スタジオライフ公演・音楽劇「11人いる!」が開幕!松本慎也、本番直前SPインタビュー&ゲネプロショット10点を速報でUP!

  • 2019-5-18

男優だけで構成された劇団スタジオライフの最新作、音楽劇「11人いる!」が5月18日より、東京・池袋のあうるすぽっとにて開幕しました。

今作は、萩尾望都さん不朽の名作漫画「11人いる!」を舞台化した作品で、スタジオライフ公演として2011年・2013年に上演され、3度目のなる今回は音楽劇として6年ぶりに上演。

【STORY】
宇宙大学の入学試験の最終テストは、
外部との接触を断たれた宇宙船で
10人一組が53日間の宇宙飛行を成し遂げるというもの。
非常信号の発信ボタンを押して
外部との接触を図れば生命は保証されるが、
連帯責任で全員が不合格となる。
しかし宇宙船白号には10人のはずが何故か11人いた。
スタートから謎を抱え、
閉鎖された宇宙船で次々起こる不可解な出来事。
受験生達の試される時が始まった。

スマートボーイズでは、開幕前日に行われたゲネプロ公演(pacoチーム)を終えたばかりの松本慎也さんに独自インタビューを敢行! 今作では、初演から演じ続けているタダトス・レーン(pacoチーム)だけでなく、amoチームではフロルベリチェリ・フロル役にも挑戦する松本さんに開幕を直前に控えた心境や今作の見どころなどを語ってくれました。

タダトス・レーン役の松本慎也さん。amoチームではフロルベリチェリ・フロル役を演じます!

タダトス・レーン役の松本慎也さん。amoチームではフロルベリチェリ・フロル役を演じます!

―まず、ゲネプロを終えての心境を教えていただけますか?

松本 今回一番大きく変わったのが、音楽劇になったということで、流れの中で曲が入ることによって僕たちの熱量も上がるんだなということを劇場に入って、板の上で歌うことによって、また稽古場とは違うエネルギーを感じたので、初演と再演とやってきましたが、新しい音楽劇「11人いる!」が出来たんだなって感じています。

――音楽が加わるだけで全然違う作品になるんでしょうか?

松本 そうですね。音楽がかからなかった時は、それまでの会話の流れで進んでいたのが、一つ曲があることで、強い思いを自分たちの中でも強く持つことができるので、新しい階段がもっと増えたなって気がしました。

――作品の見どころを伺いたいのですが、今回初めてご覧になる方と初演&再演をご覧になった方と、それぞれ見どころも分かれるのかなと思いますが、その点いかがでしょうか?

松本 まず初めて見てくださるお客様には、萩尾望都先生の名作中も名作が原作で、僕たちにとっても大切な代表作のひとつですが、単純にストーリーが本当に面白いので、11人目が誰だろうとか、最終的に宇宙大学へ入学するすることが出来るのかというストーリーを追っていくだけで、あっという間に時間が過ぎてしまうというか、無駄なものが一切ない、本当に素晴らしい原作なので、もう何も考えずに劇場に足を運んでいただいて見ていただくと、性別年齢問わず楽しんでいただける作品だと思います。初演・再演をご覧になっているお客様には、先程もお話ししましたが音楽劇という点が変わりましたし、キャストも今までと違いますし、人が違うとキャラクターや表現も変わってくると思うんです。また、今回演出を担当する倉田(倉田淳さん)の方でも、今までとは違った表現の仕方をしていますので、「あのシーン、あの人はどんな顔をしていたんだろう?」という見方も2度・3度と見ていただいて楽しめると思います。

――今作ではダブルキャストで、初演から演じているタダ役だけでなく、初めてフロル役にも挑戦しますね。

松本 今までタダを通して「11人いる!」の世界に生きていたので、違った役を通して見ると、全く違ったお話に感じるんですね。また新しい「11人いる!」の面白さを再発見させていただいているところですし、実はフロル役を本当にやりたかたんです。萩尾先生の「トーマの心臓」で何度かエーリクを演じさせていただいて、エーリクに通じる部分もあって本当に魅力的なキャラクターなんですよ。

――pacoチームでは、松本さんがタダ役で、フロル役には伊藤清之さん。amoチームでは、松本さんがフロル役で、タダ役には関戸博一さんがそれぞれ演じますが、伊藤さんと関戸さんの演技を見て参考にする部分とかありますか。

松本 過去2回上演した中で、タダとしていろいろなフロルと接していて、清(伊藤さん)は清でまた新しい今の清が精一杯できるフロルを作り上げているので、すごい頑張っている清を見ながら、それはそれで愛おしいですね。で、関戸とは15年一緒にお芝居をやってきている同期なので、お互い言葉にしなくても自然と感じ合える部分があるので、2人の距離感を見ていただきたいですね。

――是非「pacoチーム」と「amoチーム」の両方見に来て欲しいですよね。

松本 そうですね! 他にもいろいろなダブルキャストもいらっしゃいますし、どちらもおススメです!!

――今作は元号が“令和”になって、スタジオライフ最初の公演となりますね。

松本 令和になって初めての作品が萩尾先生の原作というのが、僕たちにとっても感慨深くて有難いことですし、平成最後もお芝居も萩尾先生の「なのはな」という作品で、僕たちスタジオライフがこうして続けて来られているのは萩尾先生のおかげだなと思っています。しかもこの作品が、未来に向かって進んでいくというポジティブなエネルギーをお客様に持って帰っていただける内容なので、このタイミングで「11人いる!」が上演できて本当に幸せです。

――では最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

松本 本当に誰が見ても楽しんでいただける音楽劇「11人いる!」を精一杯みんなで力を合わせて最高に面白い舞台になるように、これまで稽古に励んできました。新しい節目の年に未来に向かって進んでいこうという気持ちを新たに持っていただける作品だと思いますので、是非是非劇場に足を運んでください!!

≪ゲネプロ(pacoチーム)オフィシャル画像≫
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音楽劇「11人いる!」は、6月2日まで上演。また5月20日・21日・24日・27日の夜公演終演後にトークショー、5月23日・30日の昼公演終演後に舞台上で繰り広げられる白熱必至のガチンコ犯人探しゲームがそれぞれ行われます。公演の詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

☆Information

Studio Life公演
音楽劇『11人いる!』

日程:2019年5月18日(土)~6月2日(日)
会場:あうるすぽっと

原作:萩尾望都「11人いる!」(小学館)
脚本・演出:倉田淳

【キャスト】
タダトス・レーン:関戸博一(amoチーム) / 松本慎也(pacoチーム)
フロルベリチェリ・フロル:松本慎也(amoチーム) / 伊藤清之(pacoチーム)
マヤ王バセスカ:宮崎卓真(amoチーム) / 曽世海司(pacoチーム)
ソルダム四世ドリカス:千葉健玖
アマゾン・カーナイス:牛島祥太(amoチーム) / 宮崎卓真(pacoチーム)
チャコ・カカ:高尾直裕
ドルフ・タスタ:若林健吾
トト・ニ:鈴木宏明
ヴィドメニール・ヌーム:宇佐見輝
ガニガス・ガグトス:船戸慎士
グレン・グロフ:曽世海司(amoチーム) / 藤原啓児(pacoチーム)

チケット料金(全席指定・税込)(前売・当日共)
一般 5,800円
club LIFE会員 5,500円
学生 3,000円
高校生以下 1,500円

※当日券は各回、開演の1時間前から劇場入口の「受付」にて販売

≪公式サイト≫
http://www.studio-life.com/stage/11nin2019/

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