太田基裕、染谷俊之、神永圭佑の一番頑張ったエピソードとは?映画『マスタード・チョコレート』完成披露試写会

  • 2017-4-12

映画『マスタード・チョコレート』完成披露試写会が4月11日、東京・シネマート新宿にて行われ、山田菜々さん、太田基裕さん、染谷俊之さん、神永圭佑さん、笹木彰人監督が登壇しました。

(左より)神永圭佑さん、太田基裕さん、山田菜々さん、染谷俊之さん、笹木彰人監督

(左より)神永圭佑さん、太田基裕さん、山田菜々さん、染谷俊之さん、笹木彰人監督

ケータイコミックとして週刊連載され、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した冬川智子原作の話題作が実写映画化。美術予備校を舞台に、他人と交わることが苦手な1人の女の子が、初めて経験する恋や友情をなんとなく知って、ゆっくり大人へと成長していく青春ストーリー。登壇者以外にも、林明寛さんや村井良大さんなども出演しています。

ポンコツな少女・津組倫子を演じる山田さんは、今作が映画単独初主演。「演技は好きですが、なかなか演じさせていただく機会がなかったので、とっても嬉しかったです。NMB48時代から『ポンコツ』といじられてきたので、役が来たときは「これ来た!」って思って、ポンコツで良かったです」とオファーが来た時の心境を率直に吐露。すると即座に太田さんから「どのあたりがポンコツなの?」と質問されるのですが、「えっ、自分ではポンコツだと思っていないんですよ」と否定。「そういうところがポンコツなのか」とすかさず切り返され、笑いを呼んでました。

主人公・津組倫子役の山田菜々さん

主人公・津組倫子役の山田菜々さん

主人公のことを何かと気にかける予備校講師・矢口海を演じる太田さんは「基本的に撮影は順調でした。奈々ちゃん演じる津組は愛らしくて、憎めない素直なキャラクターだったので、自然体でいられて楽しくお芝居が出来て本当に良かったです。特に海のシーンは素敵に撮れたと思うので、ぜひチェックしてください」と感想を語ると、笹木監督からは「役者NGはなかったです」とキャスト陣を絶賛するひと言が飛び出します。

予備校教師・矢口海役の太田基裕さん

予備校教師・矢口海役の太田基裕さん

また撮影時期が夏だったこともあって、セミが大量に発生していたようで、染谷さんが「ライトをつけるとセミがやってくるので、セミが来てはサラッとはらっていました」と苦労話を語ると、撮影中にこの世の中で虫が一番嫌いという山田さんの胸元にセミが入ったというエピソードが! 「何モジャモジャしていると思って服を覗いたら、黒い物体がいたんです」との状況説明に、太田さんが「ギャーギャー言いだすんけど、さすがにそんなところ見られないじゃないですか!(笑) だから僕らもテンパっていました」と撮影の裏話を披露しました。

音楽の趣味を持つ予備校生・浅野祐一を演じる染谷さんは、「原作を読んだときは、一巻完結ということもあって本当に読みやすく、男性女性問わず楽しめる作品だと思いました。」と原作について語ると、甲斐真吾役の神永さんも「映画化するにあたって、どこがクライマックスになる部分かなと思っていたんですが、逆に底がないからこそ、日常で撮っているような、映画に向いている作品だと思いました」とコメント。

予備校生・浅野祐一役の染谷俊之さん

予備校生・浅野祐一役の染谷俊之さん

津組に好意を持つ甲斐真吾役の神永圭佑さん

津組に好意を持つ甲斐真吾役の神永圭佑さん

続いて、作品のストーリーに関連して「今まで人生の中で一番頑張ったことは?」という質問が。
山田さんはバレンタインの思い出で「中学時代、好きな人ために手作りのタルトを作って、勇気を出して渡してその場で食べてもらったんです。ところがタルトが固すぎて、歯がパキって折れてしまって。美味しいって言ってくれましたが、結果はダメでした」と悲しくも仰天エピソードを告白。

