- 2019-8-18
令和初となる仮面ライダーシリーズ最新作「仮面ライダーゼロワン」が、9月1日からテレビ朝日系にて放送スタート!
AI(人工知能)がテーマの今作は、新しい時代を迎えた日本を舞台に、AI技術のリーディング・カンパニー『飛電インテリジェンス』の二代目社長に指名された飛電或人(ひでん・あると)が、社長のみが手に出来る「ゼロワンドライバー」で仮面ライダーゼロワンに変身。テロリストによってハッキングを受けたAIロボ「ヒューマギア」の暴走を鎮圧すべく、戦いに身を委ねる物語。
国内唯一の学術総合研究所「国立情報学研究所(NII)」が企画協力をしていくことや、シリーズ初となる番組開始から女性仮面ライダーの登場、さらには声優の山寺宏一さんがナレーション、日髙のり子さんがAI・ザットの声を担当するなどが発表され、放送開始前から大きな反響を呼んでいます。
スマートボーイズでは、7月17日行われた制作発表会見直後、主人公・飛電或人役の高橋文哉さん、AIを敵視する内閣官房直属の対人工知能特務機関『A.I.M.S.(エイムズ)』の隊長で仮面ライダーバルカンに変身する不破諫(ふわ・いさむ)役の岡田龍太郎さん、人類滅亡を企むテロリスト『滅亡迅雷.net』の行動係・迅(じん)役の中川大輔さん、同じく『滅亡迅雷.net』の司令塔・滅(ほろび)役の砂川脩弥さんの4名へのSPインタビューを実施!
制作発表会見では語ることの出来なかった様々なエピソードや、番組への意気込みなどを語ってくれました。
――今日はお忙しい中、ありがとうございます。制作発表会見の方も取材しましたが、もうちょっとよそよそしいところが見られると思っていたんですけど、皆さんもうすでに、本当に仲が良いんだなって感じました。
高橋 今日はよく言われますね。(仲が良さそうに)打ち合わせした甲斐がありました。
(一同笑)
――制作発表会見を終えての感想はいかがですか。
高橋 そうですね。本当に緊張して、頭が真っ白になりました。自分が喋っていたことは覚えているんですけど、何を言っていたかはわからなくて、ちゃんと出来ていたのかなっていう不安はあります。あと、変身ポーズの記憶もありますが、カメラのフラッシュで周りが真っ白になって、違う世界にいるみたいだなって思いながら変身ポーズをしました。あとは皆さんに「仮面ライダーの主演が決まったよ」というのをお知らせすることが出来て、それまでお世話になった方々に恩返しが出来たかなって思いました。
岡田 ああいう舞台に立って緊張しましたが、児嶋さんがすごく面白かったです。でもこういうことを話そうと思っていても、その通りに話せませんでしたね。MCを務められた島本アナウンサーが臨機応変に話題を変えて下さったりして、自分の引き出しを刺激してくれたので、本当に助けられました。
中川 う~ん。何だろう……。ちょっと先に……。
(一同笑)
――では砂川さんから、先にいきましょうか(笑)。
砂川 僕も緊張しちゃって、時間過ぎるのがめちゃくちゃ早かったですね。僕、沖縄県出身ですけど、緊張しすぎて沖縄の方言が2回ぐらい出ちゃってしまったんです。沖縄の方ならすぐに気づくと思いますよ。気になった方が動画を見て「ここだ」と見つけてください。
――砂川さんは、会見では「クールだから緊張なんか全然しない」と仰っていましたね。
高橋 役を演じているんで(笑)。
砂川 もうなまっちゃったし、何回かボケてもいいかなって思ったりもしました。
――では、中川さんお願いします!
