- 2020-10-3
脚本・毛利亘宏さん×脚色・演出・西森英行さんのタッグが手掛けるオリジナルシリーズ作品「HELI-X(ヘリックス)」が始動!
新プロジェクト第1弾となる舞台『HELI-X』が、12月3日より東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕します。
劇団「少年社中」の主宰をつとめ、ミュージカル『薄桜鬼』シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズなど、舞台のみならず特撮ヒーロー作品でも数多くの作品の脚本や、舞台演出も手掛けてきた毛利亘宏氏。
劇団『InnocentSphere』の主宰をつとめ、「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageやミュージカル『憂国のモリアーティ』、「PERSONA5 the Stage」、舞台「遙かなる時空の中で」など、こちらも数多くの人気シリーズ作品の脚本・演出を手掛けてきた西森英行氏。
2.5次元作品の多くを牽引してきたこの2人が、脚本を毛利氏、演出・脚色が西森氏とタッグを組んで生み出して来た、舞台『メサイア』シリーズ。玉城さん、菊池さんは、時期は違えど、舞台『メサイア』に出演。
両氏の薫陶を受けた2人が、いま両氏の立ち上げた新たなプロジェクトにW主演します!
共演者には宇野結也さん、輝馬さん、後藤大さん、立道梨緒奈さん、松田昇大さん、塩田康平さん、星元裕月さん、笠原紳司さん、服部武雄さん、北村海さん。そして、西岡德馬さんや久世星佳さんなど、個性の強いキャストやベテランキャストが揃いました。
本作の舞台は、遺伝子工学の発展により、性別の選択が自由になった未来。“トランス”という性別変更手術を受けることで、稀に特殊能力を持つミュータント・通称“HELI-X”に。HELI-Xによる犯罪が社会問題となる中、大和自治軍の内部にHELI-X犯罪を専門に扱う「螺旋機関」が設立。軍人のアガタが螺旋機関への所属を命じられ、マフィア組織「ブラックドラゴン」のゼロと出会うことで、物語の歯車が動き出します。
スマートボーイズでは、W主演を務める玉城裕規さんと菊池修司さんに新プロジェクトへの意気込みなど作品にまつわるお話を伺いました。
そのSPインタビューを前編・後編の2回に渡ってお届け。
後編では、玉城さんと菊池さんの関係性や作品にちなんだトークで盛り上がりました!
【W主演・玉城裕規×菊池修司インタビュー後編】
――お二人は、本作での共演以前から交流はあったんでしょうか? 同じ作品に出演していても、チームが違ったりと直接お芝居で絡むことはなかったと思いますが。
菊池 舞台の上で一緒に立たせていただくのは初めてですね。でも、まだこのような状況になる前に一緒に食事に行ったこともあるので、共演は初めてですけど、壁はなくなってるような気はします!
――10歳差ですが、気兼ねなく話せる関係なんですね。
菊池 えっ!? そんな離れてますか?
玉城 修ちゃん、いくつ?
菊池 僕、95年生まれです。
玉城 あ、10離れてる。
菊池 えぇぇ~。
――(笑)。おふたりともご存知なかったですか?
玉城 修ちゃん、若いとは思ってたけど。僕が基本的に大先輩以外は年齢についてあまり考えない人なので。共に作品を作る仲間と思ってますから。だから、後輩にタメ語を使われてもなんとも思わないんですよね。ゴリゴリ生意気だったら、「あれ?」とはなりますけど(笑)。
菊池 ハハハッ。玉城さんがフレンドリーな方なので、年齢とかも全然気にせず、「お疲れさまですっ!」って軽い感じで。熱海(舞台『改竄・熱海殺人事件』)とかでも稽古場で会ったときに挨拶してたんですけど、もうちょっとちゃんとしなきゃ(笑)。
玉城 いやいやいや。ここから逆に距離あくの?(笑)
菊池 (粛々とした)こうやって玉城さんの横で取材させてもらったり、役もニコイチみたいなポジションでいさせてもらうの、ありがたいです! (玉城さんへ軽く頭を下げて)ありがとうございますっ!
玉城 ちょっと(笑)。いやもう、こちらこそよろしくお願いいたします。
菊池 玉城さんのフレンドリーな空気感に助けられてます。最近、人見知りしなくなってきてはいるんですけど、それでも初対面だとどうしても距離が生まれるんですよ。玉城さんはそこをなくしてくださるので、ありがたいです。
玉城 修ちゃんは頼りにしかならないよ!
菊池 これからどんどんボロが出てきますよ(笑)。「あれ? 頼れない…」ってなりますよ!
