- 2018-2-9
『もののふ白き虎』(2015)、『瞑るおおかみ黒き鴨』(2016)に続く、舞台もののふシリーズ最新作にして最終章『駆けはやぶさ ひと大和』が、2月8日に東京・銀河劇場にて開幕を迎えました。
物語の舞台は、混乱を極めた幕末。新撰組に入隊した中島登は、剣術は苦手だが絵は上手い。そんな中島が、己の誠を貫き通し、新時代を前に散っていく同志たちの姿を絵で綴っていく……。
劇中歌も人気のひとつである本シリーズ。今作のテーマソングには、中島登を演じる主演の花村想太さんが作詞と歌唱を担当した『終わりある旅』が起用されており、花村さんの優しくキレイな歌声が劇場を包みます。
またキャストとして、シリーズ1作目から出演している荒木宏文さん(土方歳三役)、青木玄徳さん(斎藤一役)、2作目から登場する島田魁を演じる林田航平さんに、今回は花村想太さん、山本涼介さん(沖田総司役)、杉江大志さん(市村鉄之助役)、健人さん(横倉甚五郎役)、そして的場浩司さん(近藤勇役)が加わり、新撰組の蒼きもののふ達を熱演。
新撰組に対抗する新政府軍には近藤頌利さん(伊藤博文役)、中村亀鶴さん(桂小五郎役)を迎え、戦乱の世で二つの勢力の対立を激しい殺陣シーンと共に描きます。苦戦を強いられる新撰組に協力する榎本武揚を演じる久保田秀敏さんも、銃を手に取り殺陣に参戦! 史実に基づきながらも、堅苦しすぎないエンターテイメントとしての面白さも秘めた時代劇に仕上がっています。
公演初日直前には初日挨拶が行われ、花村想太さん、久保田秀敏さん、山本涼介さん、杉江大志さん、健人さん、近藤頌利さん、林田航平さん、青木玄徳さん、荒木宏文さん、そしてベテランとして今作をより引き締める的場浩司さん、歌舞伎役者の中村亀鶴さんのキャスト11名が、演出家の西田大輔さんとともに登壇。公演に向けての意気込みを語ってくれました。
【初日挨拶コメント】
■中島登 役/花村想太さん
「僕の役は“剣は立たぬが筆は立つ”ということで、新撰組の重鎮の方の絵を描いて残していく重要な役柄です。テーマソングを書くにあたって一番意識したのは、主役は中島登であって中島登ではないというところ。中島登が一番伝えたい、残したかったものを楽曲にも残していきたいなという思いで、歌詞を書かせていただきました。もののふシリーズ最終章ということで、今までの舞台の内容というか、もののふシリーズはこんなものなんだよというのを伝える詞にさせていただいたので、歌詞にも注目して聞いていただけたらなと思います。第一弾、第二弾と昔の作品も観たくなるような作品になっているので、楽しみにしてください!」
■榎本武揚 役/久保田秀敏さん
「歴史上の人物を演じるということで、実際に榎本武揚さんのお墓参りをさせていただきました。歴史に恥じないように大切に演じていきたいと思います。あと、この付けヒゲがとれないようにがんばっていきたいと思います!」
■沖田総司 役/山本涼介さん
「沖田総司の見どころは、人より長い刀を使っていて、それがうまくはまれば、すごく迫力のある殺陣のシーンになる点です。髪型と衣装のおかげで1.2割り増しにかっこよく見えると演出家の西田(大輔)さんに言っていただいたので、ぜひそこに注目して観ていただけたらうれしいです!」
■市村鉄之助 役/杉江大志さん
「今作はすごく殺陣が多いのですが、そこだけではなく、男たちが命をかけて戦うかっこよさ、自分の命よりも大切な物を持って戦う姿をみなさんに伝えられたらなと思います」
■横倉甚五郎 役/健人さん
「観に来てくださるお客さまに楽しんでいただけるよう、死ぬ気でとまではちょっと言い過ぎかもしれませんが、本当にそのくらいの心意気で最後まで全力で、一瞬一瞬を精一杯生き、がんばっていきます! どうぞ最後まで応援のほどよろしくお願いします」
■伊藤博文 役/近藤頌利さん
「伊藤博文はみなさんがご存知の通り、内閣総理大臣になった男です。でも、伊藤博文の若い頃なので、まだまだ発展途上の役です。その若い生き様というのに注目していただけたらと思います」
■島田魁 役/林田航平さん
