《POWER PUSH》『FROGS』再演インタビュー③小関裕太&平埜生成

  • 2013-7-3

新生『FROGS』池袋公演が大成功! 7月の渋谷公演に向けて動き出した、カケル役の小関裕太(こせき ゆうた)さん&フクロウ役の平埜生成(ひらの きなり)さんに、意気込みインタビュー!
演出の岸谷五朗さんとの絆や、先輩たちからのアドバイス、そしてキャスト同士の思いなど、新たな伝説の誕生を目指す“カエルども”に、6日連続で直撃します☆3日目は…

フクロウ役の平埜生成さん

「岸谷五朗さんの手とり足とりの熱血指導に、チョ~感動!」

――ところで、そのFROGSの先輩である桜田通(さくらだ どおり)さんにお話を聞いたことがあったんですが、その時に「(岸谷)五朗さん、怖ぇ~、怖ぇ~」って、散々怖がっていたのですが……?

小関 え! そうなんですか? 全然厳しくないですよ。毎日楽しくてワクワクでした。

――小関さんは、前回公演で”おたまじゃくしーず”として出演した時にも演出を受けられたと思いますが、その時はどうだったんでしょう?

小関 ……全然覚えてないです(苦笑)。

平埜 記憶に残っているのが、衣装さんとゲームをやったことらしいです(笑)。

――子供かっ!(笑)

小関 アハハ! 本当に子供でした(笑)。『レイトン教授』の謎解きゲームをずっとやってました(笑)。

――平埜さんは、今回初めて岸谷さんから演出を受けられたんですよね? どうでした?

平埜 僕も通くんから話を聞いてて、岸谷さんはメッチャおっかない人かと思ってたんですよ! 稽古場で僕らの芝居を観て、ボロクソに言って帰っていくみたいな……。

(一同、大爆笑!)

――どうやら桜田さんが、「岸谷さんは怖い説」を広めただけのようですね(笑)。

平埜 頭の中にそういうイメージが出来上がっていたから、「すげぇおっかない人が来る!! どうしよう」ってドキドキだったんですけど、いざ稽古場でお会いしたらめちゃくちゃ優しい方でした。今回、お芝居をすること自体が初めてっていうキャストもいたんですけど、手とり足とりチョー丁寧に指導してくださるんですよ。

小関 五朗さんはアクションやアクロバット、ダンスもご自身でやられる方なので、そういうのを僕らに直接伝授してくださるんです。

――岸谷さんがダンスやアクロバットを!?

平埜 はい。ダンスで僕らが出来ない技があると、「こういうふうに変えられないかな」って、振り付けの方と相談して動きやすいようにしてくれるんです。僕、バック転が全く出来なかったんですけど、岸谷さんに教えていただいて出来るようになりました! 稽古前にマットを使って身体を動かす時間があるんですけど、その時に補助して教えて下さるんですよ。

小関 人間1人分の体重を支えるってすごく体力を使うじゃないですか。それをキャスト8人全員、何回も何回も手伝ってくださるんです。個人的に一番感動したのは、ウォーミングアップの時にキャストが交代で前に立って号令をかけて柔軟体操をするんですけど、「次、前屈!」とか声をかけると五朗さんも一緒にやってくださるんです。自分の号令に合わせて五朗さんが動いてくださるなんて、なかなか出来ない体験だなぁって(苦笑)。

平埜 僕は、場当たりとかで照明の具合とかを見て「そこ変えようか」みたいな指示を出されている姿に感動しましたね。もともと劇団で大道具も担当されていたから、専門的な機材の名前も全部理解されていて、現場のスタッフの方とハイレベルな会話が「すげぇな!」みたいな。

――そこは劇団プレステージとしても、勉強になることがあったわけですね(笑)。

平埜 はい!(笑) ホントに、チョーカッコイイ人でした。だから、先輩方の言っていた「五朗さん、怖ぇ~」は、一体何だったんだろう?って思いますね(苦笑)。

【小関裕太 プロフィール】
1995年6月8日生まれ、東京都出身。06年~08年、NHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』に「てれび戦士」として出演。ドラマ『ダンドリ。~Dance☆Drill~』(06年)、映画『親指さがし』(06年)などに出演。舞台では、11年『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』に、菊丸英二役として出演。

【平埜生成 プロフィール】
1993年2月17日生まれ、東京都出身。劇団プレステージに所属。主な作品に『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』(神尾アキラ役)、舞台『ロミオ&ジュリエット』(11年)、『JEWELERY HOTEL』(12年)、『SAMURAI挽歌 II』(12年)。

【ストーリー】
ダンスが得意な都会育ちの少年カケルは、いとこのテルに誘われて、山奥にある田舎にやって来た。ある日、カケルとテルは”おかえり神社”と呼ばれる場所に迷い込み、カエル達の住む世界に迷い込んでしまった。人間界に戻るため、偶然出会った若者ガエル達と共に人間に戻る方法を探していく…。

【取材】
スタイリスト:ヤマモトヒロコ
ヘアメイク:菅野綾香(ENISHI)
インタビュー:近藤明子
撮影・構成:スマートボーイズ編集部

☆Information

舞台『FROGS』再演
日程:7/18(木)~7/27(土) ※全13公演(本公演11公演+Special公演2公演)
会場:@AiiA Theater Tokyo(アイア シアター トーキョー)
演出:岸谷五朗
脚本:喜安浩平
主題歌制作:新藤晴一(ポルノグラフィティ)
出演:小関裕太 / 平埜生成 / 溝口琢矢 / 松岡広大
太田将熙 / 山下銀次 / 三本健介 / 小池 成
Special公演 先輩FROGS:青柳塁斗 / 風間由次郎
【スケジュール】
7/18(木)18:30☆
7/19(金)14:00☆
7/20(土)12:30/17:00
7/21(日)12:30
7/22(月)※休演日
7/23(火)14:00◎/18:30★
7/24(水)14:00☆
7/25(木)14:00★/18:30★
7/26(金)14:00☆
7/27(土)12:30◎/17:00
☆ハイタッチ/★アフタートーク/◎Special公演
『FROGS』公式サイト
http://www.frogs-stage.com/

【チケット料金】
指定席 \4,800(全席指定・税込)
親子ペアチケット \7,500(全席指定・税込)
<親子ペアチケットに関する注意事項>
●大人1人+お子様1人を1組としてご購入頂けるお席です。
●お子様の年齢を確認できる身分証明書等のご提示をお願いする場合がございます。
●お子様対象年齢:4歳~12歳となります。(同伴者は、13歳以上の方であれば、制限は特にございません)
●親子ペアチケットは、別々にはご入場出来ません。必ず2名お揃いの上、ご入場ください。
※3歳以下のお子様はご入場いただけません。予めご了承ください。
※車イスでご来場予定のお客様は、予めご購入席番をチケットスペースまでご連絡ください。

【チケット取り扱いプレイガイド】
■チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:428-843)
http://pia.jp/t/ (PC・モバイル共通)
■イープラス
http://eplus.jp/ (PC・モバイル共通)
■ローソンチケット
0570-084-003(Lコード:38565)
0570-000-407【オペレーター対応 10:00~20:00】
■チケットスペース
03-3234-9999(オペレーター対応)
※0570から始まる電話番号は一部携帯電話・PHS・CATV接続電話・IP電話からはかかりません。
【チケットに関するお問い合わせ】
チケットスペース
TEL:03-3234-9999(月~土 10:00~12:00/13:00~18:00)
http://ints.co.jp/
【公演に関するお問い合わせ】
チアリングハウス:03-5457-3476(平日15:00~18:30)

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