太田さんは「舞台をやって7~8年ですが、やっぱり“初舞台”ですかね。出来ないなりに最も頑張ったなって思いました。地道に努力するタイプなので、そういう意味では初舞台は大変でした」と初舞台をセレクト。

染谷さんが選んだのは、中学時代の運動会でのリレー。「足は速かったんですが、当時応援団をやっていて、リレーには出場できなかったんです。ところがリレー選手が一人具合が悪くなって、さらに補欠選手が当日骨が折れて、急遽リレーに出ることとなって。リレーの練習なんて全くやっていなかったんですが、一生懸命走って、上位との差を縮めることが出来ました」とここでも、“折れトーク”が飛び出し、太田さんが「みんな折れますね。歯も骨も」と突っ込んで劇場内は爆笑!

神永さんは、手すりが掴めなかったり、家族と鍋をつつけないくらいの潔癖症だそうで、「昨年冬にロケで大浴場しかない宿泊施設に泊まったんですが、大浴場に行く途中で、裸足じゃないと通れないところがあって、その時はつま先立ちで頑張りました」と潔癖症ならではエピソードを披露。太田さんが「プールとかって最悪だよね」と尋ねると、神永さんは「プール最悪ですよ。誰かがよだれを出したら、それを端まで寄せますから」と具体例を出して解説し、こちらも笑いを誘っていました。

山田さんのバレンタインにまつわる仰天エピソードに男性陣もビックリ

山田さんのバレンタインにまつわる仰天エピソードに男性陣もビックリ

この舞台挨拶当日の東京は、かなり強めの雨模様。冒頭の挨拶で、太田さんが「染ちゃんが雨男で皆さんに迷惑をかけております」、染谷さんが「太田基裕が雨男で、本当にご迷惑をおかけしました」と、悪天候の責任をなすりつけあっていましたが、トーク後半は、太田さんの染谷さんの褒め合いっこに。染谷さんが「(太田さんは)本当に優しいです。こんなにいい人は世の中にいないんじゃないかというくらい」と褒めると、「最近こういう方が周りに増えているので怖いんです」と警戒する太田さんが「染ちゃんもすごい気を使ってくださって、周りの方にも気を使う方なので、丁寧で優しい仲間です」と応戦、最後まで笑いの絶えない舞台挨拶となりました。

そして、登壇者から集まったファンにメッセージが。

山田 この作品を見てホッコリしていただけるんじゃないかなと思います。恋や友情ってこんなにキラキラしているなって思っもらえるような作品になっていますので、皆さんも心の中の一つにこの作品を留めておいてください。

太田 この映画は波のない作品ですが、そういう日常の中にも大切なことや大事なことが隠れていると思うので、そういうところを共感してもらって、不器用な各キャラクターを愛していただければ嬉しいです。

染谷 何も考えずにただただ見ていただいて、皆さんに少しでも影響を与えるものがあったらなと思っています。公開されましたら何度でも見に来てください。

神永 登場人物たちがみんな明るい方向で終わっていくという作品に出演できて楽しかったです。津組は不器用と言われていますが、僕が演じた甲斐くんも“真逆な不器用”で、そういう部分を見ていただけたらと思います。

笹木 映画は作って終わりじゃなくて、見ていただいて初めて完成だと思っています。ファンの方はもちろん、そうでない人もきっと好きになれると思う作品です。少しでもたくさんの方にこの映画のことを知っていただきたいので、是非SNSで書いていただけると嬉しいです。

映画『マスタード・チョコレート』は、4月29日よりシネマート新宿ほか順次公開。また公演初日には舞台挨拶が予定されています。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

©冬川智子 ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス/イースト・プレス刊
©2017映画「マスタード・チョコレート」製作委員会

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☆Information

映画『マスタード・チョコレート』
4月29日(土・祝)よりシネマート新宿ほか順次公開!
監督・編集:笹木彰人
脚本:なるせゆうせい
原作:冬川智子
出演:山田菜々 太田基裕
染谷俊之/神永圭佑 鈴木築詩 灯敦生 池田恵理 林明寛 大力 MOSHIMO 村井良大(友情出演)

≪公式サイト≫
http://muschoco.united-ent.com/

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