糸川耀士郎・菊池修司が共演者&見どころを語る!「富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE」10/2開幕直前3日連続SPインタビュー特集②

  • 2020-9-30

筒井康隆さんの小説『富豪刑事』(新潮文庫刊)、TVアニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」を原作に、型破りな刑事・神戸大助の姿を描く「富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE」が2020年10月2日(金)~11日(日)に東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演されます。
スマートボーイズでは公演開幕を前に、主人公・神戸大助役の糸川耀士郎さん、そのバディ・加藤 春役の菊池修司さんへのインタビューを全3回の特集にて更新中! 本日更新のPart.2では、共演キャスト&舞台の見どころについてたっぷりと語っていただきました。

(左から)神戸大助役の糸川耀士郎さん、加藤 春役の菊池修司さん

(左から)神戸大助役の糸川耀士郎さん、加藤 春役の菊池修司さん

■【インタビュー Part.2】糸川耀士郎×菊池修司が共演キャスト&見どころをトーク!

――今作のキャストには、お二人と同じく「劇団番町ボーイズ☆」のメンバーである星野 涼役の坪倉康晴さんと室井 敏役の堂本翔平さんもいらっしゃいます。お二人のほかに共演する方々のお名前を見て、どう思われましたか?

菊池修司(以下、菊池) やっぱり知っている名前があると、どういう芝居をする方なのかっていうのも分かりますし、僕は安心します(笑)。特に同じ劇団の仲間は、気心も知れているので楽しく過ごせると思いますし、一緒にお仕事ができるのは嬉しいです。

糸川耀士郎(以下、糸川) 僕は特に、堂本翔平がいるのが心強いなって思いました。翔平とはほぼ同期で、劇団でもずっと一緒にお芝居をやってきた仲間ですし、人として大好きなのはもちろん、役者としてもすごくリスペクトしているんです。現場でもいつも落ち着いた様子でいてくれる人なので、翔平が近くにいてくれるっていうのはすごく心強いですね。

――お二人にとっては後輩である、坪倉さんとの共演はいかがですか?

糸川 康晴は劇団にも今年入ったばっかりなんですけど、ある作品では僕が過去に演じていた役を彼が引き継いで演じていたりもするので(『Starry☆Sky on STAGE』での土萌 羊 役)、僕からも芝居についてはこれまでもアドバイスをさせてもらったりしているんです。だけど共演は初めてになるので、こうして康晴と同じ作品の中で向き合えるっていうのは嬉しいです。

菊池 僕も、加藤と星野は元捜査一課同士で関わりも多くなる役柄だと思うので、実際にも後輩の康晴と作っていけるのがすごく楽しみです。

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――さらに今作では舞台オリジナルキャラクターとして、宮城友輔役に瀬戸祐介さん、守山秋文役に山本一慶さんなど、以前に糸川さん、菊池さんがそれぞれ共演されたことがある方々もご出演されます。経験豊かな先輩たちがいるというのは、頼もしいのでは?

菊池 やっぱり先輩方は存在感というか、稽古場に入ってこられた時のオーラから違うんです!(笑) まだまだ僕らは経験を積んでいかなきゃいけない身なので、様々な現場を経験されている先輩がいらっしゃるのは本当に心強いです。

糸川 僕も、瀬戸祐介さんとは舞台「憂国のモリアーティ」で兄弟役を演じさせていただきましたが、舞台裏ではすごく楽しい方なので、また共演できて嬉しいです。

菊池 僕が「メサイア」シリーズに初参加させていただいた舞台『メサイア -黎明乃刻-』では、山本一慶さんが橋本真一さんとのW主演をなさっていたんですが、今回は僕たちがメインを務めさせていただく作品を一慶さんが支えてくださるという関係になるので、これまでその背中から勉強させていただいた恩を返すという意味でも、僕たちは頑張らなきゃいけないと思います。

――お二人はカンパニーの中心に立つ身として、稽古場での空気作りから意識する部分もあるのではないかと思いますが、どんなカンパニーにしていきたいですか?

