藤原祐規&白石康介&松井勇歩、それぞれお互いの印象は!?極上文學第13弾『こゝろ』SPインタビュー①

  • 2018-10-20

極上文學第13弾『こゝろ』が12月13日より、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕します。

極上文學は、日本文學の上質な世界観を立体的に表現し、ワンランク上のこだわり、“読み師”と“具現師”からなる構成でビジュアルと音楽、動いて魅せるスタイルが人気の本格文學朗読演劇シリーズで、これまで『銀河鉄道の夜』『走れメロス』『高瀬舟・山椒大夫』『風の又三郎・よだかの星』などといった名作が上演。

最新作となる第13弾は、夏目漱石の代表作の一つ『こゝろ』。今でも愛され続ける名作に、若手俳優らが挑みます。

スマートボーイズでは、今作に出演する藤原祐規さん、白石康介さん、松井勇歩さんの3人に直撃インタビュー!! SPインタビューとして2回に渡りお届けします。

PART①では、オファーが来た時の感想や作品の印象、さらには今回が初共演という3人の印象などを語ってくれました。

取材した日が初対面とは思えないほど話が盛り上がりました!

取材した日が初対面とは思えないほど話が盛り上がりました!

――よろしくお願いします。まずはオファーが来た時の率直な感想をお聞かせください。

藤原 聞くところによると、極上文學シリーズでやってほしい作品のアンケートで「こゝろ」が1位になったそうで、ファンの期待値も高いのではないかなと思って、身の引き締まる思いになりました。前回出演した「風の又三郎・よだかの星」はファンタジー要素の強い作品だったのに対して、今回は純粋なストレートな人間ドラマになるので、楽しみに思っています。

白石 今まで2.5次元の作品に出演してきましたが、今回が役付きとして初めてストレート作品に出演するので、「こゝろ」という昔から続くベストセラー作品に携われることおができて、率直に嬉しかったですし、事務所の先輩である松田凌さんがシリーズ第2弾の「銀河鉄道の夜」に出演していたので、同じシリーズの舞台に立てるという意味でもとても嬉しいです。

松井 実は出演のお話が来たのが、この取材の2、3日前で、素直に「よっしゃー!12月まで仕事埋まった!!」って思って(笑)。前回の「風の又三郎・よだかの星」に出演した後輩の納谷健くんに、いろいろと話を聞いたりして、新しいことがいっぱいあるなと感じたので、すごく楽しみにしています。

――白石さん、松井さんがシリーズ初出演というのに対して、藤原さんは今回でシリーズ最多のとなる6回目の出演になります。それこそ「ミスター極上文學」と呼ばれてもいいのではないでしょうか?

藤原 いやいやいや、毎回チャレンジャーの気持ちでやらせていただいていますよ(笑)。

藤原祐規さん

藤原祐規さん

――他の舞台と比べると「極上文學」はややタイプが違う舞台だと思いますが、役づくりする上で、他の舞台と違うことをされてたりしますか?

藤原 役作りに関して、根幹は全く変わらないですが、他の舞台と違うのが(舞台上に)台本があるということと、朗読劇ではなく“朗読演劇”というカテゴリーであるということが特殊で、役のセリフだけじゃなくて、いわゆる「ト書き」みたいなのをセリフにしてみんなでしゃべるので、その点は難しいなというのはありますね。

――白石さんは過去の極上文學シリーズをご覧になったことはありますか?

白石 松田さんが出演された「銀河鉄道の夜」のDVDを一度拝見しまして、生のお芝居の良さと朗読の良さをうまく取り合わせている作品だなと思いました。

――松井さんは納谷さんからいろいろ話を聞いたとのことですが、具体的にどんなことを話されていましたが?

