- 2017-1-22
舞台『デルフィニア戦記』第一章が1月20日に初日を迎え、ゲネプロ前の挨拶&フォトセッションにウォル役の蕨野友也さん、リィ役の佃井皆美さん、ナシアス役の細貝圭さん、ペールゼン役の山本亨さんが登壇。開幕に向けての意気込みなどを語りました。
以下、囲み会見でのコメントと共に、劇中の主要キャストのソロカットをお届けします!
MC「初日を迎えたお気持ちは?」
蕨野友也さん(以下、蕨野)「ほぼ初舞台と言ってもいいぐらいですが、こんな素晴らしい劇場で演じさせていただくということで、緊張感ももちろんありますし、皆さんと一緒にやれることを誇りに思っております。最後まで一生懸命頑張っていきたいと思います」
佃井皆美さん(以下、佃井)「ついにきたかという感じです。稽古期間が1ヶ月ちょいあったのですが、本当にあっという間で……なんか夢みたいですね。自分でもビックリするくらい緊張しているんですけれど、楽しみに来てくださる皆様のためにも精一杯やらなきゃなという気持ちでいっぱいです」
細貝圭さん(以下:細貝)「今回の座組は、キャストがすごく仲良いんですよ。年齢差はあるんですが、その中でもみんな年齢を超えて仲良く1ヶ月間稽古をして来たので、今は早くお客様の前で演じたいなと思っています」
山本亨さん(以下、山本)「みんなで稽古して来たものを、お客様にぶつけたいと思います。怪我なく千秋楽まで努めたいと思います。原作のファンの方に喜んでいただけるように一生懸命演じたいと思います」
MC「原作の『デルフィニア戦記』は、物語の壮大さもさることながら、殺陣、闘いのシーンもとても魅力的に描かれています。稽古を重ねる中で、そういった部分でも苦労した点、もしくは見どころを代表して蕨野さんに伺います」
蕨野「見どころは、原作の世界観を演出家の児玉(明子)さんが大いに描いてくれているという部分で。そこはファンの方たちの期待を裏切らないものになっていると思います! 他にも魅力的なポイントとしては、立ち回りが非常に多い舞台になっているところ。僕自身は初めての立ち回りですが、動ける先輩方がたくさん周りにいらっしゃるので、色々ご指導をいただきながら本日の初日を迎えることができました。そういったところもお客様に楽しんでいただけたらなと思っています」
――「稽古中の印象的なエピソードがあればお聞かせください」
蕨野「先ほども言いましたが、僕は今まで立ち回りをしたことがなかったので、実際に稽古場で殺陣師の方に教えていただきながら練習をしていたのですが、最初の頃は5回剣を振っただけでもう立てないっていうようなことがあって(苦笑)。筋肉痛が毎日続くような生活を送りながらも先輩方に必死についていかなきゃいけないというところから、この作品の僕は始まっているので、ご覧いただく方には『蕨野は成長した』っていうところを見せられると思います(笑)。僕以外の皆さんもたくさん動いてるので、しっかりと見ていただきたいなと思っています」
佃井「印象的だったこと……なんか、いっぱいありましたね? でも、一番見ていて『うわぁぁ~!』って思ったことは~(横の蕨野さんの顔を見て)、これってネタバレかな?(と、耳打ちしながら相談)」
細貝「なに? ふたり付き合ってるの?」
(一同、笑)
蕨野「原作を知っている方は分かるから、言ってもいいんじゃないかな?」
佃井「ペールゼンとウォルが戦うシーンがあるんですけど、そこのシーンはもう本当に手に汗握るようなシーンで、山本さんと蕨野さんの殺陣を見ていて『うわぁぁぁ~!』ってなりました! これ以上は言えないです!(笑)」
細貝「さきほど蕨野くんが『自分は立ち回りが初めてで』とか『舞台はあまり経験がなくて』とかって言ってましたが、現場では全然そんな感じは一切なく。蕨野くん自身、あまり言葉で引っ張っていくタイプではなくて、背中を見せて僕らがそれについていくっていう素晴らしい座長でした。立ち回りだって初めてとは思えないぐらい圧倒的な強さで本当に素晴らしいなと思いました」
蕨野「ありがとうございます(照)」
山本「稽古が進む中で、ある日、蕨野くんに無視されまして……」
蕨野「えぇっ!?」
山本「なんか冷たい感じだったんですよね。よくよく聞いたら、やっぱり僕が“親の敵役”ということで、稽古をするうちにそういう感情が内面から徐々に作られていったという……。『あれ? 無視された? 蕨野ぉ~』みたいに思ったんですが、それはウォル役が彼の中に入って来たわけで、それはすごく素晴らしいことだし、お客様にも伝わるものだし、僕もそうありたいなと思いました」
この会見はネットでライブ中継されていたこともあり、最初の内は緊張していたキャストの皆さん。次第にいつもの調子を取り戻し、笑いも織り交ぜながらのコメントからは、仲の良さと信頼関係が伝わって来ました。
舞台『デルフィニア戦記』第一章は、1月29日まで上演。当日券など、公演に関する詳細は下記Informationから公式サイトをチェックしてください。
©茅田砂胡(C★NOVELS/中公文庫)・舞台「デルフィニア戦記」製作委員会
☆Information
舞台『デルフィニア戦記』第一章
日程:1月20日~1月29日
場所:天王洲 銀河劇場
原作:茅田砂胡(C★NOVELS/中公文庫)
演出・脚本:児玉明子
出演:蕨野友也 佃井皆美 細貝圭 山口大地 林剛史
須藤公一 綾那 三田村賢二 大原康裕
大沢逸美 小林勝也 山本亨
《オフィシャルサイト》
http://delfinia-stage.jp/
《公式Twitter》
@delfinia_stage
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