10/9~D-BOYS10周年記念のDステが開幕!その歴史を振り返る『Dステ塾!』で秘蔵エピソードが続々

  • 2014-10-9

『Dステ塾!』は、D-BOYSメンバー自身が”講師”となって、”塾生(=観客)”の皆さんと共にDステの歴史や名場面を映像で振り返りつつ、10月9日よりスタートするD-BOYS10周年記念公演Dステ15th『駆けぬける風のように』を、より楽しめるものにしようという趣旨で開催。9月3日の表参道GROUNDは、平日にもかかわらず満員のファンで埋まりました。

(前列左より)山田悠介、土屋シオン、前山剛久、堀井新太、(後列左より)加治将樹、陳内 将、和田正人、遠藤雄弥

(前列左より)山田悠介、土屋シオン、前山剛久、堀井新太、(後列左より)加治将樹、陳内 将、和田正人、遠藤雄弥

この日は総勢13名のメンバーがスーツ姿でステージに登壇し、過去のDステ作品を”平安時代”・”戦国時代”・”幕末時代”・”明治時代”の4つに分けて授業を行ないました。
Dステ最多出演を誇る”ミスターDステ”こと、塾長の鈴木裕樹さんと、『駆けぬける風のように』宣伝隊長で塾長補佐の陳内将さんがMCを担当。

司会進行役の"ミスターDステ"鈴木裕樹さん(左)と、アシスタントの陳内将さん

司会進行役の”ミスターDステ”鈴木裕樹さん(左)と、アシスタントの陳内将さん

“平安時代”では、『完売御礼』(2007年)、『ラストゲーム』(2008年)、『鴉~KARASU~04』『鴉~KARASU~10』(2009年)という、初期の4作品をピックアップし、遠藤雄弥先生、加治将樹先生、牧田哲也先生、山田悠介先生が当時を振り返りながら、稽古場でのエピソードや、「今だから話せる裏話」を次々と披露していきます。

『完売御礼』のVTRを観て「俺、若かったな……」と、つぶやくメンバーも(笑)

『完売御礼』のVTRを観て「俺、若かったな……」と、つぶやくメンバーも(笑)

加治先生は「『鴉』のクライマックスシーンでセリフを噛んでしまい、せっかくのいいシーンが台無しに(苦笑)」という、痛恨のミスを悔しそうに語り、山田先生は「初舞台で悩んでいた時、柳浩太郎さんからお茶に誘われて言われた「今のままだと山田損するだけだから、心を開いて思いっきりやってみれば」の言葉に救われた」という、”いい話”で会場を盛り上げました。

授業の最後に出題した塾生向けの小テストでは、牧田先生が「和田正人先輩が夜の公園でつけてくれた稽古中、危うく警察を呼ばれそうになったセリフとは?」という問題をアッサリ正解され「なんで分かるの?」とビックリ!! さすが塾生のみなさん、侮れません!

「そうそう、あんなことあったなぁ~」と、爆笑ネタを次々と披露!!

「そうそう、あんなことあったなぁ~」と、爆笑ネタを次々と披露!!

続いて”戦国時代”の講師で登場したのは、和田正人先生、加治将樹先生、柳下大先生、山田悠介先生。2010年に上演されたトライアル3作品『NOW LOADING』『ラストゲーム再演』『アメリカ』について語りました。

「『NOW LOADING』で和田さんに渡される紙には地図が書いてあるはずが、面白いメッセージや似顔絵が描かれていて、笑いをこらえるのに必死だった」という山田先生の暴露話や、「『アメリカ』の楽屋の荒木さんのメイクスペースだけ他の人より広かった。さすがスター☆」という柳下先生の証言など、「DVDに収録されていないところでは、実はこんなことが……」という爆笑エピソードが次々と飛び出し、授業はますます盛り上がります。

“幕末時代”は海外の戯曲3作品。『ヴェニスの商人』(2011年)『検察側の証人~麻布広尾町殺人事件~』(2011年)『淋しいマグネット』(2012年)について、遠藤雄弥先生、柳下大先生、阿久津愼太郎先生、堀井新太先生がトーク。

MCの鈴木さんいわく「加治がハリウッド俳優化している(笑)」という『ヴェニスの商人』で起こった指輪が汗で上手く入らなかった事件や、『淋しいマグネット』出演時に高校生だった阿久津先生が役のためにかけた”ツイストパーマ”が校則に引っかかった事件などが語られる中、遠藤先生の「『淋しいマグネット』で荒木さんのキスが長かった事件」に、塾生騒然!! 会場はこの日一番の盛り上がりを見せたのでした(笑)。

先輩たちの過酷なエピソードの数々に、若手メンバーもビックリの連続!

先輩たちの過酷なエピソードの数々に、若手メンバーもビックリの連続!

