中島周、大貫勇輔、宮尾俊太郎　石川禅 / 安崎求 / 鈴木結加里 / 中山昇 / ひのあらた / 未来優希 / 涼風真世　ほか
【東京公演】
日程:9/3(火)～10/5(土)
場所:東急シアターオーブ
チケット料金：S席\13,000 / A席\9,000 / B席\4,000
【大阪公演】
日程:10/12(土)～10/27(日)
場所:梅田芸術劇場メインホール
チケット料金：S席\13,000 / A席\8,000 / B席\4,000
※お問い合わせ
・ホリプロチケットセンター　03-3490-4949　http://hpot.jp
・梅田芸術劇場　06-6377-3800　http://www.umegei.com/
※公式サイト
http://romeo-juliette.com/

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