- 2017-12-16
BSP(ブルーシャトルプロデュース)公演最新作『新選組』東京公演が12月15日より、東京・池袋のあうるすぽっとにて開幕!
BSP(通称:ビーエスピー)は、創業60年以上の歴史を持つ劇団ひまわりのプロダクション部門、ブルーシャトルがプロデュースする劇団公演の総称で、ミュージカル『薄桜鬼』で土方歳三役を演じる松田岳さんらを中心に、2012年より大阪にて現在のスタイルとして活動開始。極限まで鍛え抜かれた体と、細部まで磨きこまれた舞台美で客席を圧倒し、演出・振付・殺陣・照明・音響・衣裳、すべての舞台芸術を駆使した演劇空間は、女性を中心として多くの観客の圧倒的な支持を得ています。
今作では、近藤勇、芹沢鴨、土方歳三、沖田総司を4話の物語の主役にそれぞれ据え、幕末の日本の志士たちの生き様をダイナミックに描く超時空エンターテイメント。
暁ノ章では、第1話「近藤勇の大志」、第2話「芹沢鴨の後悔」、宵ノ章では、第3話「土方歳三の憂鬱」、第4話「沖田総司の純愛」が描かれ、計2作品全4話を期間内に一挙上演します。
東京公演開幕前日には「宵ノ章」の公開ゲネプロと囲み会見が行われ、鐘ヶ江洸さん、田中尚輝さん、田渕法明さん、山本誠大さん、石田直也さん、土倉有貴さん、松田岳さんが囲み会見に登壇しました。
第4話「沖田総司の純愛」の主役を務める沖田総司役の鐘ヶ江さんは、「開演したら終演まで突き進むというテーマでやっていますので、終わった時には楽屋まで歩けないぐらいまでやろうかなと思っています」強い意気込みを語り、「BSPが東京で名を轟かせるというのと、新選組が世に名を轟かせる繋がったりしているので、BSPと新選組重なる部分を想像してみていただけたら嬉しいです」とコメント。
第3話「土方歳三の憂鬱」で主役を務める土方歳三役の田中尚輝さんは、「土方は芹沢を斬った影響もあって、笑い方や表情は田渕さんを意識してみました」と役作りについて語り、暁ノ章での見どころについては「暁ノ章ではすごい違和感のある動きをたくさんするんですが、宵ノ章を見ていただければ、謎が解けると思いますので、両方とも見ていただきたいです」とさらっとPRも兼ねて教えてくれました。
第2話「芹沢鴨の後悔」で主役を務める芹沢鴨役の田渕さんは、「宵ノ章ではほとんど出演していないんですが、いないことの存在感をみんなの心に刻んでもらえたらな…と思いながら楽屋で過ごしています(笑)」とコメント。また演出については「いつもだと縛りのある演出があって、その演出だけで時間を使ってしまい、みんなの精神がヒリヒリしていたんですけど、その経験が活きた稽古が出来て、ブラッシュアップする時間に使えました」と手ごたえを感じた様子でした。
第1話「近藤勇の大志」で主役を務める近藤勇役の山本さんは「『宵ノ章』では新選組メンバーを愛そうと思って、鐘ヶ江くんのシーンを袖から見る度に『めっちゃいいシーンやなぁ』と思っていて(笑)。その想いを『暁ノ章』にも持って帰って、自分の話からみんなを愛して、親や先生のように接していけば、きっと局長としても作品としても完成できると思って、初日から必死にやらせていただきたいです!」と意気込みを語りました。
山南敬助役の土倉さんは「宵ノ章だけでも十分面白いうものお届けしようと、ゲネプロに臨みましたが、やり切った感の手応えを感じました。是非『暁ノ章』も『宵ノ章』も見ていただきたい気持ちです」とゲネプロ終えた感想を語り、「各話ごとに踊るオープニングダンスとエンディングダンスは同じ音楽で同じ振り付けをしているんですが、それぞれ微妙にちょっと違っていて、一番苦労した点でもあるんですが、これが伝わったら面白いですね」と見どころを語りました。
宵ノ章で唯一女性の役を演じるあかり役の石田さん。「あかりは小悪魔的な部分があって、どう見えたのかなという不安と期待があります」と正直な胸の内を明かし、ここを見て欲しいツウな見どころでは「光縁寺にある山南さんとあかりのモチーフとなった明里のお墓が隣同士だったことにちなんで、プロローグでの名乗りシーンで、山南とあかりの立ち位置が隣同士になっています。見ている方はきっと素敵に感じると思うんですが、その後のダンスシーンが大変なんです」と苦笑いしながら紹介してくれました。
初の敵役を演じることとなる吉田稔麿役の松田さんは、「今回は一つ一つの話を背負っているわけではないですが、外から見ていて、4人の各物語を一人一人背負っている光景が素晴らしいです」と絶賛するも、「実はどれが一番面白いか順位をつけています」とランク付けしていることを明かされ、主演の4人は驚きの表情を見せ、鐘ヶ江さんは「千秋楽まで待とうよ」と懇願する一幕もありましたが、「『新選組』が面白いところは、見るたびに順位が変動していくところで、見に来るお客様もたくさん見ていただいて、順位を発表していくのもいいのではないでしょうか。最終的には4人が同じ点数になれるといいですね」ときちんとフォローも忘れていませんでした。
≪第3話「土方歳三の憂鬱」ゲネプロ画像≫
ブルーシャトルプロデュース『新選組』東京公演は12月23日まで行われ、2018年1月20日からグランフロント大阪ナレッジシアターにて大阪公演が上演されます。
詳しい公演詳細やチケットに関する最新情報は、Informationから公式サイトにてご確認ください。
☆Information
ブルーシャトルプロデュース『新選組』
公演概要:
東京公演 2017年12月15日(金)~23日(土)あうるすぽっと
大阪公演 2018年1月20日(土)~29日(月)ナレッジシアター
出演:
鐘ヶ江洸・田中尚輝・田渕法明・山本誠大
石田直也・土倉有貴・青木威・黒田陽介・池之上頼嗣・中内天摩
新井將・ドヰタイジ・山本健史
松田岳 ほか
チケット:
S席 7,000円/A席 6,000円/学生シート※ 5,000円
※学生割引シート。公演当日、当日精算窓口にて学生証をご提示の上、チケットと引き換えになります。学生証をお持ちでない方は、年齢の確認できる身分証明書をお持ちください。
BSPトークイベント 2,000円
※学生シート・BSPトークイベントの取扱いは劇団ひまわりチケットセンターのみ。
■お問合せ:劇団ひまわりチケットセンター 06-6369-1344(10~18時)
≪公式サイト≫
http://www.blue-shuttle.com/bsp08/