- 2018-5-16
もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ第6弾「ジョン万次郎」が、6月14日~6月24日、東京・EXシアター六本木にて上演!
本シリーズは、教科書には詳しく載らないような歴史上の人物や出来事を、エンターテインメント舞台として表現するシリーズ企画。その第6弾で焦点を置く人物はジョン万次郎!
14歳の時に海で遭難した土佐の漁師・万次郎が、アメリカの捕鯨船に助けられ、そのままアメリカ東部に暮らし、言葉も習慣も異なる地で、いじめや差別にくじけることなく強く生き抜いていく物語です。
スマートボーイズでは、今作で舞台初主演を務める主人公・ジョン万次郎役の溝口琢矢さん、万次郎と共に遭難事故にあう漁師仲間を演じる石原壮馬さん、勝海舟役の山崎樹範さんに直撃! 全3回でお届けする座談会の最後となるPart.3をお楽しみください。
【Part.3】今後の稽古に向けて……
――稽古がスタートするのはもう少し先のようですが、山崎さんからお2人に今後の稽古や本番に向けての心得やアドバイス等はありますでしょうか?
溝口琢矢(以下、溝口) あ~、聞いておきたいです! この人には気をつけろ、みたいな(笑)。
山崎(以下、山崎) 基本、一番怖いのは演出家(大関 真)さんだから(笑)。でも、俺も大関さんのことは100%信頼してるから、大関さんの言うことがまず大前提。2人がメインで新たに入ってきて、色々思うところもあるだろうけど、いろんな主役がいると思う。みんなを引っ張っていく人もいれば、みんなの背中を押す人もいるだろうし。でも、俺が一番好きなのは、そんなこと考えずに、誰よりもこの作品に対して真摯に向き合って足掻いてる姿をみんなが見て、「あ~、コイツのために頑張ろう!」って思えるようなメインキャスト。それが一番ステキだなって思うよ。周りの人が自然と2人のために頑張ろうって思えるようにしてくれたらいいな!
溝口 ありがとうございます! 頑張ります!
山崎 すみません。偉そうなこと言って。ここだけは絶対に書いてください!
石原壮馬(以下、石原) アハハハッ。太字でお願いします(笑)。
――しかと書かせていただきます! 今の山崎さんのメッセージを受けて、お2人はどんな心境ですか?
溝口 最近、自分がそんなに器用な人間ではないってことを薄々感じてきたので、思ったことをその通りにできるわけではない。地に足を付けて頑張ろうと思います。「これをやってやろう!」っていうのは今のところなくて、ひたすらもう、やるしかないって思ってます!
石原 シリーズの中でやましげ(※山崎さんの愛称)さん以外にも、何度も出られてるキャストの方々がいらっしゃいますよね。稽古場の空気ってどんな感じですか? そこが今、気になってます。
山崎 どうなんだろう……空気かぁ。
石原 稽古のやり方もどういう感じなんだろうって。
座間プロデューサー(以下、座間P) シリーズと言えど、今回は新しい顔ぶれが半分以上。継続して出てくれるのは、山崎さん、石井(智也)さん、細貝(圭)さん、井深(克彦)さん、寿里さんくらい。稽古はシステマティックですよね。合理的にやってるなと。今までは殺陣とか楽器とかの要素が多くて、特に殺陣の時が一番大変でした。でも、実は今回わりとテクニカルなことは少なめなので、お芝居にガッツリ時間をかけられるんじゃないかと思ってます。芝居以外の要素が多いと、どうしても芝居に割く時間が短くなるけど、今回はお芝居にかける時間を長く設けられますね。
山崎 じゃあ、大関さんと思いっきりぶつかれるね! お芝居の稽古がたっぷりあるなら。
溝口 ちゃんとぶつかれるように、こっちも武器を揃えておきます!
石原 今まで誰かと大関さんがぶつかることはあったんですか?
山崎 なくはないですよね?