菊池 作品としてはシリアスな展開でも、このメンバーなので絶対に楽しくなると思いますし、僕はキャストの空気感には何の心配もしていないです!

糸川 僕は本当にかっこいい作品が作りたいと思っているので、そういう意味では僕たちも自ら現場を引っ張って、“あのシーンがこんなにかっこいいんだから、僕たちも頑張んなきゃな”って皆さんに思ってもらえたら。お互いに意識し合って、一緒に切磋琢磨できる現場にしたいです。

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――「富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE」では、アニメ最終回後を描くオリジナルストーリーが展開されますが、どうやら加藤の過去が関わってくる、と伺っています。

菊池 そうなんです。今作では、加藤の警察学校時代のバディ・守山秋文(演:山本一慶さん)や、恩師と呼べるような教官・坂守信雄(演:窪寺 昭さん)という存在も登場します。

糸川 加藤の過去のバディである守山が登場することによって、現バディとして大助がどう動くのか、新旧バディの違いにも注目していただきたいです。

菊池 さらに加藤がどんな想いから刑事をやっているのか、という姿に繋がる部分も描かれたりしますし、康晴が演じる星野とも、アニメの序盤ではギクシャクした関係でしたが、舞台ではその関係にも変化があった上での物語になるので、加藤たちに星野がどう関わってくるのか、というのもアニメファンの方に楽しんでいただけると思います。

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――そして「富豪刑事 BUL」の見どころといえば、神戸大助による常識を超えた捜査手法。彼の鮮やかなお金や人脈の使い方、さらに最新テクノロジーまで駆使する姿は舞台でも見られるんでしょうか?

糸川 もちろん、ご期待下さい。舞台って、すごくアナログな手法も使った上で色んなことを表現できる場だと思うんですが、だからこそ僕も“アニメでのテクノロジーを駆使した世界観を、どう表現するんだろう”って楽しみにしていたんです。
だけど演出の西田大輔さんの作り出す世界は、僕の想像以上にオシャレで、ダイナミックで……観客の方々にも“こんな表現があるんだ”ってビックリしてもらえる演出になっていると思います!

――今作の演出を手掛ける西田大輔さんの作品には、お二人ともこれまでにもご参加されていますよね。その経験を踏まえた上で、今作では主演として、西田さんからは何を求められていると思いますか?

糸川 本当に、西田さんってカッコいい男をよりカッコよく演出するのがお上手というか……西田さん自身が男としてすごくカッコいい方なので、西田さんから「お前の大助、カッコいいよ」って言われたら、僕の勝ちだと思うんですよ(笑)。
大助みたいにスッとしていて、オシャレに振る舞える男って、ほんのサジ加減でとことんダサくなっちゃうと思うんです。そこは本当に僕のセンス次第だな、と責任を感じていますし、オシャレに演じようと思えばすごくオシャレにできるキャラクターだとも思っているので、西田さんの感性にハマって「カッコいいよ」と言われる男を目指して、役を突き詰めていきたいなって思います。

菊池 僕は、以前にご一緒した舞台「DECADANCE」-太陽の子-(2020年1~2月)では、物語を脇から支えるような役柄をやらせていただいたので、まだ引出しの一部しか見せられていないんじゃないかなって思うんです。
今回の様に作品の中心となる役柄を、僕がどう噛み砕いて自分のものにしていくのかは、西田さんもまだ見たことがないと思うので……だからこそ、“修司はこういう役なら、こういう風に演じてくるんだな”って驚いてもらえるような、新しい引き出しをたくさん見せていきたいなって思います!

――そして西田さんの演出作では、ダイナミックなアクションシーンも大きな魅力に挙げられると思います。お二人とも、今作では体を使うシーンもありそうですか?

菊池 もちろん、たくさんあります!

糸川 僕たちのアクション稽古も始まっています。今回立つのは360度にお客様がいらっしゃる円形の劇場なので、どの角度から観ていただいても迫力がある、臨場感のあるアクションシーンばかりになると思います。そこは楽しみに待っていていただきたいですね。

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――今作の上演劇場となる品川プリンスホテル クラブeXには、お二人ともそれぞれ過去にご出演されていますが、お客様から囲まれて演じるというのはより緊張されますか?

