2019-3-25

大衆演劇をモチーフとした新感覚のエンターテイメントボーイズグループ「TOKYO流星群」の結成7周年を記念した「TOKYO流星群 7周年記念公演「TOKYO流星群周年祭～7周年記念公演～」が3月24日、東京・新宿の代アニLiveステーションにて開催されました。

2012年に結成したTOKYO流星群は、デビュー以降毎月1回、ライブハウスでの定期公演を欠かさず開催。地道な努力が実を結び、着実にファン層を広げ、現在の定期公演では、会場キャパ数の数倍もの申し込みがあるほどの人気を博しています。

メンバーは、舞台「黒子のバスケ」火神大我役、TVアニメ＆ミュージカル「王室教師ハイネ」カイ役で人気を集める安里勇哉さんをはじめ、リーダーに「家庭教師ヒットマンREBORN!」the STAGE　笹川了平役などで注目を集める上杉輝さん、tvk「猫のひたいほどワイド」レポーターとして活躍中でミュージカル「封神演義－目覚めの刻－」などに出演する青木一馬さん、小劇場で多数の舞台に出演し、ユニットでは妖艶な女形を務める騎田悠暉さんの4人。

スマートボーイズでは、記念すべき7周年公演の第一部の模様をお届けします。

上杉輝さん

安里勇哉さん

青木一馬さん

騎田悠暉さん

公演前半は舞踊ショー。TOKYO流星群の公演は、舞踊ショーとオリジナル曲のステージで構成されており、舞踊ショーは、役者一人または複数人が、大衆演劇独特の目元と鼻筋を強調した化粧と和装で、演歌や流行の歌謡曲に合わせた踊りを披露します。

1曲目の「我無想」から会場のボルテージはフルスロットル。和をコンセプトにしているだけあって、扇子を使った舞いや上杉さんと青木さんによる殺陣シーンなど、彼らだから成しえる珠玉のパフォーマンスを披露。また、女形で登場した騎田さんが安里さんとともに踊るシーンでは、超満員のファンのため息が聞こえてしまうほど、2人の舞いに酔いしれていました。

超満員に膨れ上がった会場で、4人が熱唱！

安里さんと騎田さんによる妖艶な舞い

上杉さんと青木さんによる殺陣は圧巻の一言！

後半のオリジナル曲によるステージでは、「バンザイソウル」「ワッショイスター」「華吹雪」など、TOKYO流星群を代表する曲を熱唱。

終盤では、メンバーから7周年を迎えてのメッセージが送られます。

青木　こうしてたくさんの方に応援されて、7周年というところまでやってきました。始めた時は、どこまで続くんだと思いながら、正直不安もありつつやってきました。改めて皆さんの前に立って、たくさんの声援を聞くことによって「あぁ、やってきてよかったな」って改めて思いました。ありがとうございました。

騎田　なんとか7周年を迎えることが出来ました。毎月のショーも皆さんに会える一回一回の瞬間を大切にして、この一年間もまたより良いものにしたいと思っております。7周年目もよろしくお願いします。

安里　結成した時は、まさかこんなに続くとは思いませんでした。最大8人いた時期もあって、今は4人で活動していますが、改めてこんなたくさんの人たちの前で「TOKYO流星群」として出ていることをすごく嬉しく思っています。これから8周年、9周年、10周年と続いて、20周年目には僕一人になっているかもしれません。「7周年公演の時では4人いたんです」って(笑)。でも、出来る限り一生懸命このメンバーと続けていければと思いますので、皆様と一緒にTOKYO流星群を盛り上げていきたいです。

最後にリーダーの上杉さんが話す場面でしたが、3人のメッセージに感動したのか、目頭を抑え感極まり涙を流します。それでも気丈にも「今日ここに立てるまで、決して平坦な道ではありませんでした」とコメント。そんなリーダーの姿に3人も感極まると思いきや、「一昨年の周年祭は泣いたけど、昨年の周年祭は泣かなかったよね」と上杉さんをイジっていました。
ラストナンバー「祭の神」を披露した後、定期公演の恒例でもある、メンバーの名前によるコールアンドレスポンスをして、7周年記念公演は大盛況のうち終了しました。