2017-3-1

幅広いフィールドで活躍する俳優・加藤和樹さんが主演する、サスペンス劇の傑作舞台『罠』が、2017年7月、8月に東京・兵庫にて7年ぶりに再演決定！　フランスの劇作家ロベール・トマによる傑作推理劇が、新たなキャストも迎え加藤和樹さん主演版として再び日本に甦ります。

加藤和樹さんの代表作とも言える傑作『罠』が、7年ぶりに再演！

フランスを代表する劇作家ロベール・トマが1960年に発表、パリで初演を迎えた『罠』。ロベール・トマはこの一作でフランス演劇界の寵児となり、大ヒットを飛ばした今作は以来、世界各国で上演される傑作戯曲に。日本においても度々上演されていますが、2009年に加藤和樹さんを主演に上演された舞台は開幕と同時に反響と絶賛の嵐を巻き起こし、翌年には全国ツアーとして再演。今作で記念すべき舞台初主演を飾った加藤さんは、その後の活躍も目覚ましく、演劇界の次代を担うトップスターとして大躍進を遂げています。

『罠』の登場人物はわずか6人。行方不明になった妻が、戻ってきたら別人だった…！　とある山荘を舞台に、衝撃のサスペンス劇が展開する今作。誰もが怪しく、誰もが真実を語っているとは思えない状況の中、殺人事件の取り調べは二転三転。緊張感漂うセリフ(証言)の応酬が続き、巧みな伏線と見事な構成の中、物語は衝撃的なクライマックスへと向かっていきます。

そんな「演劇界のヒッチコック」と呼ばれたロベール・トマ屈指の名作が、加藤和樹さん主演版として7年ぶりとなる再演が決定！　気鋭の演出家・深作健太さんと若き実力派俳優・加藤和樹さんによる再タッグで、2017年7月より東京・兵庫の2都市3会場にて上演されます。その公演情報とともに、白石美帆さん、渡部秀さん、初風緑さん、山口馬木也さん、そして筒井道隆さんと、人気と実力を兼ね備えた充実のキャストが発表されました。

また今回の再演にあたり、主演の加藤和樹さん、そして演出の深作健太さんのコメントも到着しています。

■加藤和樹さんコメント
7年ぶりの『罠』…初主演舞台。
初演でご一緒した白石美帆さん、再演でご一緒した初風緑さん。
新たに渡辺秀くん、山口馬木也さん、そして筒井道隆さん。楽しみでなりません。
再演の演出を手掛けた深作健太さんとまたこうしてがっつりお芝居を作れることを嬉しく思います。
今回また新たな『罠』が生み出されるでしょう。皆さんどうか、その目撃者になってください。
劇場でお待ちしております。

■深作健太さんコメント
7年前、はじめて舞台演出家として、デビューさせていただいた『罠』を、今また加藤和樹くんと一緒に作り上げる事が出来るのが、楽しみでなりません。
作家のロベール・トマさんは上演当時、戯曲のラストシーンを上下反転して印刷するほど、あっと驚く衝撃のラストを内緒にするよう指示しました。
50年以上色褪せない、傑作サスペンス。その醍醐味を思う存分、楽しんでください。

【ストーリー】
物語はとある山荘での出来事。新婚3ケ月のカップルがバカンスのため訪れていたが、些細な夫婦喧嘩から妻のエリザベートが行方不明になってしまう。夫のダニエルがカンタン警部に捜査を依頼するが、なかなか見つからない。そこへマクシマン神父に付き添われてエリザベートが戻ってきたが、全くの別人だった！　ダニエルは激しく抵抗し、妻ではないと主張するが、状況証拠はどれもこれも現れた女が妻であると印象づけるものばかり。証人として絵描きや看護婦も登場し、騒動の渦は大きくなるが、ついに殺人事件にまで発展してしまう。誰が正しいのか、誰が嘘をついているのか、そしてエリザベートは一体どうなってしまったのか、やがて思わぬ事態から意外な真実があきらかに！

『罠』は、2017年7月より亀有、兵庫、東京公演の上演。公演チケットは2017年4月22日より一般発売がスタート、ほか公演に関する最新情報はInformationから加藤和樹さんの公式サイトをご確認ください。

☆Information

【公演概要】
『罠』
原作：ロベール・トマ
翻訳：平田綾子
演出：深作健太
出演：加藤和樹、白石美帆、渡部　秀、初風緑、山口馬木也、筒井道隆
【公演日程】
亀有公演　2017年7月13日(木)かめありリリオホール
兵庫公演　2017年7月15日(土)・16日(日)兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
東京公演　2017年8月8日(火)～15日(火)サンシャイン劇場
チケット一般発売：亀有・兵庫・東京各公演 2017年4月22日(土)
《加藤和樹さん公式サイト内ニュース情報》
http://www.katokazuki.com/topics_detail6/id=379