2019-4-11

TVアニメ＆劇場版も大人気の王室コメディ、待望の舞台化第2弾！　『王室教師ハイネ -THE MUSICAL Ⅱ-』が、2019年4月11日(木)に東京ドームシティホールにて開幕を迎えました。
初日公演を前に行われた囲み取材では、メインキャストの植田圭輔さん、安里勇哉さん、安達勇人さん、廣瀬大介さん、蒼井翔太さん、橋本祥平さん、阪本奨悟さんが登場。その意気込みコメントとともに、ゲネプロでの舞台写真をお届けいたします。

「王室教師ハイネ」（原作：赤井ヒガサ月刊「Gファンタジー」にて人気連載中）とは、王子を教育する専属家庭教師＝王室教師としてグランツライヒ王国に招かれたハイネ・ヴィトゲンシュタインが、美形だが曲者揃いの4王子を立派な次期国王候補に育て上げるべく奮闘する王室コメディ。
2017年春にTVアニメ化、同年秋に舞台化されると、アニメ・舞台ともに、メインキャラクター陣を同キャストが務めることでも大きな話題に！　そのキャストには、4王子の王室教師であるハイネ役の植田圭輔さんをはじめ、第二王子・カイ役に安里勇哉さん、第三王子・ブルーノ役に安達勇人さん、第四王子・レオンハルト役に廣瀬大介さん、第五王子・リヒト役に蒼井翔太さんと、今をときめく豪華俳優陣が揃いました。

また今年2月には、TVアニメ後の彼らの姿をオリジナルストーリーとして描いた劇場版「王室教師ハイネ」も公開に。そして舞台化第2弾となる今作は、劇場版「王室教師ハイネ」に続く物語となっており、劇場版オリジナルキャラクターとして登場したロマーノ王国の双子王子が舞台にも初登場！　劇場版での声の出演に引き続き、双子の兄・イヴァン役は橋本祥平さん、弟・ユージン役はTVアニメ＆劇場版にてオープニング主題歌の歌唱も担当していた阪本奨悟さんが務めます。

ほかキャストには、ローゼンベルク役の君沢ユウキさん、ヴィクトール役の藤重政孝さん、マクシミリアン役の星達磨さん、ルートヴィヒ役の宇田川宰さん、ロマーノ国王役の青木鉄仁さんが出演するほか、今作からのオリジナルキャラクターとして、グランツライヒ王国の元王室教師であり、現在はロマーノ王国の王室教師を務めるヴェンヴィン役に水谷あつしさん、ヴェンヴィンの助手であるチタデッタ役に上杉輝さんが新たに登場。アンサンブルキャストを含め、全32名のキャスト陣が前作以上にロイヤルな世界観を描き出します。

【ゲネプロステージショット】

グランツライヒ王国の王室教師、ハイネ・ヴィトゲンシュタイン(植田圭輔さん)

ロマーノ王国の双子王子、イヴァン(左・橋本祥平さん)とユージン(右・阪本奨悟さん)

両国の合同授業の教師として、ヴェンヴィン(右・水谷あつしさん)と助手のチタデッタ(左・上杉輝さん)が訪れる

女の子好きな第五王子・リヒト(蒼井翔太さん)、口下手な第二王子・カイ(右・安里勇哉さん)

教師嫌いの第四王子・レオンハルト(右・廣瀬大介さん)は、友人となったイヴァンと対決する中で……

頭脳明晰な第三王子・ブルーノ(左・安達勇人さん)は、ローゼンベルク(右・君沢ユウキさん)の言葉にある決断をする

合同授業をきっかけに、王子たちの絆、そして国同士の関係にも不穏な空気が！？
前作以上にロイヤルさを増した、美しい世界観もお楽しみに！

ゲネプロ直前に行われた囲み取材では、主演・ハイネ役の植田圭輔さんとともに、個性豊かな王子たちを演じる安里勇哉さん、安達勇人さん、廣瀬大介さん、蒼井翔太さん、橋本祥平さん、阪本奨悟さんの7名が登場。

(左から)リヒト役の蒼井翔太さん、レオンハルト役の廣瀬大介さん、カイ役の安里勇哉さん、ハイネ役の植田圭輔さん、ブルーノ役の安達勇人さん、イヴァン役の橋本祥平さん、ユージン役の阪本奨悟さん

それぞれ演じる役の見どころを聞かれると、まずはユージン役の阪本さんから「ユージンは普段は口数が少なめですが、不意の一言になかなかのトゲがあったり。でも中身は優しく、とても兄弟想い、仲間想い。今作ではそういった面を強く描いていただきました」とコメント。
イヴァン役の橋本さんも、「イヴァンは真面目で、父上の言うことが絶対だと思って育っている。そこが “ジャックナイフ”とも呼ばれ、レオンハルトともよく衝突してしまう所以なのかなと思いますが、彼らや兄弟の絆を見てほしいと思います」と、劇場版にて友人関係となった両国の王子たちと、兄弟たちの関係を挙げます。

