- 2017-1-25
現在ミュージカル「手紙」2017年版の東京公演が、新宿の新国立劇場小劇場にて上演中です。
今作は、2006年に映画化、2008年に舞台化された東野圭吾さんの小説を原作としたミュージカル。弟の大学進学のために空き巣に入るも犯行の様子を目撃したを家主を殺してしまった武島剛志と「強盗殺人犯の弟」として過酷な運命を背負いつつけながら生活する武島直貴の10年間を追った社会派作品。
主人公・武島直貴役には、柳下大さんと太田基裕さんによるダブルキャスト。兄・武島剛志には前回に引き続き吉原光夫さん。直貴を事件前から支え続ける親友・寺尾祐輔役に藤田玲さん、祐輔に誘われて直貴が加入したバンドメンバー・コータ役に加藤良輔さん。他に川口竜也さん、染谷洸太さん、GOH IRIS WATANABEさん、五十嵐可絵さん、和田清香さん、小此木まりさん、山本紗也加さんといったミュージカル界を牽引する実力派キャストが揃いました。
昨年1月のミュージカル初演から約1年ぶりの再演となりますが、「再演ではなく再挑戦」というキャッチフレーズに相応しく、初演には無かった新曲が登場したり、バンドシーンで、藤田さん&加藤さん&GOH IRIS WATANABEさんが実際にギター&ベースを演奏するなどバージョンアップ。
またラストシーンも変更されており、初演を見た方も新たな感動を共有できるストーリーになっています。
≪あらすじ≫
人殺しの弟を世間は許さない
両親を亡くしてから、直貴にとって兄の剛志が親代わりだった。剛志は弟の学費ほしさに空き巣に入り、現場を見つかったために殺人まで犯してしまう。貧しくても平和だった生活が一瞬にして暗転する。 直貴は「人殺しの弟」という烙印を押されさまざまな差別に遭う。そんな彼にとって音楽との出会いが唯一の救いになった。バンド仲間との友情、初恋―だが、それさえも無残に打ち砕いたのは兄の存在だった。 一方、服役中の剛志は弟への純粋な想いを手紙につづり続ける。 その手紙が直貴をどこまでも追いつめてゆき、ついに―。 運命の荒波にもまれる兄弟の十年間をたどり、日常のもろさ、差別、償い、家族の絆―現代社会のかかえる問題をあぶりだす。ミュージカルだからこそ描ける深い感動をお届けします。
ミュージカル「手紙」2017年版は、2月5日まで東京公演が行われ、2月11日~12日にかけて新神戸オリエンタル劇場にて神戸公演が上演されます。
詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
©ミュージカル『手紙』製作委員会
☆Information
ミュージカル『手紙』2017年版
原作:東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)
【東京公演】1月20日~2月5日 新国立劇場 小劇場
【神戸公演】2月11日~12日 新神戸オリエンタル劇場
≪公式サイト≫
http://no-4.biz/tegami2/
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