《POWER PUSH》『FROGS』再演インタビュー⑤小関裕太&平埜生成

  • 2013-7-5

新生『FROGS』池袋公演が大成功! 7月の渋谷公演に向けて動き出した、カケル役の小関裕太(こせき ゆうた)さん&フクロウ役の平埜生成(ひらの きなり)さんに、意気込みインタビュー!
演出の岸谷五朗さんとの絆や、先輩たちからのアドバイス、そしてキャスト同士の思いなど、新たな伝説の誕生を目指す“カエルども”に、6日連続で直撃します☆5日目は…

カケル役の小関裕太さん

「プライベートはバラバラだけど、舞台上での息はバッチリ☆」

――共演者についてもお聞きします! テルを演じた溝口琢矢くんと、アマネを演じた松岡広大くんとは、公演を重ねる毎に息が合って来たなという感じはありましたか?

平埜 いや~、それが意外とバラバラなんですよ。

小関 そうですか? 僕は合っていたと思いますよ。

平埜 特にメインの4人(小関、平埜、溝口、松岡)がバラバラ。

――そうなんですか? 他の4人(太田将煕、山下銀次、三本健介、小池成)は?

平埜 そっちチームは、めちゃくちゃ仲いいんですけど、俺たちのチームは全然バラバラ。でも、それがなんか面白いんですよ! 「一緒にご飯に行こうか」ってなった時も「あ、ごめんなさい。僕帰りまーす」ってマイペースだし。

小関 まず、きな兄が抜けるんですよ。一番来なくて付き合いが悪いです……(笑)。

平埜 あはは! 僕が行った時には裕太と琢矢がいなかったりとかするしね(笑)。楽屋でも全く内容のない会話が飛び交っていたり、裕太も琢矢に対する扱いがどんどん雑になって行ったり。でもそれが、すげぇおもしろい(笑)。

――それは、お互いの距離が近くなって、遠慮がなくなったからでしょ?

平埜 多分、そうだと思います。でも、もともと裕太と琢矢は知り合いなんだっけ?

小関 うん。小4ぐらいからずっと知ってる。

平埜 なんか、その雰囲気が見ていて楽しいんですよ。僕はあまり年下が多い現場とかなかったから、すごく新鮮。

小関 逆に僕は同年代が多い現場が少なかったから新鮮。今までの舞台では年上の共演者ばかりだったから。

平埜 稽古場でも裕太が「あそこは、そうじゃない?」って琢矢や広大にアドバイスしているのを遠くで見てて「あ~、いいなぁ」と思ったら、プライベートでは「全く会わないのかよ!?」みたいな(笑)。
でも僕はバラバラな事が悪いとは全く思っていなくて、むしろいい事だなぁと思うんですよね。普段はバラバラでも集まった時に、ちゃんと自分の意見を持ってぶつかり合える相手がいるのって、すごく素敵だなって。

――そう、言いたいこと言えるっていいですよね。ゲネ後のマスコミ会見の時に、松岡くんが「下剋上で先輩を超える!」って言うので、「あれ? 生意気キャラ?」と思って……

平埜 (さえぎるように)あぁー、広大は生意気ですね!

小関 生意気です!(キッパリ)

――バラバラだった2人が、松岡くんの”生意気”に関しては意見が一致しました!(笑)

平埜 あははは! 生意気だけど、それが彼のいいところでもあります。

小関 自分の意見をしっかり持っている子なんですよ。僕はどちらかというと控え目な方なので、臆することなく言える広大がうらやましいです。

平埜 僕なんて、全く言わないから。

小関 言わないですよね~。でも今回は楽屋でも珍しくいろいろ言いますよね(笑)。本番に入ってからも「ちゃんとスリッパ持ってこいよ」とか……。

平埜 やっぱり、初舞台の人とか多いからさ。経験してないと分からない事ってあるよね。『FROGS』の現場って、めちゃくちゃ恵まれてて、贅沢な環境じゃん? 楽屋とかの掃除も全然しなくていいし……そこは劇団プレステージ的には見過ごせない(笑)。

――平埜さん、発言に常にプレステージ色があって、いいですね(笑)。溝口琢矢さんについてはどうでしょう?