糸川 やっぱり、ほかの劇場とは違った独特な雰囲気があります。

菊池 僕たち役者にはどことなく、稽古場の段階から「こっち側に客席があるから、こういう見せ方をしよう」って考えることが体に染みついていますし、どうしてもそこに縛られてしまう部分があるんですが、逆に360度にお客様がいるっていうことは、ありのままの向きで芝居をするのが一番自然なんですよね。なので、無意識のうちにある“ここが舞台の正面だ”っていう考え方を捨てる、っていう難しさは逆にあります。

糸川 だけどこの劇場ならではの配置を活かして、ステージだけではなく、客席全体が作品の世界として楽しめるような演出にもなっているので、その臨場感には期待していただきたいです!

【10月1日掲載予定・Part.3へ続く】

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【ストーリー】
ケタ外れの資産をもつ神戸家の御曹司・神戸大助が赴任したのは、警視庁で問題を起こした人間だけが送り込まれる「現代犯罪対策本部準備室」、通称「現対本部」。
そこで大助は情に厚い男・加藤春とバディを組まされる。

神戸家の闇を暴いたことにより、世界に公開された謎の新物質“アドリウム”の存在。
大助と加藤は、アドリウムを悪用しようと企む者達を取り締まるため世界を股にかけ捜査を続けていた。
ある日、現対本部にかかってきた一本の電話。
それはアドリウムの闇取引に関する情報を伝えるものだった。
大助たちは取引現場と目されるパーティに潜入するが、そこで加藤は警察学校時代の相棒と再会する。
しかし再会を喜ぶ暇もなく、追跡していたターゲットが動き出し……。

「富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE」は、2020年10月2日(金)~11日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演されます。ほか公演詳細は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

(c)筒井康隆・新潮社/伊藤智彦・神戸財閥
(c)神戸財閥ステージプロジェクト

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※糸川耀士郎主演、堂本翔平・菊池修司・織部典成共演(ALL Cast from 劇団番町ボーイズ☆)スマボオリジナルコメディ『サギトリ!~警視庁 特殊詐欺取扱係・船木瑛一~』(全5話)が【スマボアプリ】にて配信中!DVDが【スマボSHOP】にて初回特典ブロマイド付きで発売中!
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☆Information

■「富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE」

【公演日程】2020年10月2日(金)~11日(日)
【会場】品川プリンスホテル クラブeX(東京都港区高輪4-10-30)

【STAFF】
原作:筒井康隆『富豪刑事』(新潮文庫刊)/アニメ「富豪刑事Balance:UNLIMITED」

脚本:岸本 卓
演出:西田大輔

【CAST】
神戸大助:糸川耀士郎
加藤 春:菊池修司

宮城友輔:瀬戸祐介
神戸鈴江:立道梨緒奈
星野 涼:坪倉康晴
亀井新之助:松島勇之介

室井 敏:堂本翔平
清水幸宏:すわいつ郎
湯本鉄平:真壁勇樹
佐伯まほろ:森田涼花

坂守信雄:窪寺 昭

守山秋文:山本一慶

アンサンブル:本間健太 書川勇輝 藤田峻輔 綿貫志信 和田啓汰 市川絵美

【企画協力】新潮社
【主催】ソニー・ミュージックエンタテインメント/アニプレックス

【チケット】一般発売中
料金:12,000円(特典ブロマイド付き・全席指定・消費税込)
受付URL:https://eplus.jp/fugoukeiji/
※未就学児童入場不可

【チケットに関するお問い合わせ】
イープラス 0570-06-9919 (10:00~18:00)
Q&A・お問合せ専用ページ http://eplus.jp/qa/

【公演に関するお問い合わせ】
ソニー・ミュージックエンタテインメント 03-3515-5683 (土日祝日指定日除く 11:00~17:00)

≪公式サイト≫
stage-fugoukeiji-bul.com
≪公式Twitter≫
@fk_bul_stage

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