末原拓馬「すべてを知った先、それでも笑うことができるのか」劇団おぼんろ『パダラマ・ジュグラマ』が上演中!富田翔、八神蓮ら全キャストコメント&2/12&13両verゲネプロ写真をお届け

  • 2022-2-14

劇団おぼんろ第20回本公演『パダラマ・ジュグラマ』が、2月13日より東京・池袋のMixalive TOKYOにて開幕しました。

2014年に初演が行われた本作は、3,672人というおぼんろ史上最大の観客動員を記録した記念碑的作品。
本作の舞台は、何もかもがうまくいかない世界で、お腹を空かせたキツネのトシリモが仲間のメグメと忍び込んだニワトリ工場“カイダム”。その中には、工場長のジュンバが目を光らせ、生き延びるためにメンドリのフリをするオンドリのリンリンの姿が。そして、多くのニワトリたちが運命に絶望する一方で、自身の運命を知らずに笑顔を絶やさないヒヨコのタック。キツネたちがそんな一羽のヒヨコと出会い、思わぬ方向へと物語が動き出します。

8年ぶりの再演となる今回は、劇団おぼんろ初めてのミックスキャストに挑戦! 5役あるうち、主宰の末原拓馬さんがタック役を1人で演じ、他4役をそれぞれ2人の演者が演じます。9人の語り部たちの多種多様な組み合わせにも注目です。

『パダラマ・ジュグラマ』8年ぶりの再演!

『パダラマ・ジュグラマ』8年ぶりの再演!

スマートボーイズでは、初日公演の前日2月12日に行われたゲネプロを取材! さらにゲネプロ終了後、キャスト全9名から見どころや本番への意気込みを語っていただきました。

※12日ゲネプロの出演は、タック:末原拓馬さん、トシリモ:八神蓮さん、リンリン:塩崎こうせいさん、メグメ:岩田華怜さん、ジュンバ:登坂淳一さんの5名。

※13日ゲネプロの出演は、タック:末原拓馬さん、トシリモ:富田翔さん、リンリン:高橋倫平さん、メグメ:わかばやしめぐみさん、ジュンバ:さひがしジュンペイさんの5名。こちらのゲネプロ模様は、オフィシャル写真にてご紹介いたします!

【2月12日ゲネプロショット】

タック役/末原拓馬さん

タック役/末原拓馬さん

トシリモ役/八神蓮さん

トシリモ役/八神蓮さん

リンリン役/塩崎こうせいさん

リンリン役/塩崎こうせいさん

メグメ役/岩田華怜さん

メグメ役/岩田華怜さん

ジュンバ役/登坂淳一さん

ジュンバ役/登坂淳一さん

弁士&医者役(ジュンバ役)/さひがしジュンペイさん

弁士&医者役(ジュンバ役)/さひがしジュンペイさん

●2873

●2905

●2962

●2991

●2993

●3016

●3030

【各キャラクターのここを見てほしい!】
■タック役/末原拓馬さん(おぼんろ)
「タックは何が何でも笑うということをずっと言っていて。僕も普段から笑っていればいいこと起きると強く思っています。何も知らないで笑う……例えば無邪気に笑う子どもが大人になって色々うまくいかないことがあると知っても笑えるかが、僕らが欲しい物語。この作品がそれを体現していて、全部を知った先でも笑えるのかどうかというメッセージは僕自身にも刺さっているし、参加してくださる皆さんの心にも残る物語であればなと思っています」

■トシリモ役/富田翔さん
「トシリモは物語の中で一番気持ちが移り変わっていく役だと思うので、2時間通してのトシリモの心情の変化だったり、影響の与え方を大切にして演じたいと思っています」

■トシリモ役/八神蓮さん
「尻尾も色々動かしてはいるんですけど(笑)、僕がトシリモを演じる上で見てほしいポイントは“渇き”です。ずっとお腹を減らしているという点では空腹も渇きですし、愛情を受けて来なかったりと、渇いている心がどうなっていくかを見てほしいです」

■リンリン役/高橋倫平さん(おぼんろ)
「リンリンは豪快に動くキャラクターなんですけど、その中でも指先や視線をチェックしていただけると楽しいんじゃないかと思います。女性らしさや、想いを伝えるための優しさみたいなものも指先で表現していることが度々あるので、そこを気にして見ていただきたいです」

■リンリン役/塩崎こうせいさん
「リンリンは基本的には女性的な役。僕はずっと強い役ばかりをやってきたので、できるだけそれが出ないように努めています。同じ役の倫平くんの演技をずっと見てたので、“なるほどこうしたらいいんだ”という発見がたくさんあったので、自信はあります!」

