玉城裕規・菊池修司が制作陣の本気に触発!?演劇愛高ぶる新プロジェクト「HELI-X」W主演インタビューSP【前編】12/3開幕

  • 2020-10-2

脚本・毛利亘宏氏×脚色・演出・西森英行氏、名タッグが手掛けるオリジナルシリーズ作品「HELI-X(ヘリックス)」が始動!
新プロジェクト第1弾となる舞台『HELI-X』が、12月3日より東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕します。

『HELI-X』メインビジュアル

『HELI-X』メインビジュアル

劇団「少年社中」の主宰をつとめ、ミュージカル『薄桜鬼』シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズなど、舞台のみならず特撮ヒーロー作品でも数多くの作品の脚本や、舞台演出も手掛けてきた毛利亘宏氏。

劇団『InnocentSphere』の主宰をつとめ、「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageやミュージカル『憂国のモリアーティ』、「PERSONA5 the Stage」、舞台『遙かなる時空の中で』など、こちらも数多くの人気シリーズ作品の脚本・演出を手掛けてきた西森英行氏。

2.5次元作品の多くを牽引してきたこの2人が、脚本を毛利氏、演出・脚色が西森氏とタッグを組んで生み出して来た、舞台『メサイア』シリーズ。玉城さん、菊池さんは、時期は違えど、舞台『メサイア』に出演。

両氏の薫陶を受けた2人が、いま両氏の立ち上げた新たなプロジェクトにW主演します!

共演者には宇野結也さん、輝馬さん、後藤大さん、立道梨緒奈さん、松田昇大さん、塩田康平さん、星元裕月さん、笠原紳司さん、服部武雄さん、北村海さん。そして、西岡德馬さんや久世星佳さんなど、個性の強いキャストやベテランキャストが揃いました。

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本作の舞台は、遺伝子工学の発展により、性別の選択が自由になった未来。“トランス”という性別変更手術を受けることで、稀に特殊能力を持つミュータント・通称“HELI-X”に。HELI-Xによる犯罪が社会問題となる中、大和自治軍の内部にHELI-X犯罪を専門に扱う「螺旋機関」が設立。軍人のアガタが螺旋機関への所属を命じられ、マフィア組織「ブラックドラゴン」のゼロと出会うことで、物語の歯車が動き出します。
スマートボーイズでは、W主演を務める玉城裕規さんと菊池修司さんに新プロジェクトへの意気込みなど作品にまつわるお話を伺いました。

そのSPインタビューを前編・後編の2回に渡ってお届け!
前編では、作品の見どころや2人が演じる役柄について紹介していただきました!

【W主演・玉城裕規×菊池修司インタビュー前編】
――早速ですが、オリジナルシリーズ「HELI-X」第1弾への参加が決まった際のお気持ちからお聞かせください。

菊池 やっぱり嬉しいですね。この作品に限らず、新シリーズの第1作というものは重荷のある作品ことですし、僕らだけではなくて、スタッフさんも本当にいろんな方々が意気込んで取り組むものなので、そういう意味でも大切な作品をこのような立場で携わらせていただけることは、なかなかない貴重なことだと思います。みなさんの想いに応えなきゃというワクワクや、頑張らなきゃという気持ち、プレッシャー、たくさんの想いを抱えながら挑んでいこうと思います。ビッグシリーズにできるよう頑張ります!

玉城 修ちゃんと同じで、嬉しいです。何もないところから作り上げる作品でこんな壮大な世界観のものを作り上げるっていうのは、すごいエネルギーが必要とされますし。僕らもゴリゴリ(熱量を)出していかないといけないので、プレッシャーもありつつ。でもこのね、スタートをいい形で切れたらなと思います。西森さんと毛利さんが一緒に作っていこうと信じた方々が集まって出来たカンパニーだと思うので、本当に大事な一歩をしっかり踏み出したいですね。

玉城裕規さん

玉城裕規さん

菊池修司さん

菊池修司さん

――おふたりともプレッシャーを感じつつも、イチから作品を作り上げる好奇心のようなものが強いようですね。西森さんや毛利さんとは、少しお話もされたようですが……。

菊池 僕はまだしっかり話せてないんですけど、ビジュアル撮影の合間に、西森さん に来ていただいて、少しだけお話しました。僕が演じるアガタについて、「こういう役だよ」と色々説明してくださいました。そのおかげで、アガタを(自分に)乗せて撮影に挑めたと思います。

――役作りの第一歩が踏み出されたわけですね。

菊池 そうですね。ビジュアル撮影のときはまだしっかりした台本が完成していなくて、ざっくりとした世界観や役の設定しかなかったので、西森さんと話すことでイメージが膨らみました。演出家さんや脚本家さんが撮影現場にいてくださると、すごく有難いです。

――公式HPの玉城さんのコメントでも、西森さんたちの熱量のすごさについて触れていましたよね。

玉城 このシリーズに対しての愛であったり、熱量であったり、演劇に対しての……なんだろうなぁ。やっぱり愛ですよね。演劇への渇望。なんとも言えないお二方の表情といいますを見たときに、うわぁぁぁって(笑)。演劇人が本気を出した!みたいな。もちろんどれも本気なんですけど、このタッグで新しいことやることへの熱量はもうすごい。お二人とも柔らかい方なんですよ? けど、伝わるんですよね、なんか。それがすごくカッコいいと思いましたね!

