2015-11-15

2016年1月に東京と大坂で上演される、おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』。しりあがり寿さんの漫画が原作で、2005年には宮藤官九郎さん初監督作品として映画化もされた人気作の舞台化。
このエンターテイメント舞台に出演するキャストと配役が、11月12日にアメスタ特別番組で、生放送で発表されました！

(前列左より)松本寛也さん、藤原祐規さん、唐橋充さん、伊藤修子さん、汐崎アイルさん(後列左から)田代哲哉さん、岡田あがささん、田上真里奈さん、三上俊さん、富田麻帆さん、西山丈也さん、松本祐一さん

まず気になる配役は、”リヤル(※リアル)”を求めてお伊勢参りの旅に出る弥次郎兵衛役を演じるのは、舞台『西遊記歌劇伝』你(ニィ)健一役で人気の唐橋充さん。
弥次さんの恋人でヤク中の喜多八役は、舞台『PERSONA』真田明彦役や、舞台『最遊記歌劇伝』猪八戒役の藤原祐規さん。

弥次さん役の唐橋充さん(右)と、喜多さん役の藤原祐規さん

空の守(ソラノカミ)役は、『特命戦隊ゴーバスターズ』陣マサト／ビートバスター役の松本寛也さん。
バーテンダー役には、舞台『銀河英雄伝説』シリーズで様々な役を演じた三上俊さん。
ほかにもミュージカル『テニスの王子様』金色小春役をはじめ声優としても活動する西山丈也さんや、舞台『裏切りは僕の名前を知っている』ルカ＝クロスゼリア役や『遙かなる時空の中で』シリーズ・天海役のほか、今夏の舞台『ダイヤのA The LIVE』滝川クリス優役での熱演も記憶に新しい汐崎アイルさんら、個性派の俳優陣が集結！
また、うその喜多さん役を演じる日替わりゲストに、平野良さん、藤田玲さん、水石亜飛夢さんが決まったことも発表され、さらに日替わりゲストはまだまだ追加されるとのことなので続報が待たれます。

生放送の後にはマスコミを招いての製作発表が行われ、キャストから熱い意気込みが語られました。

唐橋充さん「共演の皆さんはすごいスキルをお持ちの方々なので、心強いですね！」

唐橋充(弥次郎兵衛役)「顔の知った役者さんばかり＆尊敬できる方々に囲まれているので、とても安心しています。なんといっても演出の川尻恵太さんは私の憧れの演出家なので、ご一緒できることが今から楽しみでなりません。これから弥次さんの気持ちで初めて台本を読むのでまだ何とも分からない部分もありますが、ぜひ楽しみに劇場にお越しいただければと思います」

藤原「原作が大好きなので、この舞台に出られることが楽しみでしょうがないです」

藤原祐規(喜多八役)「喜多さんというキャラクターが”ホモ”で”ヤク中”ということで、その気持ちが分かるように、私生活からがんばっていきたいと思っています(一同爆笑)。このメンバーはみんな共演したことある人たちばかりで……あ、伊藤修子さんは今回初めて共演させていただくんですけど、本当に素敵な人ばかりなのできっと、この公演は楽しくなるという確信があります。弥次さん役の唐橋さんとは恋人関係ということもあるので”いい関係”が作れればと思っています。お話の中で弥次さん喜多さんは伊勢に行くわけですけれど、お客様にはぜひ初詣のつもりで劇場に来ていただければと思います」

汐崎アイル(うその弥次さん役)「嘘と夢は紙一重と言います。僕は喜多さんと皆さんに夢を見せたいと思います。なので覚悟しておいてください！　あと、芝居と喧嘩は紙一重だと言います。僕はこのキャストの皆さんとだったら河川敷で笑い合えるような殴り合いが出来ると思います。気持ちいい喧嘩にしたいと思います」(キャスト一同目が点／笑)

松本寛也(空の守役)「かまぼこ役……ではなくて、空の守(ソラノカミ）役の松本寛也です(笑)。とてもサイケデリックな中身の作品になっていると思います。原作を読んだ人はどんなふうになるか楽しみに待っていてもらえればいいなと思います。主演2人を巻き込んでいく”いいキャラクター”でいられればいいなと思っています」