■メグメ役/わかばやしめぐみさん(おぼんろ)
「メグメは最初弱くて、普通のキツネ。でも、自分が大切にしているものを失うかもと思った瞬間にたまたまトシリモという相棒にほだされて、どんどん自分の中にも強さを持っていくという役だと思っています。そこの切り替わりは、できるだけ繊細に演じているので、ぜひ見ていただきたいと思っております!」

■メグメ役/岩田華怜さん
「私のメグメは運動神経があまりなくて、キツネなのに動きが俊敏じゃないんです。どちらかというとタヌキのような。ポンコツなところもあって愛すべきアホみたいなところもあって(笑)。最初は甘ったれた子だと思うんです。覚悟を決めるに決められないところがある子なのかなって感じるんですけど、後半は自分一人で大事なものや守りたいものを背負います。そんなメグメの不器用さや一生懸命さが出せていたらいいなと思うので、その変化を見ていただきたいです」

■ジュンバ役/さひがしジュンペイさん(おぼんろ)
「ジュンバ役をやりつつ、弁士と医者の3役を演じていることを皆様に伝えたいのと、そのキャラ分けをちゃんとしたいです。ジュンバでいうと、最初はどれだけ憎まれ役になれるかというのが感覚としてあります。キツネさん2人にもどれだけ脅威を与えられるか。最終的には、実はこいつにも心の傷があったとか、背負っているものがあったんだなっていうのがお客さんに伝わればいいなと思います。初演のときにはそこが自分の中で落とせなかった部分なので、今回8年ぶりにこの役を演じさせてもらう上でまた一歩違ったジュンバを見せられたらなと思っています。なので、初演のDVDを見て、今回のと見比べてください!(笑)」

■ジュンバ役/登坂淳一さん
「拓馬くんの設定だと、ジュンバは前世で非常に悪い罪を犯した人間。そこを表しているのが、ヘッドギアになっています。絶望の中でちょっとでも希望を持つと、ヘッドギアがギュッと頭を締め付けてくるのが、僕が演じるジュンバで、弱さを見せたくない、悟られたくない仕草になっています。そこが一番、僕のジュンバらしい部分です」

【涙のメイクに隠された意味】
■末原さん
「うまくいかない現実から逃げ出すための物語じゃ意味がなくて、僕らは僕らの物語を現実に持ち込んでポケットに持ち歩ける物語にしないといけない。そう思ったとき、大前提として“泣くことはある、どうせ悲劇はある”ことを認めたところから物語を始めようと考えました。だからみんな、デフォルトで泣いてるんです」

【ゲネプロを終えての心境や手応え】
■末原さん
「見てくださっている方々や演者と一緒に作っているなという感覚が僕にはありましたし、楽しかったです。ひと旅したなっていう満足感に満たされています!」

■八神さん
「完成しきったものを出す感じではなくて、裏ではずっとバタバタしていました(笑)。物語を届けるために試行錯誤してより良いものを探しているのが素敵だと思いました。きっと初日と千穐楽でも変わってくるんだろうなっていうのを、今すでに感じています。毎日スリリング!」

■塩崎さん
「僕はおぼんろ作品は2回目なんですけど、おぼんろ作品は独特で、稽古と本番の境界がないのが不思議だなといつも思っていて。ゲネプロだけど、これも本番だし、このテンションで稽古もやっていました。なので、そんなに変わりがないっていうのが不思議で。このままの気持ちで本番に向かいます」

■岩田さん
「キャストのみんなが舞台上で演じる姿があまりにもキレイで。それでどうしても正面から見たくなって、最後カーテンコールあるのに客席で座って見てたことは、本当にごめんなさい!(笑) でも、めちゃくちゃキレイで本当に泣きそうになりました」

■さひがしさん
「今日は弁士と医者役でしたけど、とにかく弁士はみんなをどれだけ盛り上げられるか。シーンをぶっ壊したいなと思いながら、楽しくやれたらいいと思っています。医者役では、メグメの歌に入るためのパスが役目なので、とにかくそこ命!“メグメさん、歌お願いします”という気持ちでやらせていただいています。おぼんろは舞台だけど、音楽のセッションとかライブみたいな感じなので、ベースさえできていれば、あとは参加者の方たち(観客)と作る上で楽しくなるんだろうなっていうのが今日の率直な感想です」

■登坂さん
「ゲネプロに参加するのも今回が初めてです。今までやってきたことを出すエネルギーが相手にも伝わるし、届いてくるんだなと。それが伝播してさらにエネルギーになる、これが舞台のすごさの1つなんだということを実感しました」

【本番に向けての意気込み】
■富田さん
「今日のゲネプロを見させてもらったんですが、自分が出る作品のゲネプロを見ることはまずないので新鮮でした。明日は自分の番だと思いながら見る部分とただ見入ってしまった部分があって。それがこの作品のいいところだなって思いました。今日のことを踏まえながら、でも今日のことを忘れて……というのが毎日続くと思うので、初日であり千穐楽のような気持ちでやりたいと思っているので、よかったら見に来てね!」

