ミュージカル『ヘタリア』ビジュアル撮影密着Part⑧【日本役/植田圭輔さん】インタビュー

  • 2016-11-9

大盛況だった前作から1年を待たずに…、ヘタミュことミュージカル『ヘタリア』が帰ってきます! 11月10日に東京公演が開幕するヘタミュ第2弾、ミュージカル『ヘタリア~The Great World~』ビジュアル撮影現場に密着! そして主要9カ国(9人)へのインタビュー&密着PhotoレポートのPart③は、日本役・植田圭輔さん!

「日本役の植田圭輔さん」

「日本役の植田圭輔さん」

植田さんは、1989年9月5日生まれ、大阪府出身。2006年、第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストに選ばれ、2007年に俳優デビュー。最近ではドラマ「弱虫ペダル」(真波山岳役)、舞台『K -Lost Small World- 』(主演・八田美咲 役)、舞台『インフェルノ』(主演・リッカ 役)、舞台「おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」(チョロ松役)などに出演しています。
ある意味「日本代表」の植田さんんに、舞台への意気込みを聞いてみました。

「あまりに麗しいので別角度からもどうぞ」

「あまりに麗しいので別角度からもどうぞ」

「超えたって感じていただかなきゃいけないので、頑張りどころですね」

――2作目の公演が決定した時のお気持ちは?

植田 よく「2作目が一番難しい」と言われますが、1作目が好評だった作品は、必然的に期待値も高くなると思うので、それを超えなきゃいけない使命があると思います。そして1作目は自分たちも手探りで作品を作っていったんですけど、今回は1回やったっていう経験もある分、逆に自分たちにプレッシャーもかかるし、超えたっていう評価をいただかなきゃいけないので、頑張りどころですね。

――ご自身の演じた日本については?

植田 唯一、日本人で日本を演じたので(笑)、勝手に日本代表という気持ちでやっていました。単純に演じられてうれしかったです。つつましやかな「THE 日本人」という性格(のキャラクター)は、演じるのが初めてだったんですが、ナチュラルにやれたのかなという印象です。
キャストが個性の強い人たちばっかりだったので、キャラクターに自分自身を上乗せていていたのが『ヘタリア』の魅力のひとつだったと思います。僕自身も自分自身に寄せて役作りできたかなと思います。ありがたいことに観た方から、「そのまんま」「日本らしい」とか言っていただきました。

――とても楽しいカンパニーだったようですね。

植田 すごくステキなカンパニーでした。気持ちのいい方々が揃っていて、こんな世界観なので、ゆるっとするのかなと思ったら、意外とそうではなかったんですよ。吉谷(光太郎・演出)さんの作品は動きのきっかけとか、ダンスと曲、芝居をかっちり決めてやるタイプなので、意外とみんなやることに追われて一生懸命やっていたからこそなのかなと思います。いい意味で役者個人個人と演出があってたのかな? トータルで見ても本当にいいカンパニーだったなと思います。

――作品も、いろんな感情がわき起こって、最後はとてもさわやかな気持ちになれました。

植田 すごくハートフルですよね。かっこいい! とか、キメ! とか、立ち回りとかがあるわけではないですけど、『ヘタリア』らしさというのが存分に出せた舞台だったんじゃないかと思います。

――植田さんのシーンといえば、肉じゃがですよね。

植田 日本のソロはみんなとテイストが違ったんで、ああいう曲があればあるほどより引き立つのかなというのもあるし、自分自身が楽しんでいたら観ているみなさん楽しんでもらえるんだなと思えたので、すごく楽しんで僕自身やってましたね。

――新作の舞台である大航海時代、日本は鎖国中です。

植田 じゃあひとりぼっちなのかな?

――ロシア、オランダ、中国とは仲良くやってたそうです。

植田 出た! 杉江と山沖!(笑)

山沖 なんですか?(撮影待機中にのぞきに来られました)

植田 なんでもない! なんでもない!(笑) 江戸時代なら、どういう格好してるんだろう? (イラスト集の和服の日本を指して)こういう格好もしてみたいですよね。

――それ期待してしまいます。

植田 やりたいなー! ちょっと相談してみよう! いつもそうなんですけど、僕は本番ギリギリまでオフってるタイプなんです。だから開演時間がせまって、衣装を着た瞬間「よし!」ってなれるので、そういう意味でも衣装は大事なアイテムです。お客さんに自分が日本だって思ってもらえるアイテムのひとつなので、「今回もお世話になります」って言いたいですね。

「衣装をとても大切にする植田さんの全身ショットをどうぞ」

「衣装をとても大切にする植田さんの全身ショットをどうぞ」

――新キャストの印象は?

植田 イベントでいろいろお話しできたので、一緒に楽しんでやれるんじゃないかなと思いました。誰も前回のカンパニーを追うつもりはないと思うので、今回のカンパニーにしかないものを一番大事にやれたらなと思います。

――最後に意気込みをお願いします。

植田 今回は公演数も増えて、大阪にも行けるということで、いろんな方に観ていただく機会が増えてすごくうれしいです。やるからには「ヘタリア」という作品も広めていきたいなと、広める力の一部になれてたらなと思います。気軽に、何も考えずに心から楽しんでいただけるような作品作りを、そして僕ら自信が楽しんでやれるような作品にしたいと思いますので、楽しみにしていてください!

――ありがとうございました!

「あまりに麗しいので、横顔もどうぞ」

「あまりに麗しいので、横顔もどうぞ」

公演は東京公演が11月10日からシアター1010にて、大阪公演が11月26日からにて森ノ宮ピロティホールにて。また原作コミックス「ヘタリア Axis Powers」も幻冬舎コミックスより好評発売中です。詳細は下記Informationより、公式サイトをチェックしてください。
~Part⑨ イタリア役/長江崚行さんに続く~

(C)日丸屋秀和・幻冬舎コミックス/ヘタリア製作委員会 (C)ミュージカル「ヘタリア」製作委員会

(取材・文/西岡由佳)

☆Information

ミュージカル『ヘタリア~The Great World~』
■日程・劇場
東京公演2016年11月10日(木)~20日(日) シアター1010
大阪公演2016年11月26日(土)~27日(日) 森ノ宮ピロティホール
■キャスト
イタリア:長江崚行、ドイツ:上田悠介、日本:植田圭輔、アメリカ:磯貝龍虎、イギリス:廣瀬大介、フランス:寿里、ロシア:山沖勇輝、中国:杉江大志、スペイン:山田ジェームス武 ほか
■スタッフ
演出:吉谷光太郎
脚本:なるせゆうせい
音楽:tak
振付:MAMORU
企画製作:フロンティアワークス
制作:ポリゴンマジック
主催:ミュージカル「ヘタリアGW」製作委員会
■チケット料金 全席共通 7,900円(税込) 一般発売中
■大千秋楽ライブ・ビューイング
2016年11月27日(日) 17:00開演
会場:全国各地の映画館
【プレオーダー(先行抽選)】2016年10月8日(土)12:00~10月23日(日)23:59
【一般発売 (先着順)】2016年11月5日(土)12:00~11月25日(金)12:00
http://liveviewing.jp/contents/hetalia/
《公式サイト》
http://musical-hetalia.com/
《公式Twitter》
@musical_hetalia
《原作コミックス》
http://www.gentosha-comics.net/hetalia/

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