《POWER PUSH》『FROGS』再演インタビュー⑥小関裕太&平埜生成

  • 2013-7-6

新生『FROGS』池袋公演が大成功! 7月の渋谷公演に向けて動き出した、カケル役の小関裕太(こせき ゆうた)さん&フクロウ役の平埜生成(ひらの きなり)さんに、意気込みインタビュー!
演出の岸谷五朗さんとの絆や、先輩たちからのアドバイス、そしてキャスト同士の思いなど、新たな伝説の誕生を目指す“カエルども”に、6日連続で直撃します☆最終回は…

フクロウ役の平埜生成さん

「『FROGS』は言葉の壁を越えるエンターテイメント作品!」

――話を7月の渋谷公演に戻しますね。”イレカエル”では、小関さんはどうやってフクロウの役作りをしようと考えていますか?

小関 ん~、まだ分かんないです。

――フクロウ役の平埜さんに相談してみたら?

小関 いや、いいです! ”別の物”が入って来ちゃうから(笑)。

平埜 見てる部分が違うから、どうなるのかなっていうのはお互い楽しみだよね。俺はフクロウとして演じていて「カケルはこういう人物像だろうな」「いろんな過去があって大変だったんだろうなぁ」って、いろいろ想像するじゃない? でも、いざ再演でカケルになったら、すごい悩むと思うんだよね。
でもそれも含めて「なんか楽しそうだな」ってワクワクしてる。13公演っていうこれだけ期間が短い間に2つの役をやったり、ひとつの役に対してもいっぱい考えるなんて、これはいいチャンスだなって思っています。

小関 僕はカケルを演じる時は、「こういう言い方しよう」とかパパパパッていろいろ出て来る人なんですけど、フクロウに関しては全く出てこなくて……。でも、これから稽古が始まって実際に動いてみたら、新しい発見が見えて来ると思います。

平埜 フクロウをやっている時に、僕は岸谷さんから「もっと低い声使って」みたいなことを言われてたんだけど、裕太がフクロウを演じる時は”高い声のフクロウ”になるのかなとか、今から楽しみ(笑)。

小関 歌も楽しみだよね。きな兄が歌って、そこに僕が声を重ねて行くとどうなるのかなぁ~って。

平埜 今は不安より楽しみなことが多いね。執行者の役も、今までは長身の2人だったからパッと見て”大人のカエル”に見えていたけど、それが(松岡)広大と(溝口)琢矢になったら、低い身長でどう大人に見せるかみたいな課題もあるし……。みんなそれぞれ課題があって、どうクリアして行くのかすごい楽しみです。

――平埜さんの第一の課題は、冒頭シーンの水の撒き方ですかね?

平埜 そうですね。舞台上をビショビショにして、みんなを滑らしてやる!(笑)

小関 それはやめて~(笑)。

――AiiA Theater Tokyoは、池袋の5倍の大きな会場(830席)ですから、「そんなんじゃダメだ! もっとバシャってやらないと!」って言われるかも(笑)。

平埜 雨もシトシトじゃなくてガンガンに降ってて、ステージ上が土砂降りになってるかもしれないですね(笑)。

――では最後に、7月の『FROGS』再演を楽しみにしているファンのみなさんに向けて、メッセージをお願いします!

平埜 劇場が大きくなった分、今まで伝わっていたものが伝わらなくならないように、僕たちのパワーも更に加えなきゃいけないと思っています。5月とは同じ作品ではありますが、1回観たお客様にも何度も楽しんでもらえるように、そして初めて観る方にはカエルの世界にドップリと浸っていただけるように、僕たち全力を注いで皆さんを巻き込んで行けるように頑張ります!

小関 先輩たちによって今まで積み上げられてきた作品というのもあるんですけど、いろんな方が見て自分自身の青春時代と重ねる部分が多い作品なんだろうなって思うんですよね。僕自身、この作品と出会って本当に良かったと思っていますし、もっと多くの方に観ていただきたいんです。
あのー、親戚の家にホームステイに来た方が5月の公演を観てくれて、日本語が全然しゃべれない子なのに「Very Good!」ってすごく喜んでくれたんです。『FROGS』は、セリフが分からなくても、ダンスや動きで十分伝えられるパワーを持った作品だなと改めて思いましたし、海外の方々にもぜひ観ていただきたいなって思いました。
あと、ダンスが好きな男性や子供たちにも楽しめると思うので、幅広い方たちに観ていただきたいですね。

――女性ファンだけじゃなく、男性も子供も、そして海外の人にも観て欲しい! 素晴らしいですね!

