染谷俊之さんが初のミステリーホラーに挑んだ、映画『黒蝶の秘密』が10月26日より公開中！　10月27日にはユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて公開記念舞台挨拶が開催され、キャストより主演の染谷俊之さん、共演の水沢エレナさん、永尾まりやさん、中村優一さん、仁同正明監督が登壇しました。作品にちなんで『自分のブラックな一面』についてもキャストが語った、そのトーク模様をお届けします。

映画『黒蝶の秘密』は、あるアパートへと転居してきた主人公の身に、多くの謎と不穏な影が迫っていくミステリーホラー作品。奇妙なアパートの住人達に翻弄され、徐々に正気を失っていく主人公・富山役を、主演の染谷俊之さんが鬼気迫る姿で怪演！　共演には、富山を翻弄する美しく妖艶なヒロイン・美緒役に水沢エレナさん、富山が引っ越した先のアパートで暮らす青年・岡崎役に中村優一さん、富山の職場の同僚・千佳役に元AKB48の永尾まりやさんといったフレッシュな顔ぶれが登場するとともに、アパートの大家夫婦に不気味な雰囲気を漂わせるベテラン俳優の岩松了さん、美保純さんと豪華俳優陣が脇を固めました。

公開日の翌日開催となった舞台挨拶では、映画上映直後の場内へと拍手の中でキャスト陣が登壇。衝撃のラストシーン直後ということもあり、まずは主演・富山役の染谷さんから「土曜日の朝から、このような重い作品を観てくださってありがとうございます(笑)。作品の内容ですごく疲れたと思うんですが、トークも楽しんで帰って下さい！」と、観客の緊張をほぐすように挨拶をします。

ついに迎えた映画公開に、染谷さんは「撮影はちょうど1年ぐらい前だったんですが、やっと皆さんにお届けできてすごく嬉しいです」と笑顔でコメント。そして今作ヒロインとなる謎の美女・美緒を演じた水沢さんは「普段の自分はミステリアスといった面とはかけ離れているので、演じていて新鮮で楽しかったです」と語りつつ、「美緒はセリフの全てに裏がありそうで、目線ひとつでも意味を持ってしまうと思い集中しながら演じました」と、謎多きキャラクターを演じる上で心がけた点を明かします。

続いて千佳役を演じた永尾さんは、染谷さん演じる富山へと想いを寄せる役柄に「富山くんが大好きな役なので、演じているにしても少しは振り向いてくれるかと思ったのに……染谷くんが全然振り向いてくれなかった(笑)」と衝撃発言！？　この言葉に「振り向くとは！？(笑)」とタジタジな染谷さん、するとこれまで完成披露上映会などでも染谷さんラブをアピールしてきた中村さんも「じゃあ、俺に振り向いてよ！」と参戦しますが、「よく分からないから入ってこないで！」と染谷さんに拒否されてしまいます(笑)。

そんな中村さんが演じる青年・岡崎は、劇中にて無残にも血まみれの遺体となって発見される役柄。この場面での裏話を聞かれた中村さんは、「ちょうど大雨が降ってしまって、冬のような寒さで。そんな中、雨で流れてしまうからと監督自らが僕に血のりをドバドバとかけるんですよ！(笑)　それを見て、同じ現場にいた染さんと水沢さんが僕に傘を差してくれました」と語り、水沢さんも「私たちには濡れないように傘があったのに、監督が中村さんには『どうせ濡れるし』って冷たくて(笑)」と明かしますが……。仁同監督はその理由を「非業な死を遂げる役柄なので、中村くんには居た堪れない表情になってもらいたくて」と、“あくまで演出のひとつ”と強調します(笑)。

さらにトーク後半では、作品のテーマにちなみ『自分のブラックな一面は？』という質問が。それぞれ“ブラック・染谷”、“ブラック・エレナ”等と題されて記入したボードを公開しますが、染谷さんは「渋谷のハロウィンが……」という回答。その理由では「用事でハロウィンの渋谷を通った日には、もうイライラ……あっ(笑)」と本音がポロリ、さらに「酔った人に絡まれたりした日には、その人にちょっとした不幸が起こればいいのにって(笑)」と話す姿はまさに“ブラック・染谷”！？　染谷さんに同意見だという水沢さんとともに、「ハロウィンを楽しむ人は、身内だけにしましょう(笑)」と苦言を呈していました。

続いて、自分の意見をハッキリ言うタイプだという水沢さんが「ブラックを隠さないところ」と回答する一方、永尾さんは「ウエストを測るときにお腹を引っ込めるところ」と可愛らしいブラック面を披露！　周囲から「サイズ測定だけお腹を引っ込めていたら、洋服がきついのでは？」と聞かれ、「だからか、いつも衣装がきついと思った～！(笑)」とはにかんで場内を笑わせます。

そして最後にボードを公開した中村さんは、「私の中はブラック・優一は『染谷俊之』」とやや不気味なイラストとともに回答！　「文字が雑！」「絵が怖い！」と染谷さんたちから一斉に突っ込まれつつも、中村さんはその意味を「俺の中で、染さんに対する愛が深すぎて。まだ染さんのTwitterをフォローしていないんですけど、それはちゃんと染さんのことを知りたいと思った時に、自分で『染谷俊之』って打って検索するところから始めたいんですよ」と語り出し、不思議な愛の形に染谷さんは「怖い怖い！」と震え上がります(笑)。

