- 2017-12-16
バイオレンスカーアクションムービー『ボーダーライン』の初日舞台挨拶が、12月16日、東洋・シネマート新宿にて行われ、主演の藤田玲さんをはじめ、共演の荒井敦史さん、西川俊介さん、螢雪次朗さん、甲本雅裕さん、渡辺武監督が登壇しました。
今作は、ヤンキー映画「ガチバン」、闇金映画「闇金ドッグス」に続く、“AMG・アウトロームービー・ユニバース”の最新作。
普段は自動車整備工場で働くも、深夜になると怪しげなクーラーボックスの運び屋になる我妻アベルが、かつての悪友で幼馴染の紅井レオとの偶然の再会をきっかけに運命の歯車が大きく狂わされるストーリー。
ニューヒーロー・我妻アベルを演じる藤田さん。「お話をいただいた時は、プレッシャーを感じていましたが、現場に入ると素晴らしい先輩方がいらして、みんな自分の役を完璧に徹していたので、考えずに身を委ねてみんなで作れました」とコメント。また車のパーツ用語を覚えることが大変だったようで、「夏の撮影でずっと革ジャンを着ていたので、撮影中ずっと携帯扇風機を持っていたんですが、その携帯扇風機にパーツの名前をつけて、親しみを持ってその言葉が自然に言えるようにしました」と、その独特なセリフ覚え&暑さ対策を披露。
「ガチバン」シリーズで紅井レオ役を演じ、今作でも同じ紅井レオでの出演となる荒井さん。「久しぶりに紅井レオとして皆さんに見せることが出来てとても嬉しいです。他の方が6時入りのところ、僕だけタトゥーのメイクがあって4時入りという感じが、また現場に戻ってきたなって気持ちで(笑)、4年ぶりになるんですが、帰って来られる場所があってよかったです」と久々にレオを演じた心境を語ってくれました。
元不良の整備工・長峰健太を演じる西川さんは、「車が大好きで、キャデラックにも乗れたりして、すんなりと入れました」と楽しい撮影だったようで、また今回が初共演という藤田さんについては、「食事休憩で、一緒にお弁当を食べてくれましたし、撮影の合間で距離を縮めてくださったのでやりやすかったです」と振り返ると、藤田さんも「現場ではすごく接しやすくて、いい雰囲気を出していました」と笑顔で応えました。
螢さんは、牙狼シリーズで10年以上前から共演している藤田さんについて「10代の頃から礼儀正しかったし、僕とラフに会話出来て、とても気持ちよかったです。今回の作品でも頼もしいですし、素敵だなと思っています。本当ですよ!」と好印象。
西川さんと同じく車好きの甲本さんは名車を試乗することができたようで、「コルベットに乗らせていただいたんですが、興奮していたためなのか、エンストを起こしてしまって…。今回の役があまり笑わない設定だったんですけど、車が見えるとついニヤけてしまうので、あまり車を見ないようにしました」と好きだからこその苦労話を告白。
また藤田さんが率いるハイブリッドロックバンド“DUSTZ”の名曲で、今回アベルver”として10年以上振りに歌詞をリライトした『BORDERLINE』が今作の主題歌なったことについて、藤田さんは「『BORDERLINE』は中学生の時に書いた歌詞で、ものすごく思い入れがある曲です。撮影を全部撮り終えてから、みなさんの感情やセリフをアベルが噛み砕くとどういう歌詞になるのかというのを考えて歌詞を作りました」と制作の過程を語ってくれました。
最後に藤田さんが「みんな命を削って作った作品です。『ガチバン』も『闇金ドッグス』もその後何作もあるわけなので、今後のためにもいろんな人に宣伝してもらって、この映画を盛り上げていただければいいなと思っております」と登壇者代表して挨拶し、初日舞台挨拶は終了しました。
映画「ボーダーライン」は、現在シネマート新宿ほかで公開中。また12月23日には藤田さんによるトークショーや主題歌「BORDERLINE -A side-」の生披露などといった追加イベントが決定。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
(C)2017「ボーダーライン」製作委員会
☆Information
映画『ボーダーライン』
シネマート新宿ほかで公開中
出演:藤田玲 荒井敦史 副島淳 西川俊介 遠藤要 螢雪次朗 甲本雅裕
監督:渡辺武 脚本:池谷雅夫
主題歌「BORDER LINE -A side-」DUSTZ(DOLCE STAR RECORDS)
企画・配給:AMG エンタテインメント
≪公式サイト≫
http://borderline-movie.com/