中川 自分も高校3年間沖縄に住んでいたんで、滅が沖縄弁出た瞬間、メッチャわかっちゃいました(笑)。自分はフードを被っていたせいか、ちょっと引いて周りを見ることが出来たかなと思いました。もちろんメチャメチャ緊張して、早口になっていましたけれども、ちょっと舌が回っていませんでしたね。
――4人とも落ち着いて話されていたように見えましたよ。
中川 落ち着くのと、ネタバレになっちゃうことは言わないようにだけは注意しました(笑)。
――制作発表会見が「仮面ライダーゼロワン」の出演解禁でもあって、もちろんそれまではシークレットじゃないですか。とはいいつつも、ご家族に方には伝えたのかなと思うんですけど。
高橋 家族に伝えるのはギリギリOKでした。
――やっぱりそうだったんですね。では、初めて出演が決まったことをご家族に伝えた時の反応はいかがでしたか?
高橋 僕は信じてもらえなかったですね。オーディションを受けていることは事前に伝えていたんですが、母に電話で「決まったよ」と伝えても、「ふ~ん」って言った後、プチって切られたんです。
(一同笑)
高橋 その後実家に帰っても、「決まったんだ。でも放送始まるまで信じないけどね」って言われて。
砂川 本当に信用していなかったんだね。
高橋 ライダーに出演することは信じられないようなことなので、本当に信じられなかったのかなって。今日映像を見てくれているので、きっとその時点で信じてもらえると思います。
岡田 僕はオーディションを受けていることを家族には伝えていなかったんです。それで出演が決まってから「ちょっと話あるから実家に帰るわ」と連絡したんですが、家族は「何かヤバいことでもやらかしたのか」とか「子供が出来たんじゃないか」とか予想していたみたいで(笑)。ちょうどおばあちゃんの喜寿(77歳)のお祝いの会があったので、そこで出演が決まったことを伝えました。会見でも話しましたが、僕の父が仮面ライダーが大好きで、「自分魂」という仮面ライダーのボディに自分の顔をはめ込むフィギュアがあるくらいのファンなんです。でも文哉くんと一緒で「変身するまでは信じない」って言われました。
中川 僕はちょうど親が東京に来ている時、台本を読んでいてどうすればいいかわからないシーンがあったので、親父に聞いた際に仮面ライダーの出演が決まったことを伝えました。何気なく「今度こういう番組に出るんだけど」って(笑)。母親と姉にはまだ伝えていなかったですが、さっきLINEで連絡来ました。
砂川 出演が決まった時は沖縄にいて、マネージャーさんから電話で知らされました。真っ先に母親に電話したんですけど「えっ?あんたどうする?」ってしか言わないんです(笑)。でもすごい喜んでくれましたね。初めてまともな親孝行が出来たなって思いました。
――会見でも「仮面ライダーに出ることが目標だった」とおっしゃっていた方が多かったんですけど、一番好きなヒーロー作品や子供の頃によく見ていたヒーロー作品があったら教えてください。
岡田 会見では「仮面ライダーアマゾン」と言いましたが、「仮面ライダー1号」も好きですね。主人公が敵にさらわれて、脳だけ改造を免れて正義の心が残りながらも、改造させられた姿を見られたくないという悲しみを背負いながら戦うところが好きな理由です。
高橋 僕は「侍戦隊シンケンジャー」です。もちろん変身アイテム(ショドウフォン)も持っていましたし、あれはカッコいいですね。
中川 仮面ライダーは最近見始めてたんですけど、まず「仮面ライダージオウ」から見始めて、撮影現場で「仮面ライダーウォズ」の真似をずっとやっています。
高橋 やっぱ「ウォズ」だよね! 僕も仮面ライダーの中で一番好きなのは「仮面ライダーウォズ」です。
――中川さんも高橋さんも「仮面ライダーウォズ」推しですね。
中川 でも今は「仮面ライダーゼロワン」が一番カッコいいよね。
高橋 そうなんですよ! 「仮面ライダーゼロワン」に勝つものはいないと思うんです。
岡田 いや「仮面ライダーバルカン」が一番カッコいいって!
(一同笑)
――予告を見る限り、両方ともカッコいいですよ!
砂川 「仮面ライダーカブト」が好きと話していたんですけど、仮面ライダージオウのように、平成仮面ライダーがたくさん出てくる先駆けでもある「仮面ライダーディケイド」もメチャクチャ好きです。なんなら変身ポーズも出来ます!
