2017-9-28

BSP（ブルーシャトルプロデュース）公演最新作『新選組』が今年12月に東京・池袋のあうるすぽっと、来年1月に大阪・グランフロント大阪北館4階ナレッジシアターにて上演されます。

創業60年以上の歴史を持つ劇団ひまわりのプロダクション部門、ブルーシャトルがプロデュースするBSP(ブルーシャトルプロデュース)は、2002年に活動開始。一旦は活動休止するも、2012年、『仮面ライダー鎧武』で仮面ライダーナックル／ザック役を演じた松田岳さんら中心に新たに大阪にて活動を再開。極限まで鍛え抜かれた体と、細部まで磨きこまれた舞台美で客席を圧倒。演出・振付・殺陣・照明・音響・衣裳、すべての舞台芸術を駆使した演劇空間は、女性を中心として多くの観客の圧倒的な支持を得ています。

本公演第9弾となる今作は、「新選組」を題材とし、近藤勇、土方歳三、芹沢鴨、沖田総司を4話の物語の主役にそれぞれ据え、幕末の日本の志士たちの生き様をダイナミックに描く超時空エンターテイメント。脚本・演出・照明を、大塚雅史さんが手がけます。

スマートボーイズでは、4つの物語で主演を務める鐘ヶ江洸さん、田中尚輝さん、田渕法明さん、山本誠大さん、それに初の悪役に挑む松田岳さんの5人に直撃インタビュー！　公演が決まった時の第一印象や役作り、意気込みなどを語ってくれました。

PART④は、近藤勇役の山本誠大さんが登場です。

近藤勇役の山本誠大さん

――今回の「新選組」はBSP公演9作目となります。新選組を扱う作品だと、「壬生狼」以来2作目ですが、再び新選組の物語が描かれることが決まった時の感想を教えてください。

山本　あっ、また新選組の作品がやれるのかというのが第一印象でした。新選組といえば藍浅葱色の羽織が印象的ですが、また着ることが出来るのも嬉しいし、僕の名前「誠大」の「誠」が、新選組の「誠」と一緒で、自分の字を背負って舞台に立つのも嬉しいです。プレッシャーや責任も感じていますが、この作品に携わることに対して、とてもワクワクしています。

――しかも演じるのが、局長の近藤勇です。

山本　最初に言われた時は、本当にビックリしましたし、同時にプレッシャーにも感じました。「壬生狼」では、青木威さんが局長を演じられていましたが、僕が演じる新しい局長が、メンバーにもお客様にも受け入れてもらえるよう、頑張って作り上げなければならないなと感じています。実は池田屋事件の時に近藤勇は当時30歳で、ちょうど僕と同じ年なんです。あの時の激動の時代に生きてきた局長と近い年齢だからこそ出せるリアルな局長を演じられたらと思っています。

――山本さんが思う「近藤勇」像は？

山本　「動かざること山の如し」のようなドッシリと構えていて、局長として厳しい反面、みんなを守ってあげられるような存在かなと。

――BSP内でも、山本さんは局長のようにみんなを引っ張っていくタイプですか？

山本　そういうタイプではないですね。今回は舞台上で新選組を引っ張っていく姿を見せなきゃいけないので、ある意味僕にとっての“挑戦”だと思っています。

――今回の作品は、近藤勇、芹沢鴨、土方歳三、沖田総司の視点で4つの話が展開されます。山本さんが演じる近藤勇がメインの物語「近藤勇の大志」について、言える範囲で構いませんので、見どころを教えていただけませんでしょうか。

山本　僕の回(「近藤勇の大志」)では、セリフの多い“ストレートプレイ”がメインになっています。この時点ではまだ台本は出来上がっていませんが、今のところストーリーの最初が近藤勇の少年時代から始まって、物語が進むにつれて徐々に成長していく近藤勇の姿を一緒に楽しんでいただけたらと思っています。