座間P そうですね。でも、それは正しい議論だったりするので。
溝口 でも、やましげさん、間に入ってくれそうですよね。
山崎 そういうとき、俺、本当にいないよ(笑)。間になんか入んないからね!
――仲裁に入るというか、間を取り持つようなことはなさらないんですね(笑)。
溝口 ハハハッ。ダメ出しされて落ち込んでいたら、帰り際にやましげさんが「明日も頑張ろう」って声をかけてくれる感じかなって、勝手にイメージしてたんですけど、違いますか?
山崎 帰る頃には、石井くんとかと「どこ飲み行く~?」って話してる!
溝口 アハハハッ。ますます楽しみになった!
山崎 だって稽古が終わる1時間前には、今日の飲み屋を探してるよ。
溝口 大切ですよね、お店の予約は。
山崎 稽古の後半は、まず俺がソワソワし出すから。そろそろ終わるかなって(笑)。
石原 緊張感もありつつ、楽しみになりました(笑)。
山崎 このチームの強さは、アンサンブル。その方たちはわりと固定でいてくれるし、みなさんの職人気質がすごい! めっちゃすごいスキルを持ってる人たちがアンサンブルとして支えてくれるから、芝居以外の部分のことはお任せして大丈夫!
――心強い共演者さんに囲まれていますね。それでは最後に、本作への意気込みをお聞かせください!
石原 自分自身、初めての歴史物で、こういうシリーズでやっているところに参加させてもらいます。しっかりジョン万次郎を取り巻く人間として、ちゃんと生きれるように、この時代っておもしろいんだなって、初めて見る人にも思ってもらえるように、しっかり演じられたらと思っているので、ぜひ楽しみにしていてください!
溝口 ボクみたいに「ジョン万次郎の名前は知ってるけど、誰?」と歴史に詳しくない方が見ても、ジョン万次郎って、めっちゃいい奴じゃんと思ってもらえるくらい魅力的な人物を演じられるように、もっともっと勉強していきたいと思います。みなさん、楽しみにしていてください!
山崎 冒険の話なので、男性が見てドキドキする要素がいっぱいあると思うんですけど、女性にもいっぱい見てもらいたくて。女性が見てドキドキするような、キャサリンとの恋もありますから♡ そこをぜひ楽しみにね。ボクもこの恋を見守りたいと思います!
溝口 アハハッ! 一番ドキドキしたい人がここにいました(笑)。
≪全3回了≫
もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ舞台第6弾「ジョン万次郎」は、6月14日(木)~6月24日(日)に東京・EXシアター六本木にて上演。チケットの一般発売は、5月19日(土)12:00より発売開始です。ほか公演詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。
zyo©Based on “HEART OF A SAMURAI” by Margi Preus
Japanese language theatrical live performance rights arranged with Margi Preus
c/o Books Crossing Borders, New York through Tuttle-Mori Agency, Inc., Tokyo
© Mizuhito Kanehara/Shueisha
©「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」製作委員会(テレビ朝日ミュージック ローソンHMVエンタテイメント)
☆Information
舞台「ジョン万次郎」
日程:2018年6月14日(木)~6月24日(日)(全14公演)
会場:EXシアター六本木
原案:「ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂」(集英社文庫)
マーギー・プロイス(著)金原瑞人(訳)
脚本:鈴木哲也/金沢知樹
演出:大関真(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)
企画:座間隆司
制作:株式会社テレビ朝日ミュージック
企画協力:株式会社タトル・モリ エイジェンシー/集英社
主催:「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」製作委員会
株式会社テレビ朝日ミュージック
株式会社ローソンHMVエンタテイメント
主演:溝口琢矢(ジョン万次郎)
出演:荒木宏文、石原壮馬、正木郁、石賀和輝/山下聖菜/細貝圭、石井智也、井深克彦、寿里、輝山立/鷲尾昇、武智健二/山崎樹範
チケット料金(税込)
・全席指定席:¥8,800
※当日券は¥500増し。残席がある席種のみ販売予定。
※未就学児のご入場はできません。
≪公式サイト≫
http://mottorekishi.com/johnmung/
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