2016-1-31

「秘密戦隊ゴレンジャー」から数えて40作目となるスーパー戦隊シリーズ最新作『動物戦隊ジュウオウジャー』の製作発表会が1月23日、東京・水道橋の東京ドームシティプリズムホールにて開催！　ジョウオウイーグル・風切大和役の中尾暢樹さん、ジュウオウシャーク・セラ役の柳美稀さん、ジュウオウライオン・レオ役の南羽翔平さん、ジュウオウエレファント・タスク役の渡邉剣さん、ジュウオウタイガー・アム役の立石晴香さん、森真理夫役の寺島進さんが登壇しました。

ジュウオウジャーの決めセリフは『この星をなめるなよ！』

今年のスーパー戦隊は“動物”がモチーフ。動物学者の風切大和は、同じ地球にある異世界「ジューランド」で出会った4人のジューマンと大和の叔父・真理夫の家で集団生活を送りますが、突如宇宙の無法者集団“デスガリアン”が地球を来襲。5人はジュウオウジャーに変身し、地球に生きる全ての動物たちを守るべく正義をかけた戦いを繰り広げます。

ジュウオウイーグル／風切大和役の中尾暢樹(まさき)さん

ジュウオウジャーの５人は全員緊張の面持ち。まずはジュウオウイーグル役の中尾さんからご挨拶。中尾さんは現在19歳。舞台「CHaCK-UP」の火星人★でデビューし、今年1月には俳優集団「D-BOYS」に新メンバーとして加入した期待の新星です。
「初めて出演が決まったことを聞かされた時は、自分の心臓の音が“ドクン！”って聞こえるくらい驚いて、夜は全然眠れないくらい興奮しました。戦隊のレッドは誰もが一度は憧れる役なので、この一年間は責任を背負ってしっかりと頑張りたいです」と、レッドとしての使命感あふれるコメント。

ジュウオウシャーク／セラ役の柳美稀さん

柳さんは5人の中では最年少の18歳。2014年よりモデルとして活躍し、今作がドラマ初出演。
「演技経験は少ないですが、皆さんに愛され憧れられるようなヒロインを演じたいです。中学生の頃から鮫の筆箱を使っていて、今回動物が鮫ということで、運命的な縁を感じます。このために鮫の筆箱を買ったんじゃないかなと思います」と告白。

ジュウオウライオン／レオ役の南羽(なんば)翔平さん

南羽さんは最年長の24歳。ミュージカル「忍たま乱太郎」シリーズをはじめ、「ジパングパイレーツ」「戦国BASARA vs Devil May Cry」など数多くの人気舞台に出演しています。
「この業界に入ってから一度はやってみたかった作品だったので、本当に嬉しかったです。僕たちにしか出来ない作品をこのメンバーで“獅子奮迅”の気持ちで頑張ります」と役にかけて意気込みを語ってくれました。

ジュウオウエレファント／タスク役の渡邉剣(つるぎ)さん

渡邉さんは現在19歳。2014年に行われた第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリストに進出したことがきっかけで芸能界入り。今作が連続ドラマ初出演となります。
「僕は小さい頃から『百獣戦隊ガオレンジャー』を見てヒーローに憧れていましたが、今回ジュウオウジャーを見ていただく人たちにも、僕たちを見て憧れていただき、夢と希望を与えたいです。モチーフが象なので、不安な気持ちでいっぱいでしたが、実際見るととてもカッコよくて、5人の中でも一番カッコいいんじゃないかなと思っています」と自信のコメント。

ジュウオウタイガー／アム役の立石晴香さん

立石さんは現在21歳。「ニコラ」「Seventeen」の専属モデルとして活躍。一時モデルからの引退を発表しましたが、今作で芸能活動を再開。
「ブルーのセラちゃんと比べると女の子らしい役を演じますが、普段はそうではないと感じていたので、どう演じるか嬉しさと不安でいっぱいですが、勉強して撮影に臨んでいます」と意気込みを語りました。

森真理夫役の寺島進さん

そして注目の寺島さん演じる森真理夫は、大和の叔父で動物専門の彫刻家。
「毎週、動物の気ぐるみを着ます。気ぐるみといえばビートたけしさんが毎週ある番組で、気ぐるみを着ていますが、今回は“打倒！ビートたけしさん”と思って、今撮影に臨んでいます。ジュウオウジャーが戦隊シリーズの最高傑作になること間違いありません！“打倒！ビートたけしさん”でこの一年を乗り切りたいです」と同じ事務所の大先輩でもあるビートたけしさんへ大胆にも宣戦布告に報道陣の笑いを誘いました。

そんな寺島さんは5人に対して、「みんなのコメントを聞いていて、腹が据わっているなぁって思って、しっかりしているし、個性的ですし、まぁ、スパルタで鍛えたいと思っています。もし5人が注目されて、天狗になったらバチッと締めちゃおうかな。だから早く天狗になってくれないかなって待ち望んでいます。早く天狗になれよ！！」とユーモア溢れるで5人を激励。

中尾さんは寺島さんと共演することについて、「子供の頃から拝見していた方なので、一緒にお芝居ができること自体が凄いことです。一年間寺島さんの出番は凝視するくらい勉強させていただきます」とコメントしますが、すかさず寺島さんが「お前そっぽ向いてるんじゃないか！このヤロー！(笑)」と寺島さんに突っ込まれるやりとりは、まるで本当の親戚かのような間合いでした。

ジューマンを演じる4人には、シッポやヒレがついているのも特徴の一つで、今回報道陣に初披露。5人の中で唯一しっぽのない中尾さんは、「みんな振り向いたときにバシバシしっぽが当たるんで、みんな慣れていただきたいです(苦笑)」と羨ましそうな表情を見せながらと4人に注文。

報道陣にシッポを披露するジューマン役の4人を羨ましそうに眺める人間役の中尾さん

ドレッドヘアーがトレードマークの南羽さんは、この髪形について「もう今、既に暑いです(笑)。ドレッドヘアーに決まった時は、とりあえずネットで検索して世界中にあるドレッドヘアーの画像を見ました。最初の衣装合わせでは違和感でしかなくて、周りは僕のことを見て笑うし、大丈夫かなと思いましたが、最近は慣れてきました」と苦労話を語ってくれました。

またMCから撮影の雰囲気を尋ねられ、柳さんから「撮影が始まったときは緊張していましたが、一番クールに見える渡邉くんがムードメーカーになってくれて、そこから和気あいあいとなりました。私もよくしゃべるほうですが、それを上回るくらいしゃべります。いじられ役ですね」と暴露された渡邉さん。
「象の動きをYoutubeで見たり、携帯ストラップを象にしたり、周りが象であふれかえっています。僕も少しでも象になれるように頑張るゾウ！」とダジャレを披露。案の定、反応はイマイチでしたが、ムードメーカーの一面が垣間見えました。