鈴木勝吾「ファンは家族!」俳優デビュー10周年&30歳を祝うファンイベントで男泣き!松田凌がゲストの第2部レポ&写真13点UP

  • 2019-2-10

2009年に『侍戦隊シンケンジャー』シンケングリーン・谷千明役でデビュー。その後、ミュージカル「薄桜鬼」シリーズや「東京喰種」、「スタミュ」、「エンゲキ『ザ・池田屋』」「ピカレスクセブン」など、数多くの舞台作品に出演する、人気と実力を兼ね備えた俳優・鈴木勝吾さん。

今年、記念すべき俳優デビュー10周年、さらに2月4日に30歳の誕生日を迎えた鈴木さんのファンイベント「SmilingDays2019~10周年だよ!全員集合!? in 30th Birthday」が2月9日、東京・虎ノ門のニッショーホールにて開催されました。

スマートボーイズでは、そのイベントの第2部を取材! 愛と笑いに溢れた温かなイベントの様子をお届けします。

鈴木さんのアニバーサリーイヤーを祝おうと駆けつけたファンが、この日の主役の登場を今か今かと待ちわびる中、「皆さん、こんにちは~!」客席後方の扉から現れた鈴木さん。割れんばかりの拍手に包まれながら、ステージへ。

10周年のご褒美に自分で買ったメガネをかけて登場した鈴木勝吾さん

10周年のご褒美に自分で買ったメガネをかけて登場した鈴木勝吾さん

お笑い芸人・オラキオさんをMCに招き、これまでを役者生活振り返りトークや即興芝居など多数の企を開催。さらにミュージカル「薄桜鬼」、舞台「パラノイアサーカス」をはじめ、1月31日まで上演していた舞台「トゥーランドット」で共演し、鈴木さんと公私共にゆかりのある松田凌さんがゲストとして駆けつけました(ちなみに、1部のゲストは君沢ユウキさんでした)。

オラキオさん(左)と松田凌さん(右)と共に、これまでの10年を振り返ります

オラキオさん(左)と松田凌さん(右)と共に、これまでの10年を振り返ります

鈴木勝吾公式アンバサダー(!?)の松田凌さん

鈴木勝吾公式アンバサダー(!?)の松田凌さん

まずは、ターニングポイントとなった過去の作品や役を、写真と共に振り返ります。「これがなければ、役者としての自分はいない」と鈴木さんが語るのは、デビュー作『侍戦隊シンケンジャー』。「鈴木勝吾の原点で、ヒーローという職業のつもりでやっていました」という言葉から作品への思い入れの深さが伺えます。シンケンジャー卒業後、一時期、役者を辞めようかと真剣に悩み「今、月に20食ほど食べているカレーも、当時は一口が限界だった」と、辛い時期があったことも赤裸々に語ってくれました。

「『薄桜鬼』に出演した頃から、板に立つ覚悟ができました」と語る鈴木さん

「『薄桜鬼』に出演した頃から、板に立つ覚悟ができました」と語る鈴木さん

次のコーナーは、会場のお客さんからお題をもらい、鈴木さんと松田さん、オラキオさんの3人で3分間の即興芝居! 最初のお題は「オネエ・誕生日・ロボット」。3人ともオネエになりきり、鈴木さんの誕生日イベントで披露する余興の練習をしているという設定でお芝居が進みます。……が、突然スイッチが入った松田さんが、バサッと上着を脱ぎ捨てロックバンド「クイーン」のボーカル・フレディ・マーキュリーのモノマネ! 残り時間40秒の時点で、お題のロボットを拾えていないことに焦る3人。「実はロボットなの」と切り込む松田さんに、鈴木さんが「ちがうわ。そう思い込んでるだけ」と、話を急展開させカオスな状況に。

オネエになる鈴木さん!

オネエになる鈴木さん!

