劇団ホチキスが贈る、“大人テイスト”の新機軸！　ホチキスボイルド『ケルベロス』が、8月7日に東京芸術劇場 シアターイーストにて公演開幕を迎えました。
杉江大志さん、大海将一郎さんら人気若手俳優陣を迎え、男たちが広告業界で繰り広げる企業ドラマをコミカルかつ痛快に描く今作。上演中のステージから届いた、オフィシャルショットをご紹介します。

「ホチキスボイルド」と銘打たれた今作『ケルベロス』は、ホチキスが得意とする“お祭り騒ぎエンターテイメント”とは一線を画し、大人テイストに仕上げた劇団ホチキスの最新公演。メーカーの宣伝マンという異色の経歴を持つホチキス代表・米山和仁さんが、広告業界の舞台裏を赤裸々に執筆！　企業人としての勤めと、クリエイターとしての誇りに揺れる男たちの姿、そして彼らの熱き闘いを、ホチキスを旗揚げから支える小玉久仁子さんの初演出にて描き出します。

『ケルベロス』公演ビジュアル

キャストには、杉江大志さん、大海将一郎さん、山崎雅志さん、田中稔彦さん、瀬戸啓太さん、前田陸さん、村上誠基さん、齋藤陽介さん、加藤敦さん、齊藤美和子さん、そして演出を手掛ける小玉久仁子さんが登場。
物語の主人公にして、製菓メーカーにある奇妙な部署“社長宣伝部”に配属された新入社員・赤堀役を務める杉江大志さんは、今時の若者らしいマイペースぶりと、仕事への期待も溢れる若さを備え持つ等身大なキャラクターを好演！　赤堀とは同期入社の新入社員で、“社長宣伝部”内でライバルチームに配属された川野役の大海将一郎さん、赤堀・川野の先輩にあたる中堅社員・竹下役の瀬戸啓太さん、牧村役の田中稔彦さんも、それぞれに魅力あふれるキャラクターとして働く男たちの姿を演じています。

【オフィシャルショット】(以下、撮影：高橋直子)

【あらすじ】
新入社員の赤堀(杉江大志さん)は製菓メーカー「オワリヤ」の宣伝部に入社する。
しかし赤堀が配属されたのは、花形の商品宣伝部ではなく、社長直下の宣伝部「社長宣伝部」だった。
かつて同部署は創業者と二人三脚で名作CMを次々に世に送り出し、業績を伸ばしていった。
不眠不休で働くその姿に、眠らない獣「ケルベロス」と呼ばれ社内でも一目置かれる存在であった。
しかし現在は、会社内でお荷物扱い。
ただ、創業者が作った部署だけに潰すこともできず、会社は生かさず殺さずで、二代目社長のわがままオーダーに応える窓際部署と化していた。
さらに、部署内にある二つのチームは犬猿の仲。”華の宣伝マン”を夢見ていた赤堀は落胆する。
そんな中、長らくのヒット商品不在、業績不振の責任をとり、社長が電撃交代。社長の娘が新社長に就任し、経営を立て直すため、大規模なコストカットに着手。
その候補には「社長宣伝部の解体」も含まれていた……。
ケルベロスの持つ本当の意味とは！ 窓際部署による一発逆転の秘策とは！ ホチキスの新作は、固めに茹でた“大人テイスト”。
ホチキスボイルド「ケルベロス」ここに吠える。

T字型のステージを間仕切るように、客席は3方向に設置。6脚のイスだけで様々なシチュエーションへと展開していくシンプルかつ印象的な演出に、キャスト陣が絶妙なテンポでみせるコミカルな掛け合いも大きな見どころ！　現実のニュースを思わせるエピソードも重なっていく中で、奮闘するキャラクターの姿にどんどん引き込まれていきます。

ホチキスボイルド『ケルベロス』は、8月7日～12日まで東京芸術劇場 シアターイーストにて上演中。公演詳細・チケット情報は、Informationより公式サイトをご確認ください。

☆Information

■ホチキスボイルド『ケルベロス』
公演：2018年8月7日(火)～12日(日) 東京芸術劇場 シアターイースト
脚本：米山和仁
演出：小玉久仁子
出演：杉江大志、大海将一郎、山﨑雅志 / 田中稔彦、瀬戸啓太、前田陸、村上誠基、齋藤陽介、加藤敦、齊藤美和子 / 小玉久仁子
≪公式サイト≫
http://www.hotchkiss.jp/kerberos/

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