――BSP公演といえば、「扇子」「紐」などを使った縛りのある演出が見どころの一つだと思っていたら、先ほど鐘ヶ江さんのインタビューの中で、今回は「縛りがなくなるのが縛り」だそうですね。

山本　前回公演の『龍の羅針盤』では、ロープを使ったんですけど、ロープをどういう風に使えば、船に見えるのかとか、階段に見えるのかとかをみんなで試行錯誤して作り上げていたんですが、今回は全く縛りをなくすということなので、逆に自由度が高すぎてしまう不安はあります。ですが、そこは演出の大塚さんが的確な指示を出してくれると思うので、お客様は楽しんでいただけると思います。ただ稽古前の段階としては「どうしようか……」という気持ちではありますね(苦笑)。

――逆に縛りがあった方がやりやすいこともありますよね。

山本　こればかりは台本が出来上がってみないと何とも言えませんが、どうなるか楽しみですし、BSPとしても新しいチャレンジだと思っています。

――今回のサブタイトルが「近藤勇の大志」ということに関連して、山本さんが普段から志しているものはありますか。

山本　志しているものですか……。僕は「役者でずっと生きていきたい」という目標が目指す方向だと思っていて、そういう意味では、今も継続して夢に向かっている最中ではあります。

――では最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

山本　今回の作品は、これまでのBSPの作り方とは全く違って、新しいチャレンジになるので、今までBSP公演を見てくれたお客様も、全く知らないお客様も絶対楽しめて、後悔させないエンターテインメントの作品に仕上げますので、是非是非楽しみにして、劇場までお越しいただけたら幸いです。宜しくお願いします！！

※PART⑤では、松田岳さんが登場します。お楽しみに！

ブルーシャトルプロデュース『新選組』は、東京公演が2017年12月15日～23日、大阪公演が2018年1月20日～29日の日程で上演。また東京公演の一般チケット(先着)が9月30日午前11時より、大阪公演のプレリクエスト先行チケット(抽選)が10月14日～15日にてそれぞれ販売。詳しい公演詳細やチケットに関する最新情報は、Informationから公式サイトにてご確認ください。

衣裳提供：prit RINEN
企画･製作：ブルーシャトル
主催：劇団ひまわり

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☆Information

ブルーシャトルプロデュース『新選組』

公演概要：
東京公演 2017年12月15日(金)―23日(土)あうるすぽっと
大阪公演 2018年1月20日(土)―29日(月)ナレッジシアター

出演：
鐘ヶ江洸・田中尚輝・田渕法明・山本誠大
石田直也・土倉有貴・青木威・黒田陽介・池之上頼嗣・中内天摩
新井將・ドヰタイジ・山本健史
松田岳ほか

チケット：
S席 7,000円／A席 6,000円／学生シート※ 5,000円
※学生割引シート。公演当日、当日精算窓口にて学生証をご提示の上、チケットと引き換えになります。学生証をお持ちでない方は、年齢の確認できる身分証明書をお持ちください。
BSPトークイベント 2,000円
※学生シート・BSPトークイベントの取扱いは劇団ひまわりチケットセンターのみ。
・東京公演
【一般発売】先着販売：2017/9/30（土）11:00～
・大阪公演
【プレリクエスト先行】抽選販売：2017/10/14（土）～15（日）
【一般発売】先着販売：2017/10/29（日）11:00～

チケット取り扱い：（※プレ先行・一般発売共通）
劇団ひまわりチケットセンター
http://www.himawari.net/ticket/
06-6369-1344（10:00～18:00 オペレーター予約）
ローソンチケット
http://l-tike.com/
0570-000-407（10:00～20:00 オペレーター予約）
イープラス
http://eplus.jp/
カンフェティ
http://confetti-web.com/shinsengumi
0120-240-540（平日10:00～18:00）
■お問合せ：劇団ひまわりチケットセンター 06-6369-1344（10～18時）

≪公式サイト≫
http://www.blue-shuttle.com/bsp08/