また『検察側の証人~麻布広尾町殺人事件~』については、初舞台だった堀井先生のセット破壊事件を淡々と語る柳下先生。新たな証言も続々と発覚する中、「とりあえず謝った方がいいよ。いつ謝るの?」とふられて「今でしょ!」と堀井先生がノリノリでモノマネを披露。

ラストの”明治時代”の講師は、和田正人先生、牧田哲也先生、堀井新太先生、阿久津愼太郎先生、池岡亮介先生、前山剛久先生、土屋シオン先生。
コメディ作品『クールの誕生』(2012年)、D2メンバー総出演舞台『TRUMP』(2013年)、Dステ初のミュージカル作品『チョンガンネ~おいしい人生お届けします~』(2013年)、D2がD-BOYSに加入し新生D-BOYSとなってからの初作品『十ニ夜』の4作品について熱くトークを繰り広げました。

"大爆笑をさらったネタ"と"ダダ滑りしたネタ"の両方を生披露した前山さん

“大爆笑をさらったネタ”と”ダダ滑りしたネタ”の両方を生披露した前山さん

途中、突然のムチャ振りで前山先生の『TRUMP』日替わりネタ再現や、サプライズで『チョンガンネ』演出家・中屋敷法仁さんのスペシャルVTRが流れ、予想外の暴露話に牧田先生と和田先生はアタフタ! 会場内は大爆笑に包まれたのでした。

Dステ塾の課外活動では、今年夏に開催された『D-live』の映像が流れ、土屋先生の「僕はまだD2に入って3年ぐらいですが、10年分の歴史を皆さんと一緒に体験で来て本当にステキなイベントだったなと思います」という若手メンバーの気持ちを代弁したような感想に、鈴木さんから「完璧なコメント!」と、おほめの言葉がありました。

ホームルームは、舞台『駆けぬける風のように』出演キャストが登壇し、作品の内容や各自が演じるキャラクターの魅力解説、初公開となる殺陣稽古の映像を公開。

土方歳三を演じる遠藤先生からは「今日いろいろ振り返ってきましたけど、『完売御礼』の劇中劇で新撰組をやって、15作目の今回も新撰組をやって……。11年目のDステに向けて、さらに起爆剤となるようないい芝居にしたい!」との熱いコメントがあり、観客からは大きな拍手が贈られました。

10年分の想いがギュッと詰まった約80分の授業は、あっという間でした

10年分の想いがギュッと詰まった約80分の授業は、あっという間でした

最後に主役の立川迅助を演じる和田先生から「早い段階から殺陣稽古も始まって、みんな相当気合いが入っています。(遠藤)雄弥は通常よりぶっとい木刀を買って”小次郎”って名前を付けて振っています(笑)。みんなで切磋琢磨して絆を深めて、いい作品を作りたい! 全力で皆さんを楽しませるので、ぜひ劇場に足をお運びください!!」と挨拶があり、授業は終了! イベントは大盛況のうちに幕を閉じたのでした。

Dステ15th『駆けぬける風のように』は、東京公演が10月9日より10月19日まで池袋・サンシャイン劇場で上演。
大阪公演は、10月24日~26日 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、名古屋公演は10月31日~11月1日 名鉄ホールで上演されます。

D-BOYS 10th Anniversary Projectのグランドフィナーレを飾る記念すべき舞台は、彼らの熱い気持ちや仲間との絆など、様々な”思い”が詰まったミラクルな作品になりそうな予感……ぜひお見逃しなく!!

☆Infomation

D-BOYS 10th Anniversary Dステ15th 『駆けぬける風のように』
脚本・演出:成井豊
出演: 和田正人 陳内 将 遠藤雄弥 加治将樹 堀井新太 山田悠介 土屋シオン 前山剛久/岡田達也 三浦剛 筒井俊作 鍛治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)
【東京】
日程:10月9日(木)~19日(日)
場所:サンシャイン劇場
【大阪】
日程:10月24日(金)~26日(日)
場所:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
【名古屋】
日程:10月31日(金)~11月1日(土)
場所:名鉄ホール
チケット料金:
一般料金:¥7,000(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
チケット取扱い:
【東京公演】
チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)、チケットホン松竹、サンシャイン劇場(窓口販売10:30~18:00)、キャラメルボックス
【大阪公演】
チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、e+(イープラス)、梅田芸術劇場(窓口販売10:00~18:00)、キャラメルボックス
【名古屋公演】
チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)、名鉄ホールチケットセンター、キャラメルボックス
◆チケットに関するお問合せ:
【東京・名古屋】
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00?19:00)
【大阪】
キョードーインフォメーション 06-7732-8888(全日10:00?19:00)
《公式サイト》
http://www.dstage.jp/kaze/
《オフィシャルブログ》
http://ameblo.jp/dstage15th-kaze/

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