――現在のコロナ禍という状況が相まっての渇望なんでしょうか?

玉城 僕が話したのは、もっと前だったんですよ。まだ細かいことが決まってない段階で。でも、今の状況もあって、きっと公演への想いが増し増しになってると思います。燃えたぎった気持ちが、台本に詰め込まれてる気がしますもん!

――たしかに。台本を読ませていただきましたが、世界観の設定やキャラクターの厚みが半端ないです。これがどう舞台上で表現されるのか、全く想像できません……。

玉城 各々のキャラを見せつつ、ストーリーも見せつつ、いろんなものをお届けしないといけないですね。特に第1作目なので。

菊池 そうですね。毛利さんの描く物語は、最後の最後までどうなるかわからなくて、男心をくすぐられます! 西森さんの演出でどう生かしていくのか楽しみです。その中で、派手なアクションも醍醐味の1つかなと思います。

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――では改めて、それぞれが演じられるキャラクターについても紹介をお願いします!

菊池 性別が選択できたり、能力者がいたり、先の未来が舞台となっているんですが、僕が演じるアガタタカヨシは現実世界の人間に近いキャラクターだなと思っています。まず能力を持っていませんし、性別変換や能力者に嫌悪を抱いている人物です。ゼロというキャラクターとの出会いで心情が変化していくところが、アガタの見どころだと思います。

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――演じる上で意識することはありますか?

菊池 僕が大事にしたいのは、サバサバしてるようなセリフがけっこう多いんですけど、サバサバした中でも、内に秘めている熱い芯みたいなところは、うまく表現したいです。自分の譲れないことを1本通すとなったときにも、熱い想いをセリフがない場面でも舞台上でのあり方や立ち振る舞いで表現したいなと思います。周りが個性豊かでいろんな過去を持つ人物が多いので、アガタがいちばんお客さんの目線に近い役な気がしていて。お客さんを「HELI-X」の世界観に引っ張って行く役割もあるんだと思いますね。

玉城 そうだね。そこは修ちゃんに頑張ってもらって(笑)。ゼロという役は、簡単に言うと復讐心の塊。ある出来事をきっかけに女性から男性になる手術を受けて、とある能力を持った人物です。

――元女性という難しい役どころかと思います。
玉城さん まぁ……見ていて、晴れ晴れとした役ではないですよね(笑)。ジトッっとした感じ!

――アガタとゼロの出会いが、物語の展開にどう影響を及ぼすのかも見どころの1つですね。

菊池 まだ台本をパッと見た印象でしかないですけど、アガタとゼロはけっこう似てる部分も多いなと僕は思っています。ゼロは愛していた人への執着みたいものが強くて、それが復讐に繋がって。アガタもアガタで自分の感情を大事にしていて、それを行動に移す。なんとなくお互いがシンパシーを感じるのもわかる気がします。

玉城 だね。修ちゃんが言ってくれたみたいに、シンパシーじゃないけど、言葉じゃない部分で繋がれたらなとは思います。

菊池 これから稽古でいろんなものが生まれると思うので、そこを大事にしながらエンディングまで持っていけたらと思います!

【後編に続く】

舞台「HELI-X」は、12月3日(木)〜12月9日(水)に東京公演が紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで、大阪公演が12月12日(土)〜12月13日(日)に大阪・メルパルクホールで上演されます。
チケットは、現在チケットぴあにてオフィシャル最速先行受付中です。
公演詳細は、Informationより公式HPをチェック!

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☆Information

舞台『HELI-X』
<東京公演>2020年12月3日(木)~12月9日(水)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
<大阪公演>2020年12月12日(土)~12月13日(日)
大阪 メルパルクホール

【チケット情報】
<オフィシャル最速先行>
受付期間:9月26日(土)12:00〜10月4日(日)23:59
受付URL:https://w.pia.jp/t/heli-x/
席種・料金:全席指定 10,800円(税込)※ミニパンフレット付き

【CAST】
玉城裕規 菊池修司
宇野結也 輝馬 後藤 大 立道梨緒奈 松田昇大 塩田康平
星元裕月 笠原紳司 服部武雄 北村 海
久世星佳 西岡德馬
アンサンブル:細川晃弘 白崎誠也 小笠原竜哉 坂本和基 榮 桃太郎 相田真滉

【STAFF】
脚本:毛利亘宏(少年社中)
脚色・演出:西森英行(Innocent Sphere)
音楽:大内 慶
殺陣:六本木康弘
美術:松本わかこ
照明:大波多秀起
音響:門田圭介
映像:ワタナベカズキ
衣装:鈴木真育
ヘアメイク:工藤聡美
演出助手:きまたまき
舞台監督:深見信生
宣伝美術・写真:古田 亘(ゴーグル)
主催・企画・制作:オデッセー

《公式HP》
https://www.heli-x-p.com
《公式Twitter》
https://twitter.com/HELI_X_official

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