平埜 再演では”親子ペアチケット”のご用意があるので、家族そろってぜひ来てください!

【小関裕太 プロフィール】
1995年6月8日生まれ、東京都出身。06年~08年、NHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』に「てれび戦士」として出演。ドラマ『ダンドリ。~Dance☆Drill~』(06年)、映画『親指さがし』(06年)などに出演。舞台では、11年『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』に、菊丸英二役として出演。

【平埜生成 プロフィール】
1993年2月17日生まれ、東京都出身。劇団プレステージに所属。主な作品に『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』(神尾アキラ役)、舞台『ロミオ&ジュリエット』(11年)、『JEWELERY HOTEL』(12年)、『SAMURAI挽歌 II』(12年)。

【ストーリー】
ダンスが得意な都会育ちの少年カケルは、いとこのテルに誘われて、山奥にある田舎にやって来た。ある日、カケルとテルは”おかえり神社”と呼ばれる場所に迷い込み、カエル達の住む世界に迷い込んでしまった。人間界に戻るため、偶然出会った若者ガエル達と共に人間に戻る方法を探していく…。

【取材】
スタイリスト:ヤマモトヒロコ
ヘアメイク:菅野綾香(ENISHI)
インタビュー:近藤明子
撮影・構成:スマートボーイズ編集部

☆Information

舞台『FROGS』再演
日程:7/18(木)~7/27(土) ※全13公演(本公演11公演+Special公演2公演)
会場:@AiiA Theater Tokyo(アイア シアター トーキョー)
演出:岸谷五朗
脚本:喜安浩平
主題歌制作:新藤晴一(ポルノグラフィティ)
出演:小関裕太 / 平埜生成 / 溝口琢矢 / 松岡広大
太田将熙 / 山下銀次 / 三本健介 / 小池 成
Special公演 先輩FROGS:青柳塁斗 / 風間由次郎
【スケジュール】
7/18(木)18:30☆
7/19(金)14:00☆
7/20(土)12:30/17:00
7/21(日)12:30
7/22(月)※休演日
7/23(火)14:00◎/18:30★
7/24(水)14:00☆
7/25(木)14:00★/18:30★
7/26(金)14:00☆
7/27(土)12:30◎/17:00
☆ハイタッチ/★アフタートーク/◎Special公演
『FROGS』公式サイト
http://www.frogs-stage.com/

【チケット料金】
指定席 \4,800(全席指定・税込)
親子ペアチケット \7,500(全席指定・税込)
<親子ペアチケットに関する注意事項>
●大人1人+お子様1人を1組としてご購入頂けるお席です。
●お子様の年齢を確認できる身分証明書等のご提示をお願いする場合がございます。
●お子様対象年齢:4歳~12歳となります。(同伴者は、13歳以上の方であれば、制限は特にございません)
●親子ペアチケットは、別々にはご入場出来ません。必ず2名お揃いの上、ご入場ください。
※3歳以下のお子様はご入場いただけません。予めご了承ください。
※車イスでご来場予定のお客様は、予めご購入席番をチケットスペースまでご連絡ください。

【チケット取り扱いプレイガイド】
■チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:428-843)
http://pia.jp/t/ (PC・モバイル共通)
■イープラス
http://eplus.jp/ (PC・モバイル共通)
■ローソンチケット
0570-084-003(Lコード:38565)
0570-000-407【オペレーター対応 10:00~20:00】
■チケットスペース
03-3234-9999(オペレーター対応)
※0570から始まる電話番号は一部携帯電話・PHS・CATV接続電話・IP電話からはかかりません。
【チケットに関するお問い合わせ】
チケットスペース
TEL:03-3234-9999(月~土 10:00~12:00/13:00~18:00)
http://ints.co.jp/
【公演に関するお問い合わせ】
チアリングハウス:03-5457-3476(平日15:00~18:30)

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