2015-10-22

舞台『俺たち賞金稼ぎ団』が12月4日より、東京・北千住のシアター1010にて開幕！

スーパー戦隊・仮面ライダーシリーズ出身者による卒業映画企画「TOEI HERO NEXT」の新プロジェクト「TOEI HERO NEXT ステージ」第1弾作品で、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の6人が「劇団バズーカ」の団員役として出演した2014年公開映画『俺たち賞金稼ぎ団』の後日譚、ならびに新生『劇団バズーカ』による新たな物語が描かれます。

スマートボーイズでは、先日行われたメインビジュアル撮影にて、新生『劇団バズーカ』6人へ直撃インタビュー！！ 6日連続で各キャストをご紹介。そのPART②は、新メンバー・水野智役の馬場良馬さんです。

水野智役の馬場良馬さん

【ふたを開けたら“水色”で、だったらキョウリュウシアンの役者さんを呼べばよかったんじゃないかって(笑)】

――まずは舞台出演が決まった時の感想を教えてください。

馬場良馬　事務所の社長から「東映から舞台のオファーが来ているらしいよ」と聞かされて、東映さんから声をかけていただいたというのが、素直に嬉しかったです。こうして「TOEI HERO NEXT ステージ」の第1弾として大成功して、第2弾、第3弾と作品が出来たらいいなと思います。試行錯誤しつつゼロから作っていく感じが楽しみですし、仲が良い共演者が多いので、一緒にお芝居が出来るのが幸せです。

――劇団バズーカの新メンバーということで、どんな役どころになるのか気になるところですが、言える範囲で構いませんので教えていただけませんでしょうか？

馬場　今の時点で僕が知っている情報は、理系の人間で、もともと製薬会社に勤めていたけど、会社を辞めて劇団バズーカに入って、興奮すると歌い始めてしまうという設定だそうです。

――ということは、劇中で歌うんですね。

馬場　お芝居を始めてから、ずっと「歌が苦手だ」と言ってきているのに、しかも今回はミュージカルでないのに、僕だけ歌わないといけない雰囲気なので、どうしてなんだろうかと、東映さんに小一時間問い詰めたいです。ウソです(笑）。

――劇団員の着るジャージの色について、基本的には演じた戦隊のカラーになぞられています。キョウリュウブルー役の金城大和さんと色が被っていることもあって、何色になるんだろうと気にあるファンも多かったかと思いますが、馬場さんのジャージは水色なんですね。

馬場　僕も気にはなっていましたが、ふたを開けたら“水色”で。これだったらキョウリュウシアンの役者さんを呼べばよかったんじゃないかって(笑)。どうせなら青が良かったなぁ。金城さんに替えてもらおうかなぁ(笑)。それに丈がメチャメチャ短くて、完全にいじめられていますね…。でも着心地は動きやすくて良いですし、水色は目に優しいですからね。“癒し系”目指して頑張ります。

――“癒しの歌”を歌ってくれるのを楽しみにしています(笑)。

馬場　やベー、もう完全に耳汚しだわー！

本人は苦手とのことですが、馬場さんの熱唱に注目です！

――ゴーバスターズではお兄ちゃんキャラでしたが、今回は金城さんと丸山さんといった同世代が2人いますね。

馬場　心強いですね。「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ」で共演させていただいた時も“オジサントリオ”ということで、3人のシーンがありましたが、その時も「同年代っていいなぁ」っていう、心のよりどころを見つけたので、今回は思う存分頼りたいです。

――劇団バズーカ的には2人が先輩ですね。

馬場　はい。実際に年齢も1歳上なので、もう完全に後輩として先輩に頼って、こき使ってやろうとか思っています。ウソですよ(笑)。リスペクトしますよ！

――今回の舞台で、ゴーバスターズからは馬場さんだけなので、淋しさというのもあるのでは？

馬場　もちろん淋しくないと言ったらウソになりますが、卒業してから3年経ちますし、それ以上に“スーパー戦隊”でひと括りというみんなの共通認識があるので、そういう意味では、スーパー戦隊のみんなが集まって一緒に舞台をするのは心強いし、あまり心配にはなりませんね。

――映画に引き続き、劇団バズーカの自主公演を実現すべく賞金を稼ぐ物語になりますが、もし馬場さんが自主公演できるとしたらどんなことをやってみたいですか？

馬場　えー、監督・脚本・主演が僕で、僕以外はみんな女性キャストで、ひたすら主人公を取り合うという恋愛ファンタジースペクタクルな物語をやりたいです。もうこの辺がオッサンなんだよなぁ(笑)。さっき、森高愛ちゃんが17歳の女子高生だと聞いて、丸山さんと二人で「おれたちもうオジサンだよね」って話していました。稽古場ではこういった下ネタを控えて、愛ちゃんと仲良くしたいです。

――では最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

馬場　今回、東京のみの公演というのが残念ですけど、濃い役者で、面白い企画で、面白いスタッフさんで、絶対面白いものになるなと思うし、面白いものにするために一生懸命稽古をするので、本当に本当に心から楽しみにしていただきたいですし、その楽しみにしていた期待をもっと裏切るような面白いコメディにできたら最高だと思います。