■高橋さん
「おぼんろ作品によくあることなんですけど、今日よりも明日、明日よりも明後日、明々後日よりもその先という感覚で取り組んでいて。常に変化あり、さらに我々やればやるほど間違いなくおもしろいものになってしまうという、いいことなのか悪いことなのかわからないですけども(笑)。我々は参加者の皆様の反応など、色んなものを受けて物語を作っていくので、今日よりも明日、そして最後には千穐楽。すべて違う色の物語、だけど同じ『パダラマ・ジュグラマ』を提供できるんじゃないかなと思っています」

■わかばやしさん
「今日ゲネを見させてもらって、ひと言で表すとすごく美しかったというのが正しいかなと思います。全部がキラキラして見えて。だから舞台が大好きなんですけど、あの舞台に自分も明日から立てるんだと思うと楽しみです。千穐楽までの間、ミックスキャストで演者が変わっていくたびに同じように美しかったと、参加者の皆様にも思ってもらえたら嬉しいです。明日からの本番、楽しみです。よろしくお願いします!」

【楽しみにしている方々へのメッセージ】
末原さん
「普遍的な作品にしたいので、何十年何百年後もこの物語を大人が子どもに、恋人が恋人に聞かせてあげる世界を望んでいます。でも、一方で今この瞬間に対して輝きを求めている部分もあります。今回の『パダラマ・ジュグラマ』は本公演としては2回目の再演。今回の座組も、一生の宝物になるだろうなと思います。いい事象も悪い事象も全部、数年後には宝物になることを知っているので、大切にしようと心から思っております。それは参加者の皆さんも込みで、この劇場に来た体験はお互いの人生を変える可能性があると思っているので、そのつもりで同じ時間を過ごせたらなと思っております!」

【2月13日ゲネプロ/オフィシャル写真】
Gene2-8

Gene2-7

Gene2-6

Gene2-5

Gene2-4

Gene2-3

Gene2-2

Gene2-1

劇団おぼんろ第20回本公演『パダラマ・ジュグラマ』は、東京・Theater Mixaにて2月20日まで上演。千穐楽となる2月20日は、11:30回と16:30回の2公演でオンライン生配信も決定しています。公演詳細はInformationより公式サイトをご確認ください。

■八神蓮 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

劇団おぼんろ 第20回本公演
『パダラマ・ジュグラマ』

日程:2022年2月13日(日)~2月20日(日) 全14ステージ
<タイムテーブル>
2月
13日(日)18:00
14日(月)13:00/ 18:00
15日(火)13:00/ 18:00
16日(水)15:00
17日(木)13:00/ 19:00
18日(金)13:00/ 19:00
19日(土)13:00/ 18:00
20日(日)11:30 / 16:00
開場は開演の45分前。受付開始は開演の1時間前。

【作・演出】末原拓馬

【会場】Theater Mixa(〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-14-3 Mixalive TOKYO6階)

<出演者>
タック役:末原拓馬(劇団員)
トシリモ役:富田翔/八神蓮
リンリン役:高橋倫平(劇団員)/塩崎こうせい
メグメ役:わかばやしめぐみ(劇団員)/岩田華怜
ジュンバ役:さひがしジュンペイ(劇団員)/登坂淳一

◆プレミアムチケット 10,000円(税込)
特典:毎ステージごとに内容が変わる「日刊パダラマ新聞」付き

◆一般チケット 7,800円(税込)

◆いいねチケット 投げ銭
※初日の13日18:00の回に座席数限定でいいねチケットを発売します。いいねチケットは基本入場無料。終演後に言い値での投げ銭チケットになります。
お客様は事前にお席だけご予約してご来場いただき、チケット代は当日投げ銭になります。

チケット取り扱い:楽天チケット http://r-t.jp/obonro

<生配信について>
生配信日程:2月20日(日)11:30 / 16:00

アーカイブ配信期間
・2月20日(日)11:30公演→当日17:00~2月28日23:59まで
・2月20日(日)16:00公演→当日22:00~2月28日23:59まで

配信プラットフォーム: uP!!! (アップ)

チケット発売日:2022年2月10日(木)正午
チケット料金
プレミアムチケット:5,000円(税込)(特典:日刊パダラマ新聞付き)
一般チケット:3,500円(税込)
※auスマートパスプレミアム会員価格:3,000円(税込)

公演に関するお問い合わせ:おぼんろ制作部 obonro.info@gmail.com

≪おぼんろ公式サイト≫
https://www.obonro-web.com

≪おぼんろ公式Twitter≫
@obonro_new

関連商品

  • yagami004
    八神蓮L版ブロマイドB
  • yagami003
    八神蓮L版ブロマイドA
  • wsituzi
    W執事~お嬢様どちらがお好みですか?~

関連Movie

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る