さらに「スマホで『そ』って打つと、予測変換で『染谷俊之』って出るようになってます(笑)」と明かした中村さんは、今作のLINE LIVE特番を行った際に染谷さんのTwitterアカウントをフォローすると宣言するも、“自分で検索したい”という理由からまだ実行していなかったそう。そしてついにこの舞台挨拶中にスマホを取り出すと、中村さんのアカウントから染谷さんをフォロー！　一方で染谷さんも中村さんのアカウントを未フォローだという話題になり、「この後(2回目の舞台挨拶)もあるので、その時に今度は染さんからフォローしてもらおう！」と意気込んでいました。

人との関わりから生まれる恐怖が描かれたヒューマンホラーの作品とは一転、明るい雰囲気で盛り上がった舞台挨拶を「2回観ていただいても違う視点から楽しめる作品だと思いますので、ぜひまた観に来てくださったら嬉しいです！　これからも『黒蝶の秘密』の応援をよろしくお願いします」と締め括った染谷さん。俳優として新たな境地を見せる今作での怪演ぶりはもちろん、染谷さんからも中村さんのTwitterアカウントをフォローしたのかにも注目です！(笑)

【作品概要】
映画『黒蝶の秘密』

染谷俊之
水沢エレナ　永尾まりや　中村優一 ／ 岩松 了　美保 純
広岡由里子　坂城 君　田口主将　橋本一郎　他
監督：仁同正明

【ストーリー】
地方から東京に転勤してきた会社員の富山(染谷俊之)。
人との付き合いが苦手なため、近所付き合いのない平穏で自由な生活を考えていた。
たまたま入った不動産屋で知り合った同年代の岡崎(中村優一)に妙に親しくされ、半ば無理やり自分の住んでいるアパートを紹介される。
そこにはやさしく迎え入れてくれる大家夫婦の亮治(岩松了)と陽子(美保純)、それにどこか淋しげな表情の美女、美緒(水沢エレナ)が住んでいた。

「本当の家族だと思ってね」と迎えられ、困惑しながらも入居を決める富山。

ある日、美緒と岡崎が口論する現場を目撃し、「俺が見たあれは、、！」と怒りで取り乱す様子の岡崎、それに対し美緒は奇妙な程に冷静な態度。富山は明らかにこのマンションは”何か”がおかしいと感じ始める。

そしてその翌日「あの、マンションから出て行け！！！」という言葉を残し、無残な姿となった岡崎が発見される。不可解な彼の死に、富山は職場の同僚、千佳(永尾まりや)と共にマンションの住人を調べ始めるが……。

ブラックダリア「黒蝶」　花言葉：華麗、優雅、裏切り。

【映画『黒蝶の秘密』場面写真】

映画『黒蝶の秘密』は、ユナイテッド・シネマ　アクアシティお台場ほか順次公開中。また明日、10月28日には大阪・名古屋での舞台挨拶に染谷さんが登壇いたします。
ほか映画に関する最新情報は、下記Informationから公式サイトをご確認ください。
(C)2018「黒蝶の秘密」製作委員会

※染谷俊之さんが出演するスマボMovie最新第10弾”恋愛シミュレーション・サスペンス＆ミステリー”『regret～放課後の罠～』が、2018年10月よりスマボアプリにて配信中！共演に加藤将さん、小松準弥さん、小西成弥さん、輝山立さん。感想ツイートで特製生写真が当たる、プレゼントキャンペーン実施中！

☆Information

映画『黒蝶の秘密』
10月26日(金)よりユナイテッド・シネマ アクアシティお台場ほか、順次公開
キャスト：
染谷俊之
水沢エレナ　永尾まりや　中村優一 ／ 岩松　了　美保　純
広岡由里子　坂城　君　田口主将　橋本一郎　他
監督：仁同正明
主題歌：「GOD DIVA」written by: Tom-H@ck(TaWaRa)
「愛欲の華」Music:CHIYU, Tokiya Sugishita Lyric:CHIYU
プロデューサー：菅谷英一　内海智　長田安正
脚本：高津直子　撮影：カツヲ　照明：村上不比等 　録音：赤塚美幸　音楽：CMJK
ラインプロデューサー：沖田光　助監督：吉田昌史　衣装：森内陽子　ヘアメイク：コウゴトモヨ
製作：渡邉直哉　兼田哲二　周 斌　松本有啓
「黒蝶の秘密」製作委員会
ポニーキャニオン　ＧＦＡ　ユナイテッドエンタテインメント　パロマプロモーション
プレフィス　HiME Entertainment　MOEグループ・ホールディングス
制作：ＧＦＡ　配給・宣伝：ユナイテッドエンタテインメント
2018年/日本/8７分/DCP/カラー/ステレオ
(C)2018「黒蝶の秘密」製作委員会
≪公式サイト≫
http://kokuchou.united-ent.com/

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