――皆さんの好き度が非常に伝わりました。ところで4人は、共演者でもありながら“ライバル”でもあると思います。そこで「他の3人にこれだけは負けない!」というのがあったら教えてください。
高橋 “若さ”ですかね。(※高橋さんは2001年3月12日生まれの18歳。仮面ライダーの主演俳優としては初の21世紀生まれとして話題に)
中川 あ~!
岡田 勝てないね。
砂川 負けた!!
高橋 若さで負けたら、僕には何も残らないです。
岡田 僕は“経験値”ですね。
高橋・中川・砂川 お~!!
岡田 最年長として一番経験積んでいますから、それをフルに使って輝く役にしたいです。
中川 “身長”ですね。
高橋 おっ、言ってやったね!
――ちなみに身長は何センチですか。
中川 184㎝です。
――高いですね!
砂川 なんだろう……。“田舎度”かな?
岡田 それって勝ち負けの分類に入るの?(笑)
砂川 田舎なりの面白さだったり性格だったり、僕はそれを誇りに思っているんで、田舎度では負けないぞと。あとは“お酒の強さ”かな。
――「沖縄県の方はお酒が強い」というイメージはありますよね。
岡田 僕はお酒弱いから勝てないな。
中川 自分も多分負けますね。
高橋 僕も勝てないですね。
――高橋さんは18歳だから、お酒飲めないじゃないですか(笑)。
岡田 それって勝負以前に不戦敗だよ!
――あと2年我慢していただかないといけませんね。
砂川 20歳になったら一回勝負しよう!
――もし勝負することとなったら、是非その様子を取材させてください(笑)。では、そろそろお時間となりましたので、最後に放送を楽しみにしている方々へメッセージをお願いします。
砂川 「仮面ライダーゼロワン」は、主役だけが盛り上げるだけじゃなくて、敵役が強かったりカッコよかったりすることでこの作品が一段と面白くなるんじゃないかなと思いますので、「滅亡迅雷.net」も頑張ります!
中川 滅と一緒に或人たちを苦しめていきたいと思うので、楽しみにしてください。頑張ります!!
岡田 この作品は、単なるこっちが悪でこっちが正義ですよというだけの番組ではないと思っています。ポジション的には或人も諫も正義ですが、それぞれ真逆の立場だったり、突き詰めれば何が本当に正しいだろうといった深いテーマもあるので、子供から大人まで楽しめる作品になっていますので、是非楽しみにしていてください。
高橋 歴史と共に歩んできた仮面ライダーの新時代の一号として、そして主役として、現場はもちろん、TVの向こう側まで盛り上げられるように頑張っていきたいと思うと共に、「仮面ライダーゼロワン」は、唯一無二の仮面ライダーにしたいと思っているので、僕を含めたレギュラーキャストと一緒に素晴らしい作品を作り、そして皆さんに届けられたらなと思いますし、僕の成長を見ていて欲しいです。
8月25日には「仮面ライダーゼロワン」×「仮面ライダージオウ」プレミアムバトンタッチイベントが行われ、午後1時からトークショーの模様を「番組ホームページ」「東映特撮ファンクラブ(TTFC)」「ビデオパス」「東映特撮YouTube Official」にて生配信される予定です。番組やイベントなどの詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
©2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
☆Information
「仮面ライダーゼロワン」
2019年9月1日(日)スタート
毎週日曜午前9時~9時30分 テレビ朝日系24局にて放送
原作:石ノ森章太郎 ※「ノ」は、1/4角の下揃え
脚本:高橋悠也 ほか
音楽:坂部剛
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)・水谷圭(テレビ朝日)、大森敬仁(東映)
アクション監督:渡辺淳(ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
監督:杉原輝昭 ほか
出演:高橋文哉 岡田龍太郎 鶴嶋乃愛 井桁弘恵 中川大輔 砂川脩弥 成田愛純 佐伯新
児嶋一哉(アンジャッシュ) (声の出演)日髙のり子 山寺宏一
≪公式サイト≫
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/
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