松田さんは突然フレディモードに……

松田さんは突然フレディモードに……

2回目のお題は「武士・宇宙・鬼」。ここでは、鈴木さんと松田さんがミュージカル「薄桜鬼」を彷彿とさせるセリフや劇中歌を披露! それぞれが風間千景と斎藤一モードに入り、会場からは歓声が沸き起こりました。

手に持つのはおもちゃのハンマーですが、風間千景風にオラキオさんを成敗!?

手に持つのはおもちゃのハンマーですが、風間千景風にオラキオさんを成敗!?

3つ目のコーナーは、バラエティー番組『有吉反省会』ならぬ、『オラキオ反省会』。鈴木さんに反省してほしいという人たちからビデオレターが。反省してほしい点を挙げて、禊(という名の無茶振り!)の内容を発表します。
「薄桜鬼」共演者の矢崎広さんからは「居酒屋での話し声がデカい!」というクレーム。禊として、鈴木さんのハイトーンボイスとは真逆の、中尾彬さんの低い声マネをオーダーされた鈴木さんは、声だけでなく渋めの表情も表現。
もう1人の「薄桜鬼」共演者・柏木祐介さんは、鈴木さんのカレーの食べすぎを指摘し、“勝ちゃんダンス(リズムに合わせて即興ダンス)”を要請。「もう~。俺も空気読めないけど、こいつのほうがよっぽど読めない!」といやいやながら、キレキレ……否、絶妙にダサいダンスを披露し、会場を爆笑の渦に。オラキオさんからも「結局カッコよくなっちゃうのかと思ったら、ちゃんとダサい(笑)」とツッコまれていました……。

全力の“勝ちゃんダンス”!

全力の“勝ちゃんダンス”!

最後は、親友の池田純矢さん。「もう30歳なんだから、舞台の本番前にやっているライオンごっこを今日で卒業して、ここでラストランを見せてください!」とのこと。鈴木さんは「これはあくまでも競争。1人ではできない」と主張し、松田さんが競争相手に駆り出されることに。負けたら、再び“勝ちゃんダンス”という条件で、四つん這いになった2人がゴールのオラキオさん目掛けてダッシュ! 結果は僅差で鈴木さんの勝ちかと思われましたが、松田さんから「(本来言うべきだった)ガオガオって、言ってなかった!」と申告があり、鈴木さんの負けが決定。再び、“勝ちゃんダンス”をすることになり、ガシガシとややダサめの踊りで客席を沸かせてくれました!

四つん這いでステージを激走!

四つん這いでステージを激走!

再び勝ちゃんダンスをするはめに……(笑)

再び勝ちゃんダンスをするはめに……(笑)

最後にサプライズで、鈴木さんのお父さんからお手紙が! オラキオさんが代読し、「大学と仕事の両立で悩んだことを覚えていますか? そのときお父さんは、大学は将来の進むべき道を探すところなのだから、道が決まったのなら、大学をやめてもいいと思うと言ったよね。その後、お父さんが一生懸命働いて私立高校、大学に送り出してくれたのに、大学を辞めて俳優の道に進む自分を責めて何度も泣いていると、お母さんから聞き、心の優しい子に育っているなと、嬉しく思いました」という温かな言葉に、「やっぱりでかいな~、オヤジっていうのは……」と、鈴木さんの目には涙が浮かびます。

お父さんからの手紙に瞳がうるうる

お父さんからの手紙に瞳がうるうる

さらに、「今日、愛を語るために来たから!」と激しい”鈴木勝吾愛”を秘めた松田さんからも、「ものすごく苦悩する人。でも、いつも支えてくれる皆様がいるから、俺はその責任があるから、笑ってなきゃいけないと、言葉でも背中でも見せてくれる先輩です。鈴木勝吾さんってすげー役者だなって、毎回惚れちゃう。僕はこの人ほど純粋な役者を知らない。これからも、鈴木勝吾様を共に愛していきましょう!」という熱いメッセージが贈られました。

