2015-10-26

舞台『俺たち賞金稼ぎ団』が12月4日より、東京・北千住のシアター1010にて開幕！

スーパー戦隊・仮面ライダーシリーズ出身者による卒業映画企画「TOEI HERO NEXT」の新プロジェクト「TOEI HERO NEXT ステージ」第1弾作品で、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の6人が「劇団バズーカ」の団員役として出演した2014年公開映画『俺たち賞金稼ぎ団』の後日譚、ならびに新生『劇団バズーカ』による新たな物語が描かれます。

スマートボーイズでは、先日行われたメインビジュアル撮影にて、新生『劇団バズーカ』6人へ直撃インタビュー！！ 6日連続で各キャストをご紹介。そのラスト、PART⑥は劇団バズーカの主宰・金原寿朗役の丸山敦史さんです。

金原寿朗役の丸山敦史さん

【心から「続編が見たい」「もう一回やってくださいよ」という声が聞けるように頑張ります】

――舞台化が決まった時の感想は？

丸山敦史　「マジで！？」と驚きからの「よっしゃ！」って感じで、ただただ嬉しかったですね。そして、また金原を演じさせていただけることに、ただただ感謝です。今度は舞台ということで、もともと劇団の話だし、どんな風になるんだろうとワクワクが溢れております。大和が出ることは知っていたので、あとは誰が出るのかなと思っていたら、前作に引き続き、黒田役の秀ちゃん(斉藤秀翼)、「里見八犬伝」で共演した(馬場)良馬くん、初めましての清水(一希)くん、VS映画で一緒だった森高(愛)さん。森高さんには、舞台挨拶で「ハーイ」の挨拶をパクってお世話になりました(笑)。

――あの「ハーイ」は強烈で、ファンの皆さんも覚えていると思います(笑)。

丸山　それとキャスト第2弾が発表になって、「最遊記歌劇伝」で共演した唐橋(充)さんの名前があって、時間とか関係なく即電話しましたよ。そしたら唐橋さん、寝起きかなんかでテンション低かったです(笑)。

――丸山さんと唐橋さんの共演は、ファンはとても楽しみだと思います。ジャージを着てみて着心地どうですか？

丸山　よーく見たら、金色？　かどうか定かではありませんが、きっとトークショーのネタ用に作ったんだと。「金色じゃないね」ってね（笑）。映画では一人だけジャージじゃなかったし、形が違っていたんですが、今回は特別感もなく、金色感もなく、さぁ果たしてどうなるか。この黄土色をどうゴールドに見せるか、そこに全ての力を注ぎたいと思っています(笑)。

――キャラ設定は映画の時と変わらないんですか？

丸山　基本は変わらないと思います。携帯の動画をちらつかせて鮎ちゃん(今野鮎莉さん)が演じた桜川の弱みを握っていた映画の時と同様、今回も森高さん演じる新メンバーにも同じ事をしそうですしね。でも、映画の時よりも、パワーアップした金原にしていきたいと思います。

金原といえば“タオル”と“拡声器”！

――森高さんは、今野さんよりも1歳若いんですよね。

丸山　さっき、良馬くんと「ひとまわり以上違うんだよね」と話していました。ホントにどうしましょう。オジサンって言われないようにしないと。

――そこは舞台「カレーライフ」で共演する長濱慎さんや大口兼悟さん(※長濱さん、大口さんともに「トッキュウジャー」で森高さんと共演)にいろいろ聞いてみては？

丸山　2人から「オジサンって言ったら傷つくよ」って森高さんに言ってもらおうと思います(笑)。でも、2人に森高さんのことを聞いてみたら、すごくいい子なので、これから稽古が楽しみですね。

――馬場さんが入ることによって、同年代が1人増えましたが。心強いですか？

丸山　はい。これで世代的には「3vs3」で、年の力関係では均衡ですよ。これがどういう味を出していくかですが、良馬くんは見た目が若いですからね。良馬くんとは、さっきそのことも話していて「良馬くんって、見た目が若すぎるんだよ」って。見た目は、全然”昭和のニオイ”がしないです。今時のナウい感じで。

――ナウいって言っている時点で昭和ですね(笑)。

丸山　決して背伸びをしようとは全く思っていませんので(笑)。

――舞台ではキョウリュウメンバーの竜星さん、塩野さん、今野さんは出演されませんが、日替わりアフタートークゲストで登場しますね。

丸山　6人全員揃う日はありませんが、みんながそれぞれ成長した状態で、いつかまた6人で勢揃いできたらまた面白いですね。

――映画に引き続き、劇団バズーカの自主公演を実現すべく賞金を稼ぐ物語になりますが、もし丸山さんが自主公演できるとしたらどんなことをやってみたいですか？

丸山　それこそ、幕末時代の物語が一番やってみたいですね。

――主演は丸山さんですか？

丸山　それはわからないです。自主公演ということは、僕がプロデュースすることですよね。出たい気持ちもありますが、まずは舞台をどう作るかが重要ですから。

――誰かキャスティングしたい人はいますか？

丸山　誰だろうなぁ…。でも大和は出してみたいですね。また違った立場でやるということは、今までにない新たな意見が出てくるだろうし。あとは唐橋さんにも出演してもらいたいです。キーパーソンとして大事なところで出て欲しいです。ワンシーンでも印象に残る俳優ですから、あのお方は。そこから唐橋さんの演技の作り方を学んで、自分の力になればと思っています。

――では最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

丸山　まだ稽古に入っていないので、どういう風になっていくのかわかりませんが、皆さん戦隊出身者が集まって、舞台の経験が豊富な方もたくさんいらっしゃいます。すごい良い作品として残せるんじゃないかと思っているので、自分も負けないようにしないといけないし、みんなと高めあっていい舞台に仕上げたいので、お世辞じゃなく心から「続編が見たい」「もう一回やってくださいよ」っていう声が聞けるように僕たちも頑張ります！