平埜 琢矢は1を言ったら、100を返してくる子なんですよ。例えばセリフで「こうなんじゃない?」ってアドバイスしたら、「あぁー、そうですよね。確かにこうでこうで、でもそうするともこうなってこうなって……」って始まるから、「あー、もう分かった。うるさい、うるさい!」ってなっちゃうんです(笑)。

小関 話しながら自分の中で解決していくタイプなんでしょうね。僕はうるさくはないですよ?(笑)

【小関裕太 プロフィール】
1995年6月8日生まれ、東京都出身。06年~08年、NHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』に「てれび戦士」として出演。ドラマ『ダンドリ。~Dance☆Drill~』(06年)、映画『親指さがし』(06年)などに出演。舞台では、11年『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』に、菊丸英二役として出演。

【平埜生成 プロフィール】
1993年2月17日生まれ、東京都出身。劇団プレステージに所属。主な作品に『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』(神尾アキラ役)、舞台『ロミオ&ジュリエット』(11年)、『JEWELERY HOTEL』(12年)、『SAMURAI挽歌 II』(12年)。

【ストーリー】
ダンスが得意な都会育ちの少年カケルは、いとこのテルに誘われて、山奥にある田舎にやって来た。ある日、カケルとテルは”おかえり神社”と呼ばれる場所に迷い込み、カエル達の住む世界に迷い込んでしまった。人間界に戻るため、偶然出会った若者ガエル達と共に人間に戻る方法を探していく…。

【取材】
スタイリスト:ヤマモトヒロコ
ヘアメイク:菅野綾香(ENISHI)
インタビュー:近藤明子
撮影・構成:スマートボーイズ編集部

☆Information

舞台『FROGS』再演
日程:7/18(木)~7/27(土) ※全13公演(本公演11公演+Special公演2公演)
会場:@AiiA Theater Tokyo(アイア シアター トーキョー)
演出:岸谷五朗
脚本:喜安浩平
主題歌制作:新藤晴一(ポルノグラフィティ)
出演:小関裕太 / 平埜生成 / 溝口琢矢 / 松岡広大
太田将熙 / 山下銀次 / 三本健介 / 小池 成
Special公演 先輩FROGS:青柳塁斗 / 風間由次郎
【スケジュール】
7/18(木)18:30☆
7/19(金)14:00☆
7/20(土)12:30/17:00
7/21(日)12:30
7/22(月)※休演日
7/23(火)14:00◎/18:30★
7/24(水)14:00☆
7/25(木)14:00★/18:30★
7/26(金)14:00☆
7/27(土)12:30◎/17:00
☆ハイタッチ/★アフタートーク/◎Special公演
『FROGS』公式サイト
http://www.frogs-stage.com/

【チケット料金】
指定席 \4,800(全席指定・税込)
親子ペアチケット \7,500(全席指定・税込)
<親子ペアチケットに関する注意事項>
●大人1人+お子様1人を1組としてご購入頂けるお席です。
●お子様の年齢を確認できる身分証明書等のご提示をお願いする場合がございます。
●お子様対象年齢:4歳~12歳となります。(同伴者は、13歳以上の方であれば、制限は特にございません)
●親子ペアチケットは、別々にはご入場出来ません。必ず2名お揃いの上、ご入場ください。
※3歳以下のお子様はご入場いただけません。予めご了承ください。
※車イスでご来場予定のお客様は、予めご購入席番をチケットスペースまでご連絡ください。

【チケット取り扱いプレイガイド】
■チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:428-843)
http://pia.jp/t/ (PC・モバイル共通)
■イープラス
http://eplus.jp/ (PC・モバイル共通)
■ローソンチケット
0570-084-003(Lコード:38565)
0570-000-407【オペレーター対応 10:00~20:00】
■チケットスペース
03-3234-9999(オペレーター対応)
※0570から始まる電話番号は一部携帯電話・PHS・CATV接続電話・IP電話からはかかりません。
【チケットに関するお問い合わせ】
チケットスペース
TEL:03-3234-9999(月~土 10:00~12:00/13:00~18:00)
http://ints.co.jp/
【公演に関するお問い合わせ】
チアリングハウス:03-5457-3476(平日15:00~18:30)

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