続いてリヒト役の蒼井さんは、リヒトはムードメーカー的なキャラクターと話しつつ、「今作はリヒトが苦手なことにもチャレンジしていく、というストーリーでもありますので、ぜひ注目していただけたら。それと同時に、このロングヘアーの髪さばきも皆さんに見ていただきたいです！(笑)」と、サラサラのロングヘアーを手に笑顔でアピール。
そしてレオンハルト役の廣瀬さんは、「今回、思っていた以上にアクションがあるので！　……ちょっとだけ、頑張りました」とはにかむも、安里さんから「いっぱい頑張ったでしょ？」と聞かれると、素直に「いっぱい頑張りました(笑)」と答えます。

そしてブルーノ役の安達さんは、「今回のブルーノには孤独を感じる場面があったりと、夢に向かっていく中で色んなものを抱えています。ある決断によって気付かされる友情など、色んなメッセージをお客様に届けることができたら」と意気込みを交えてコメント。
弟たちの言葉に、カイ役の安里さんは「カイを含め、兄弟それぞれが成長しています。カイは前作では全然喋れませんでしたが、今回も口数は少ないながら、もう少し喋っているかと。そして喋っていないところでも、カイの良いところがでていると思います」と、前作からの成長ぶりを挙げてくれました。

そんな王子たちを指導してきたハイネ役の植田さんは、「前作では、ハイネを通してそれぞれが一歩を踏み出したところで、ひとつのものを乗り越える姿が描かれましたが、今回は王子たちもあの頃より成長しておりまして、ハイネを通してというより、王子が自分たちで考えて、何かを信頼して乗り越えていくという物語になっております。そこを私は、一歩引いた立場で見守っていますので、その視線や背中の押し方など、より教師らしく大人っぽい姿を見ていただけたら」と、教師として見せる新たな姿を語りました。

この取材中には、茨城県出身の安達さんから無意識のうちに茨城なまりが飛び出し、植田さんが「急になまりが！(笑)」と笑ってしまう一幕も。そんな植田さんは、“このキャストの中で、教育的指導が必要な人は？”と聞かれると「安達勇人さんですかね(笑)」と即答。安達さんが「ウソ！？　今回そんなことあった？」と慌てる中、「場を和ませてくれるムードメーカーなんですけど、『そんな噛み方する！？』っていうところでやってくれる(笑)。教育的指導ですね！」と理由も答えると、安里さんらもウンウンと頷いてみせます。

そんなキャストたちに、“この中から、自分の家庭教師にするなら誰？”という質問が飛ぶと、橋本さん＆阪本さんは揃って「今回の稽古でも助けてくれた」という植田さんを指名。また蒼井さんが「今回、足湯に親指を突っ込むぐらいですが僕もアクションに挑戦しているので！」という理由でアクションの先生として廣瀬さんを挙げると、安里さん＆蒼井さんの2人を教師に選んだ廣瀬さんは「お芝居のことは、結構しょーたん(蒼井さん)に相談しているので。安里さんは、今回からみんなと時の流れが揃い始めて(笑)。自分のシーンじゃない場面も見てくれたりして、頼りになる存在です」と理由を語ります。

続く安達さんが「全員から学ぶことがあるので選べない！」と答える一方で、安里さんは「あだっちゃん(安達さん)の、天性の場を和ませる空気感を習いたい！　茨城なまり一発で、その場が笑いに包まれますからね(笑)」と安達さんを指名。さらに安里さんは“茨城なまりを披露して！”と安達さんにムチャ振りして場内を笑わせてくれます。そして最後に植田さんは、「唯一無二な、自分の生き方を全うしている」という理由で蒼井さんを教師に選んでいました。

笑いに溢れた取材のまとめには、植田さんが「こんなに大きな劇場でやらせていただけるようになり、応援していただいている皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。劇場版でもそうでしたが、その想いをこのミュージカルを通して、今回は生でお届けしたいです」とコメント。さらに「このお話はすごくロイヤルで、見目麗しい男性たちが登場する世界観ではありますが、一番大事なことは、それぞれのお芝居での勝負や、キャラクターの熱気。僕はとにかく、2.5次元界の金八先生になってやろうという気持ちでやっています！」と意気込みつつ、自ら「これ、きっと見出しになりますね(笑)」と笑顔をみせてくれました。

『王室教師ハイネ -THE MUSICAL Ⅱ-』は東京公演が2019年4月11日(木) ～14日(日)まで東京ドームシティホールにて、続いて兵庫公演が2019年4月27日(土) ～28日(日)まで神戸国際会館こくさいホールにて上演です。
4月28日(日)の大千秋楽公演では、全国の映画館でのライブビューイングも開催決定！　各チケット情報などの詳細は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

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