松田さんは鈴木さんの長所と、鈴木さんへの愛を熱弁♡

松田さんは鈴木さんの長所と、鈴木さんへの愛を熱弁♡

鈴木さんもそれに応えるように、「俺は松田凌の才能はものすごいものだと思っていて。僕に足りないもの、そして、僕も持っているけど、凌のほうがいいものを持っているものがいっぱいあって。例え俺が役者を辞めたとしても、おまえは絶対に辞めるなという話を『トゥーランドット』のときにしていて。俺がこけても走り続けてほしいと思える仲間の1人。そんな愛しいてる後輩に今日来てもらえて嬉しいです」と松田さんへの想いを語りました。

最後の挨拶をする鈴木さん

最後の挨拶をする鈴木さん

そして最後に、鈴木さんからイベントに来てくださったファンへ「客席から愛を頂けて、今ものすごく幸せです。辛いときに思い出すものがみんなそれぞれにあるから、今日ここまで生きてこられたと思います。僕にとってそれは、お芝居であり、演劇であり、スタッフさん、仲間、応援してくれているみなさん。普通の家庭に生まれた人間がお芝居を通して、こんなに多くの人に自分の人生で何かを伝えることができる、それだけでもすごく幸せなのに、その結果、みなさんにこうやって応援していただけるのはすごく光栄で、贅沢者だなと思います」と現在の心境を明かし、「僕にとってファンって何ですか? という質問があったとき、家族ですねという言葉がスラッと出てきました。人のことを応援して愛したりするって、家族に対する愛と何が違うんだろうって、皆さんに対して常に思っています。これからも、10年、20年、30年ずっと家族として一緒に歩んでいけたらいいなと思います」とファンに想いを伝え、ラストはマイクを外して地声で「ありがとうございました!」と、直接、会場にいるファンへ感謝の言葉を贈りました。

鈴木勝吾さんは、3月15日よりDisGOONie Presents Vol.5「Phantom words(ファントムワーズ)」、5月10日よりミュージカル『憂国のモリアーティ』など、多数の舞台出演が決定しています。詳細は、Informationより公式サイトをチェックしてください。

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☆Information

■ DisGOONie Presents Vol.5「Phantom words(ファントムワーズ)」
【日程】2019年3月15日(金)~24日(日)ヒューリックホール 東京
チケット料金:
・プレミアムチケット全席指定(前方側席・公演パンフレット付き)10,900円(税込)
・一般チケット(全席指定) 8,900円(税込)
※プレミアムシートの「公演パンフレット」は、物販で販売されるものと同一です。
≪公式サイト≫
http://disgoonie.jp/stage/vol5/

■ミュージカル『憂国のモリアーティ』
【東京公演】2019年5月10日(金)~5月19日(日) 天王洲 銀河劇場
【大阪公演】2019年5月25日(土)~5月26日(日) 柏原市民文化会館リビエールホール 大ホール
チケット料金 :一般 7,800円
※全席指定・税込
※詳細・その他の席種に関しては公式サイトをご確認ください
≪公式サイト≫
https://www.marv.jp/special/moriarty/index.html

■舞台「ちょっと今から仕事やめてくる」
【日程】2019年6月13日(木)~6月23日(日) CBGKシブゲキ!!
【チケット一般発売】2019年3月中旬 予定
≪公式サイト≫
https://www.chottoimakara.com/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/chottoimakara

■舞台 エン*ゲキ#4「絶唱サロメ」公演
【東京公演】2019年10月5日(土)~10月13日(日) 紀伊國屋ホール
【多さか公演】2019年10月下旬 サンケイホールブリーゼ
【チケット一般販売】2019年7月予定
≪公式サイト≫
http://www.enxgeki.com/

≪鈴木勝吾オフィシャルブログ≫
https://ameblo.jp/shogo-suzuki/
≪鈴木勝吾オフィシャルTwitter≫
@Shogo_Suzuki(https://twitter.com/Shogo_Suzuki_)

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