玉城 だとしたら、自分もだわ。
菊池 ダメだ。どっちも相手を頼りがち(笑)。
――しっかりお互いを支え合っていただければと思います(笑)。それでは、ここからは作品の内容にちなんだことをお聞きしていきます。劇中では性別選択の自由があり、“トランス”手術を受けることが可能ですが、もし今、性別の選択ができたらどうしますか?
玉城 選択は1回だけですよね? 男のままで!
菊池 ……僕もですね。これからずっと女性として生きる覚悟はできないので。でも、作品の設定と同じように能力も一緒に身につくのであれば、アリですね。変身能力を持てたら!
玉城 ハハハッ!
菊池 よくないですか? 男になりたかったら男に変身して。別に男女じゃなくても、総理大臣とか、なりたい人になれる!
玉城 それ、ずるいな~。
菊池 絶対に変身能力が身につくっていう保証がないと、踏み切れないですよ。
玉城 たしかに。女性に比べると男性のほうが楽なんじゃないかって思ってしまうんですよね。男って甘えてるな~と思いつつ、これからも甘えていきたいと思います……!
――菊池さんのずるい回答の中に、能力の話が出てきましたが、何か1つ能力を得られるとしたら、どんなものがいいでしょうか?
菊池 僕、海外ドラマが大好きで、『HEROES(ヒーローズ)』っていう超能力を持った人たちが悪に立ち向かうドラマにハマったんですよ。けっこう長いシリーズで。いろんな能力を見てきたプロとして選ばせてもらっていいですか?(笑)
玉城 能力者のプロ(笑)。
菊池 一番いいのは他人の能力をコピーできる力!『HELI-X』の登場人物全員の能力をコピーできたら最強ですよ。
玉城 最強じゃん。世界征服中できちゃう。
菊池 できます、できます。
玉城 先にそんなこと言われたら、俺もそれがいいってなっちゃうよ。
菊池 あ、でも、その海外ドラマの余談なんですけど、ドラマの中ではコピー能力者の天敵は、他人の能力を奪う人でした。
玉城 じゃあ、奪う力で!
――では最後に、新シリーズの始動と第1弾の開幕を楽しみにしている方々へメッセージをお願いいたします。
菊池 『HELI-X』という作品を多くの方々が楽しみにしてくださってるのが、すごく伝わってきますし、僕らもそれに応えなきゃという気持ちでこれから稽古や本番に挑みます。第1弾ということで何もないところから始まって、いろんな方々の力をお借りして具現化しようとしているので、イチから出来上がる作品の良さというものが絶対あると思います。『HELI-X』でしか出せない良さを僕らがちゃんと積み上げていきます! 絶対楽しめるような作品に仕上げますので、楽しみな気持ちだけを胸に、劇場まで足をお運びいただければと思います。
玉城 この新シリーズの大事な大事な第一歩! みなさん、応援していただけたらなと思います。その分、精一杯稽古に励んでステキな作品にするので、見守ってください。もし会場に見に来られなかったとしても、こんないい作品があるってことは胸に留めておいていただけると嬉しいです。
【インタビュー完】
舞台「HELI-X」は、12月3日(木)〜12月9日(水)に東京公演が紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで、大阪公演が12月12日(土)〜12月13日(日)に大阪・メルパルクホールで上演されます。
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▼詳細▼
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☆Information
舞台『HELI-X』
<東京公演>2020年12月3日(木)~12月9日(水)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
<大阪公演>2020年12月12日(土)~12月13日(日)
大阪 メルパルクホール
【チケット情報】
<オフィシャル最速先行>
受付期間:9月26日(土)12:00〜10月4日(日)23:59
受付URL:https://w.pia.jp/t/heli-x/
席種・料金:全席指定 10,800円(税込)※ミニパンフレット付き
【CAST】
玉城裕規 菊池修司
宇野結也 輝馬 後藤 大 立道梨緒奈 松田昇大 塩田康平
星元裕月 笠原紳司 服部武雄 北村 海
久世星佳 西岡德馬
アンサンブル:細川晃弘 白崎誠也 小笠原竜哉 坂本和基 榮 桃太郎 相田真滉
【STAFF】
脚本:毛利亘宏(少年社中)
脚色・演出:西森英行(Innocent Sphere)
音楽:大内 慶
殺陣:六本木康弘
美術:松本わかこ
照明:大波多秀起
音響:門田圭介
映像:ワタナベカズキ
衣装:鈴木真育
ヘアメイク:工藤聡美
演出助手:きまたまき
舞台監督:深見信生
宣伝美術・写真:古田 亘(ゴーグル)
主催・企画・制作:オデッセー
《公式HP》
https://www.heli-x-p.com
《公式Twitter》
https://twitter.com/HELI_X_official
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