- 2016-3-4
第14回えんため大賞優秀賞を受賞作「サイコメ」を舞台化した『サイコメ;ステージ』が3月2日、東京・新宿の新宿村Liveにてスタートしました。
未成年犯罪者ばかりを集めたプルガトリウム更生学院に、「12人殺し」の冤罪を被せられ入学させられた、ごく普通の高校生・神谷京輔。一躍注目の的となった京輔が、様々な殺人犯美少女たちと共にスクールライフを送るハードコア系ラブコメディ作品で、「紅羽鋭利エンディング」「氷河煉子エンディング」の2種類エンディングが用意されています。
本番初日直前に、主人公・神谷京輔を演じる長江崚行さんをはじめ、共演の飛鳥凛さん、船岡咲さん、伊阪達也さん、柏崎桃子さん、梅田悠さん、Kimeruさん、そして原作・脚本の水城水城さんが囲み取材に応じ、見どころや舞台にかける意気込みをコメントしました。
長江 今回の作品で唯一普通の高校生を演じますけど、周りのキャラクターが個性的だからこそ、普通の僕が成り立ってるなと、稽古を重ねる毎に感じていました。マルチエンディングでは、物語のエンディングにそって京輔の気持ちがどんどん変化していきます。エンディング以外にもマルチシーンがいくつかあるので、それを見つけていただけると、僕もすごく嬉しく思います。
飛鳥 京輔に出会って、ひたすら自分の愛を注ぐ氷河煉子を演じますが、煉子ちゃんにとっては純粋ですが、傍から見るとサイコパスな表現になっています。煉子がハッピーエンドの回も見に来てください。
船岡 変なキャラクターしかいなくて、異常な空気から始まるのが珍しいので、その部分が見どころです。あと「ハッピーエンド」「バッドエンド」のマルチエンディングがあるので、両方とも楽しんでください。
伊阪 原作モノということで、与えられた役割をしっかりやろうという気持ちで稽古に臨みました。本番では役を通して、言葉にしてお客さんに届けられたらいいなと思っています。
柏崎 今回が初舞台で、36歳の私が16歳を演じることに違和感があって、高校を卒業したばかりの子供に、私の制服姿を写メしました(笑)。ゲネでは後ろを通るときに何度もぶつかってご迷惑をかけたので、本番ではなるべく薄くなって頑張ります。
梅田 キャラクターがロリータボイスなので、カワイ子ぶるのに苦戦して、Kimeruさんにも「オッサン」呼ばわれしていました。舞台上では今までにないぐらいのカワイイ梅田悠を見せたいです。
Kimeru 今回演じるのは原作にはないオリジナルキャラですが、ドジな刑事役で、衣裳も全く刑事っぽくない怪しい人です(笑)。主題歌は僕が歌っているので、是非聞いていただきたいです。
水城 原作を読んだ人でも読んでいない人でも、両方楽しめるような舞台にしたくて、初めて脚本を務めました。各キャラクターの再現度が凄くて、原作ファンも満足してもらえると思います。
その後行われたゲネプロの模様はこちら。
『サイコメ;ステージ』には、「遙かなる時空の中で6」の田中稔彦さんや「ホス探へようこそ」の田中彪さんなども出演しています。
公演は3月6日まで行われ、千秋楽を除く各回の終演後にはアフタートークやお見送りハイタッチ会などのアフターイベントが開催。また当日チケットは毎公演用意されています。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
https://shop.sumabo.jp
『サイコメ;ステージ』
日程:3月2日~6日
会場:新宿村Live
《公式サイト》
http://assh.info/psycome_stage/
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