2018-7-16

Vシネマ「炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX」の完成披露上映会が7月15日、東京・虎ノ門のニッショーホールにて行われ、古原靖久さん、片岡信和さん、逢沢りなさん、碓井将大さん、海老澤健次さん、徳山秀典さん、杉本有美さんのゴーオンジャー7人に加え、害水大臣ケガレシア役の及川奈央さんの計8人が登壇しました。

(左より)及川奈央さん、杉本有美さん、碓井将大さん、片岡信和さん、古原靖久さん、逢沢りなさん、海老澤健次さん、徳山秀典さん

「炎神戦隊ゴーオンジャー」は、2008年2月から2009年2月まで、全国テレビ朝日系で放送されたスーパー戦隊シリーズ第32弾で、公害をまき散らす「蛮機族ガイアーク」から人間たちの世界“ヒューマンワールド”を守るべく、意思を持った乗り物型の機械生命体「炎神（エンジン）」と共に戦う7人の若者たちの姿を追った物語。
今作では、ゴーオンジャーがガイアークとの激闘を制してから10年後の世界が描かれおり、国家の政策によって、正義の味方から一転、悪のテロリストとして世間から恐れられる存在になってしまったゴーオンジャーが、新たな敵と闘います。

10年ぶりに劇中の衣装で登場した8人が現れると、大歓声が会場を包み込みます。

開口一番「みんな、ただいま！」とファンに帰還を報告した古原さんは、「みんなの“やりたい意思”というのはありましたし、2016～17年ごろからソワソワし始めて(笑)。あとは皆さんの声のおかげで今回成り立つことが出来ました。本当にありがとうございます！」と、今回の企画の経緯について説明。

ゴーオンレッド／江角走輔役の古原靖久さん

ゴーオンブルー／香坂連役の片岡信和さん

ゴーオンイエロー／楼山早輝役の逢沢りなさん

ゴーオンジャー撮影当時の徳山さんと、現在の逢沢さん＆碓井さんの年齢が同じ26歳。逢沢さんが「あの頃のアニ(徳山さん)を大人に感じました」と当時の感想を語ると、「(26歳になっても)全然(まだ、子供)だろ？」と徳山さんが諭すように答えて会場は大爆笑。

ゴーオングリーン／城範人役の碓井将大さん

ゴーオンブラック／石原軍平役の海老澤健次さん

今作の見どころの一つが、及川さん演じるケガレシアの、ゴーオンイエローへの変身。その変身ポーズについて、片岡さんは「上品ですね。変身ポーズを練習するとき、初めての方って緊張するはずですが、及川さんは落ち着いていて、ずっとニコニコしていました」と好評価。一方で古原さんは「良かったことは良かったですが、掛け声のところの『ゴーオン！』の後の『でおじゃる！』は余計！」と辛口評価。片岡さんらは「奈央さんの変身、良かったですよ」とフォローしますが、「実は10年越しで『メットオン！だぜ！！』って言いたかった……」と、古原さんは10年前からずっと走輔の口ぐせの「だぜ！」をつけたオリジナルの名乗りをしたかったことを告白し、悔しさをにじませていました。

ゴーオンゴールド／須塔大翔役の徳山秀典さん

ゴーオンシルバー／須塔美羽役の杉本有美さん

害水大臣ケガレシア役の及川奈央さん

また、スーパー戦隊シリーズはゴーオンジャーまでがフィルム撮影だったことに触れ、オールアフレコがなくなったことが寂しいと語った古原さんは、「フィルム撮影の時は現場に音声さんがいなかったので、今回の撮影でこのジャケットはすごくシャカシャカすることが判明しました」と新たな発見を報告。
杉本さんが「また新しいゴーオンジャーだなと意識しながら撮影しました」と感想を語ると、碓井さんが「新しいアフレコルームが出来たんですよ。前のアフレコルームは、防音の前にあるカーテンの裏に幽霊がいるって言われていました」とアフレコルームの話をしますが、片岡さんから「僕たち別日でそこのアフレコルームでアフレコやっていたから」と忠告され、初耳情報を聞かされた碓井さんは「嘘でしょ！？」と素で驚いた表情に。

最初から最後まで笑顔の絶えない、ファンも登壇者も思う存分楽しんだ舞台挨拶でした

これまでゴーオンジャーの舞台挨拶やイベントなどでも、数々のパフォーマンスや爆笑トークを披露していた海老澤さんは、冒頭のあいさつで「スマイル満開！」と逢沢さんの名乗りセリフを引用したり、他の登壇者が話している間に茶々を入れたりとこの日も絶好調！中でもひときわ笑いが起きたのが、海老澤さん一人による「オープニングシーンの完全再現」。忠実に再現すると思いきや、碓井さんがヘルメットを脱ぐ場面で『どんな仕草だったか忘れちゃった！』的な動きをしたり、随所で変顔をしたりするなどおふざけなマネも混在していて、会場のファンだけでなく他の7人も大爆笑。この日一番の歓声が上がっていました。

ゴーオンジャー名物(？)の海老澤さんによる「一人オープニングシーン再現」。会場のファンだけでなくキャスト面々も横で大爆笑

一人オープニング披露後に汗が止まらず、徳山さんに汗を拭いてもらう海老澤さん

最後に古原さんが「本当に今日は来てくれて本当にありがとうございます。『10 YEARS GRANDPRIX』でこうやって出来たのも、皆様の応援のおかげでございます。みんながこうやって応援してくれなかったら、俺たちはここにいない。本当にみんなが応援してくれたから、そして俺たちがゴーオンジャーとしてまた帰っていきたいという想いをみんながさせてくれたから、今俺たちはここにいます。本当にありがとう！これからもどうか俺たちを見守ってください。応援してください！」と熱い挨拶をして、舞台挨拶は終了しました。

ファンの声援に応える面々。片岡さんが碓井さんをおんぶしているのは、第18話での名シーンを再現！？

Vシネマ「炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX」は9月26日にBlu-ray＆DVDがリリース。また、7月21日より渋谷TOEI、109シネマズ名古屋、T・ジョイ京都、梅田ブルク7の全国4劇場で期間限定のプロモーション上映が決定。さらに7月21日、7月23日、8月1日には渋谷TOEIにて、キャスト登壇イベントが開催されます。最新情報は、Informationから公式サイトをチェックしてください。

■海老澤健次出演動画はアプリで好評配信中↓■