- 2015-9-21
峰倉かずや原作の人気コミック『最遊記』を原作とするミュージカルのシリーズ最新作『最遊記歌劇伝-Reload-』が、東京・池袋のサンシャイン劇場で9月17日に開幕!
初日公演直前には、ゲネプロと囲み会見が行われ、玄奘三蔵役の鈴木拡樹さん、孫悟空役の椎名鯛造さん、沙悟浄役の鮎川太陽さん、猪八戒役の藤原祐規さん、そして6年ぶりに『最遊記歌劇伝』に帰ってきた紅孩児(こうがいじ)役の小野田龍之介さんが登壇。
本作の見どころや意気込み、稽古場でのエピソードなどを語ってくれました。
【愛に溢れる現場で作られた『最遊記歌劇伝』を、末永く皆様にも愛していただけるように、全力で挑みます!】
――今回の作品で、それぞれの注目シーンや見どころを教えてください。
鈴木拡樹(以下:鈴木) 紅孩児(こうがいじ)と独角?(どくがくじ)が戻って来て、さらにパワーアップしたこの『最遊記歌劇伝』シリーズ。今回、玄奘三蔵は”魔戒天浄(まかいてんじょう)”という必殺技を使うのですが、そこのシーンは大きな見どころかと思います。
椎名鯛造(以下:椎名) 紅孩児と独角?の登場で、僕が演じる孫悟空のアクションもさらに見どころが増えたと思います。あと紅孩児役の龍ちゃん(=小野田龍之介)の歌声が相変わらず美しくて、そこは本当に見どころだし聴きどころ! 個人的には唐橋充さんと殺陣でちょっとカラむことができたのがうれしいです。
藤原祐規(以下:藤原) 僕は3作目の『最遊記歌劇伝 -God Child-』からの参加なのですが、出演した過去2作品では意外と三蔵一行が4人でいるシーンはそんなになくて、だいたい2対2か1対3でバラけていたんですね。でも今回は4人のシーンが多いので、その”三蔵一行感”みたいなものが見どころかなと個人的には思っています。
鮎川太陽(以下:鮎川) 見どころは、僕の兄貴・独角?の登場ですね。今まで幻影として出てきた独角?が実体化したことで、ストーリーがより深いものになっていると思います。
小野田龍之介(以下:小野田) 僕が演じる紅孩児がスター感満載の衣装で登場するのが見どころですね(笑)。
――稽古場の印象的なエピソードはありますか?
鈴木 今作は”盆”を使っての場面転換が多いのですが、各シーンごとに台を回転させながら、素早く決まった位置に移動させるのがとても大変なんです。アンサンブルの皆さんに、少しでも早く慣れてもらって事故なども防げるようにと、スタッフさんが稽古場にわざわざセットを組んでくださったんです。そこに愛を感じましたね。まぁ盆のせいで稽古場がちょっと狭かったりもしましたけど(苦笑)。
椎名 稽古場のエピソード……個人的なことなんですけど、ちょっとケータリングのお菓子を食べ過ぎたのは反省しています(笑)。言い訳させてもらうと、盆のせいで稽古場が狭くなって居場所がなくて、ふと目の前を見るとお菓子の乗ったテーブルがあったんですよね。僕が立つ位置が悪いのかな~? って、気づいたら食べちゃってました(笑)。
藤原 「どこのシーン」とは言えないんですが、稽古場でやったアドリブがそのまま本番で生かされているシーンがあります。原作にはないシーンが本番もそのまんま使われるのは珍しいことだと思うので、ファンの方は観ながらどのシーンか探していただくのも楽しいかなって思います。
鮎川 雀呂(ざくろ)役の林修司さんは、誰よりも長い時間稽古場にいてずっと台本を読んでいたんです。林さんの芝居に対しての心意気や努力している姿を見て、僕ら後輩は気持ちが引き締まりましたし、感動しました。あと、今回も子役のキャストがいるんですけど、リアルに可愛いすぎて稽古場で癒されてましたね。
小野田 稽古の前半は、キャストの皆さんのスケジュールが合わなくて、その時に王(ワン)老師役のうじすけさんが自ら代役を買って出てくれて、気がつくとうじすけさんがいろんな役を演じているんですよ。彼は”ひとり三蔵一行”ができます(笑)。僕が悟空と戦うシーンで子役に代わってうじすけさんが演じてくださった時は、心が洗われるピュアな子供を演じてくださってました(笑)。
(一同爆笑!)
――小野田さんは2008年の『最遊記歌劇伝-Go to the West-』、2009年の『最遊記歌劇伝-Dead or Alive-』以来、約6年ぶりの『最遊記歌劇伝』シリーズ出演ですが、カンパニーに戻って来て改めて思うことなどありますか?
小野田 2008年の初演からはスタッフもほぼ全員変わって、三蔵一行も三蔵(鈴木拡樹)と悟空(椎名鯛造)は残って、新しい沙悟浄(鮎川太陽)と猪八戒(藤原祐規)が加わって……半分初めましてみたいな状況でしたね。以前と比べて映像がふんだんに使われていたり、アクションも増えて演出もパワーアップしていることにワクワクしました。僕自身この6年間で多くの舞台に出演させていただいて、経験したことや得たものを本作にぶつけられることを非常にうれしく思いましたし、『最遊記歌劇伝』には今後も2.5次元ミュージカルの代表として続いていって欲しいという想いを込めて、紅孩児として千穐楽まで舞台に立たせていただきます。観に来てくださる皆様に、『最遊記歌劇伝』の世界観にどっぷりと浸かって楽しんでいただけるように全力で頑張ります!
――最後に、鈴木さんから一言いただければと思います。
鈴木 ぜひ多くの皆さんにご観劇いただいて、そして末永く『最遊記歌劇伝』という作品を愛していただきたいと思います。よろしくお願いします!
公演は9月23日まで。9月22日の13時と18時の公演は、ニコ生での配信が決定!
さらに本公演DVDの発売も決定。現在会場にて、予約受付中(※会場限定予約特典:DVD発売記念イベント参加券)。詳細は、下記Informationより公式サイトをチェック!
☆Information
■『最遊記歌劇伝-Reload-』
日程:9月17日~9月23日
劇場:サンシャイン劇場(東京)
出演:
玄奘三蔵:鈴木拡樹、孫悟空:椎名鯛造、沙悟浄:鮎川太陽、猪八戒:藤原祐規、紅孩児:小野田龍之介、独角兕:畠山 遼、雀呂:林修司、王老師:うじすけ、光明三蔵:三上 俊、你 健一:唐橋 充 ほか
原作:峰倉かずや『最遊記』『最遊記RELOAD』(一迅社刊)
脚本・演出:三浦 香(FuncAScamperS009)
音楽・歌唱指導:浅井さやか(One on One)
振付:森川次朗(パシフィック・カンパニー)
アクション:栗田政明(倉田プロモーション)
主催:最遊記歌劇伝旅社
■『最遊記歌劇伝 Road to the WEST』
発売日:11月4日
価格:2,000円+税
サイズ:A4判
発行:一迅社
内容:三蔵一行の撮り下ろしグラビア、キャストインタビュー、原作者・峰倉かずや先生との座談会ほか。表紙は撮り下ろし写真と描き下ろしイラストによる両面表紙仕様!
《公式サイト》
http://saiyukikagekiden.net/
《公式Blog》
http://ameblo.jp/saiyukikagekiden/
《公式Twitter》
@saiyuki_kgkdn
(c)峰倉かずや・一迅社/最遊記歌劇伝旅社2015
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