三上俊(バーテンダー役)「共演者のお名前を見て、普通に観に行きたいと思っていた舞台に呼んでいただけたので、こんな幸せなことはないと思っています。僕の役は割とクレイジーな役どころだと思うのですが、役は狂っているけれど僕自身は真摯に役を作りあげていきたいと思っています」

田上真里奈(バーテンダーの妻役)「”キノコの女”を演じます。キノコは私の好きな食べ物5本の指に入るので、よく見ておりますのでその辺は問題ないかと思います(笑)。共演の皆さんに胸をお借りるつもりで切磋琢磨して演じていきたいと思います。稽古場でもガンガンと芝居をぶつけ合っていけるメンバーだと思うので今からすごく楽しみにしています」

岡田あがさ(あぶくの女／お雪役)「弥次さん喜多さんの旅をいい感じに邪魔して、しっちゃかめっちゃかにしていけたらと思っています。先ほどの生放送でもボケが全然かぶらないメンバーだったので、もう出来上がっているんだろうなと(笑)。楽しそうな座組みになりそうで楽しみです」

西山丈也(赤牛役)「僕はちょうど丑(＝牛)年ということでこの役に選ばれたんじゃないかと思います(笑)。全身が牛なので、果たして舞台では自分の顔が出るのかどうか分かりませんが、一生懸命やりたいと思います。寡黙な役とのことですけど、僕自身は口数の多い方なので、どう演じようか考えていきたいと思います。舞台オリジナルないいところを出していけたらと思っています！」

松本祐一(Gロッソマングリーン役)「今回、初めましての方もいらっしゃったのですが久しぶりの方もたくさんいて、アットホームな感じにホッとしています。この気持ちで『弥次さん喜多さん』の世界に入って、皆さんと楽しくお芝居を作っていけたらと思います」

田上哲也(添乗員役)「オリジナルキャラということで、一体どういうふうになるのか全く自分でも想像できません。今回、初めましての方が多いのですが、稽古場でいい化学反応が生まれたらなと思っています。フレッシュな気持ちで新年1発目の舞台を迎えられるように頑張ります！」

富田麻帆(ジャンヌ・ダルク役)「唐橋さんと藤原さんという大好きなおふたりが主演なので、この作品は絶対おもしろくなると思っています。ぜひ多くの方に劇場に足を運んでいただきたいです。どんなものが飛び出すか分からない世界観の舞台ですが、舞台オリジナルなものがいっぱいできるんじゃないかとワクワクしています」

伊藤修子(奪衣婆役)「少しでも原作のイメージに近づけるように、がんばっていきたいと思います。映画版では研ナオコさんがやられた役ということで、ちょっと引きずられてしまいそうですけど、そこは自分なりに演じられたらと思っています」

会見終了後、「実はさっきの生放送中に、(フリップで)はがし忘れていた部分が1ヶ所あって……」と神妙な表情のプロデューサー。
配役表のフリップを手にした唐橋さんが三上さんの部分に貼られていた紙をペラッとはがすと、そこには”HAPPY BIRTHDAY”の文字が！

サプライズ大成功！　ケーキ登場に、三上さんこの表情(笑)

サプライズに目が真ん丸になる三上さんを見て「大成功！」と大喜びのキャスト＆スタッフの皆さんと、ケーキのロウソクを勢いよく吹き消し照れ笑いの三上さん。
すでにカンパニーの結束はバッチリのようです☆

三上さんを囲んで「ハイ、チーズ♪」

おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』東京公演は、2916年1月10日から1月17日までシアターGロッソにて上演。
大阪公演は1月22日から1月24日までサンケイホールブリーゼにて上演されます。

詳細はInfomationから公式サイトをチェックしてください。

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☆Information

おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』
原作:しりあがり寿
原作漫画出版：「真夜中の弥次さん喜多さん」(マガジンハウス刊)
「弥次喜多inDEEP」(エンターブレイン刊)
演出: 川尻恵太(SUGARBOY)
脚本: 神楽澤小虎(MAG.net)
出演:唐橋充、藤原祐規、松本寛也、三上俊、田上真里奈、岡田あがさ、西山丈也、松本祐一、田代哲哉、富田麻帆、伊藤修子、汐崎アイル　ほか
日替わりゲスト:平野良、藤田玲、水石亜飛夢　ほか
(C)しりあがり寿　(C)しりあがり寿／2015おんすて弥次喜多
《オフィシャルサイト》
http://www.clie.asia/on_yajikita/