「前作に続き出演させていただいていますが、前作は土方さんや斎藤さんに引っ付き虫のように、ちょこちょこ付いて行っていました。しかし、今回なんと後輩が続々と登場しまして。ちょっと偉くなったなって思っています。上には弱く、下には強い島田というものをお見せできたらなと。どうぞお楽しみくださいませ」
■斎藤一 役/青木玄徳さん
「一作目の『もののふ白き虎』から観てくれている人も、この作品から観てくれる人も全員が楽しめるような作品になっています。どうぞ楽しんでください!」
■土方歳三 役/荒木宏文さん
「一生懸命がんばります! 宣伝よろしくお願いします!」
■桂小五郎 役/中村亀鶴さん
「この作品は男の生き様、死に様、そしてかっこよさ、かっこ悪さが存分に詰まった作品です。現代の方にも共感していただける、これから生きていく糧になればと思います」
■近藤勇 役/的場浩司さん
「劇場に足を運んでいただいた方に、何かを残せる舞台になればいいなと。あとは、若者に引っ張ってもらってがんばります!」
■作・演出/西田大輔さん
「もののふシリーズ三作目にして最終章ということで、並々ならぬ想いでここまでたどり着きました。一作目の『もののふ白き虎』では憧れの対象として描かれていた新撰組に焦点を当てて改めて描きたいと思い、今回は憧れの対象としてではない新撰組の生身の姿、仲間とは、集団とはなんなのかを詰め込んだ作品になりました。そのために、どこにもない主人公を作りたかったのですが、花村くん演じる中島は愛らしいキャラクターを作ってくれました。的場さん率いる新撰組たちも、観終わった後に『もっと彼らの姿を見ていたかった』と思ってもらえる作品になっていればと思っております。集大成の作品に仕上がりました!」
その後行われた公開稽古では、激しい殺陣の応酬と、熱い思いを持った男たちの壮絶な生き様にハラハラさせられっぱなし! かと思えば、隊士たちの若く愛らしい言動にほっこりするシーンも散りばめられており、そのコントラストがより観客の胸を打つ、最終章としてシリーズを締めくくるにふさわしい作品となっています。
【公演ゲネプロショット】
舞台もののふシリーズ最終章『駆けはやぶさ ひと大和』は、東京公演が2月18日(日)まで上演中。続いて大阪公演は2月23日(金)~25日(日)に森ノ宮ピロティホールで上演。東京・大阪ともに一部公演ではアフタートークショーの開催も予定されています。
また、もののふシリーズのベストアルバムが、2018年6月6日(水)にリリース決定! シリーズを彩った名曲たちを、ぜひご堪能ください。(収録内容:もののふシリーズ3作品『もののふ白き虎』『瞑るおおかみ黒き鴨』『駆けはやぶさ ひと大和』の全劇中歌。ボーカル10曲+インストver.10曲予定)
公演情報・アフタートークショーの開催スケジュール、ベストアルバムの詳細は、Informationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
もののふシリーズ最終章
『駆けはやぶさ ひと大和』
■作・演出
西田大輔
■出演
花村想太(Da-iCE) / 久保田秀敏 山本涼介 杉江大志 健人 近藤頌利 林田航平 / 中村亀鶴 / 青木玄徳 荒木宏文 / 的場浩司 ほか
■公演概要
【東京公演】
劇場:天王洲銀河劇場
2018年2月8日(木)~18日(日) 全16公演
【大阪公演】
劇場:森ノ宮ピロティホール
2018年2月24日(土)~25日(日) 全4公演
■チケット価格:
全席指定 8,900円(税込)
■お問合せ:
東京公演:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(全日10:00~18:00)
大阪公演:キョードーインフォメーション0570-200-888(全日10:00~18:00)
≪公式サイト≫
http://www.mononofu-stage.com/
≪公式Twitter≫
@mononofu_St
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