松井 「動く」ということを言われました。映像も見させていただきまして、イメージ的には椅子に座って台本の言葉をお客様に届けるといったものでしたが、全然椅子に座らないなって(笑)。

白石康介さん

白石康介さん

――「こゝろ」といえば、学校の授業で読まれたかと思いますが、作品の印象などあったら教えていただけませんでしょうか。

藤原 読んだのは相当前で、あらすじもなんとなくでしか覚えていませんが、何十年経って新鮮な気持ちで稽古に臨めたらといいかなと思っています。

白石 当時はまだ難しい題材だと思うので、きっとわかりやすく簡略化したとはいえ、分かり合えない部分ってあると思うんですね。それが今改めて読み返すと、先生という人物が純粋に悪いだけじゃないし、いろいろ人間模様があったりして、各登場人物が人間らしい部分がたくさん持っているというのに、改めて気づかされる部分がたくさんあったので、そのころ読んでいたとはまた別の感覚で読ませてもらいました。

松井 確か中学3年生の授業で習ったかと思いますが、ほとんど覚えていませんね。ただその時の先生が「夏目漱石さんの作品に出てくる女性は、なんて美しいんだ」と言っていたのが印象的でした。

松井勇歩さん

松井勇歩さん

――ちなみに3人とも今回が初共演であり、この日の取材が全員初対面だそうですね。

藤原 共通の知り合いがたくさんいるので、それを控室でたくさん話してました(笑)。初対面だからこそ、稽古が楽しみですね。

――では、それぞれの印象を語っていただきましょうか。

藤原 白石くんは、21歳で僕よりもひと回り以上違うのに、真面目でしっかりしているなって。もしかしたら猫を被っているかもしれませんが(笑)。きっときっちり芝居をやってくるだろうなと。勇歩くんは会って早々ボケ始めているので、遊びながら中堅どころのいい味を出してくるんだろうなと思っています。なんてったって「劇団Patch」ですから、隙あらばボケようとしていますからね(笑)。

白石 フッキー(藤原)さんは自分がヘアメイクしている時に初めてご挨拶して、「いくつなの?」と聞いてくれたので、「21歳です」と答えて、こちらからも「おいくつですか?」と聞いたら「37ちゃい」と答えて下さって、なんてお茶目な方なんだろうと(笑)。でも別の取材で大人な受け答えをされているのを見て、頼れる先輩だなと思いました。勇歩さんは、関西特有の明るい性格なんだろうと思いましたし、人当たりの良さそうな方で安心しました。

松井 フッキーさんは、それこそ「ミスター極上文學」ですから、いろいろ教えていただこうかなと思います。白石くんは第一印象“オシャレ”やなって(笑)。僕が21歳の時はこんな服は着なかったから、ファッションをいろいろ教えてもらおうかと思いますし、一番下のつもりで2人からいろいろなことを教えてもらうつもりです。

藤原 めっちゃやりにくいわ(笑)。

(PART②へ続く)

取材した日が初対面とは思えないほど話が盛り上がりました!

取材した日が初対面とは思えないほど話が盛り上がりました!

極上文學第13弾『こゝろ』は、12月18日まで上演。なおキャスト別先行チケットが、10月24日までカンフェティにて受付中です。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

☆Information

極上文學第13弾『こゝろ』

日程:2018年12月13日(木)~18日(火)
会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
演出:キムラ真(ナイスコンプレックス)
脚本:神楽澤小虎(MAG.net)
音楽:橋本啓一

出演(五十音順):内海啓貴 櫻井圭登 白石康介 芹沢尚哉 釣本 南(Candy Boy) 東 拓海 平野 良 藤原祐規 松井勇歩(劇団Patch)

◆キャスト別先行◆(抽選) 10月19日(金)19:00 ~ 10月24日(水)23:59
●Confetti(カンフェティ):http://confetti-web.com/kokoro
0120-240-540*通話料無料(受付時間平日10:00~18:00※オペレーター対応)
※各キャスト 極上ショットブロマイド付き

◆一般発売◆(先着) 11月13日(火)17:00 ~
●チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/13th-kokoro/ (PC・MB共通)
●Confetti(カンフェティ):http://confetti-web.com/kokoro
0120-240-540*通話料無料(受付時間平日10:00~18:00※オペレーター対応)

【チケット料金】
〇極上シート:8,800円(税込)
※全席指定/ミニ便箋&全員集合ブロマイド(2L)付き・前方中央寄りエリアシート
〇一般席:5,900円(税込)
※全席指定

≪公式サイト≫
https://www.gekijooo.net/13th-kokoro/

≪極上文學公式Twitter≫
https://twitter.com/MAG_play

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