- 2016-8-14
染谷俊之さん&赤澤燈さんが演じるダメンズ“田宮・青島”を主役に描いた、映画『カニを喰べる。』、『羊をかぞえる。』に続く待望のシリーズ第3弾、映画『天秤をゆらす。』が今冬公開決定! 今作は、シリーズ前作から登場の廣瀬智紀さん演じるキャラクター・丸井を主演に迎えたスピンオフとなっています。
スマボでは、映画『天秤をゆらす。』を3回にわたって特集! 特集第2弾の今回は、撮影現場での廣瀬さん、染谷さん、赤澤さんの3人の座談会トークをお届けいたします。
第1弾『カニを喰べる。』、第2弾『羊をかぞえる。』と続く“田宮・青島シリーズ”とは、田宮治(染谷俊之さん)と青島豪志(赤澤燈さん)のアラサー男子2人が定職にもつかず、自堕落な生活を送りながらも、少しずつ成長していく様子を描いた人気作。第3弾となる今作『天秤をゆらす。』は、前作で2人を思いもよらぬ騒動に巻き込んだ、超がつくほどのお人好し・丸井裕之(廣瀬智紀さん)にスポットを当てたスピンオフ作品です。
スマボでは、今年初夏に行われた映画『天秤をゆらす。』の撮影現場を直撃! 特集第2弾の今回は、廣瀬さん、染谷さん、赤澤さん揃っての座談会インタビューを配信。特集第1弾でレポートをお届けした、蕎麦屋での撮影を終えた直後の3人から今作の見どころ、撮影の感想を聞きました。
【座談会トーク】
――まずは今回、シリーズ初の主演を務める廣瀬さん。今作『天秤をゆらす。』の撮影が始まって、いまのお気持ちは?
廣瀬 シリーズ2作目から丸井として参加させていただいていますが、また田宮くん、青島くんとの珍道中を繰り広げられるというか(笑)。ロードムービー的なこの作品に、こうして参加できることが嬉しいですね。
――そして染谷さんと赤澤さんは、シリーズを通して3度目となる田宮&青島役に。撮影が始まってみていかがですか?
染谷・赤澤 (同時に)そうですね…
赤澤 シンクロしちゃった(笑)。染ちゃんと、いい意味で「クランクインした気がしないね」って話していて。
染谷 スタッフさんも1作目から同じ方々で、皆さんよく知っているので。ファーストカットって緊張しがちですけど、今回はいい意味であまり緊張しなくて、リラックスした状態でできました。すごくやりやすい環境で撮らせていただいたなと思います。
赤澤 お馴染みのメンバーで安心するし、楽しいですね。またこの3人でできるのも、嬉しいなと思いました。
廣瀬 撮影現場の雰囲気もいいよね、和気あいあい?
赤澤 というか、フワフワしている(笑)。
染谷 一言で言うと、無害(笑)。みんな、無害な人たち。
廣瀬 今作から登場するキャストの方もいて、まだどんな役かは言えないんですけど、すごく僕たちが一緒にやりやすい方で。
赤澤 その方が、すごくスパイスになっています。スパイシーです!
染谷 現場も和むし、楽しいよね。
廣瀬 天使のような方です。というか、天使のような子?(笑)
――『カニを喰べる。』『羊をかぞえる。』に続くシリーズ第3弾となる今作ですが、最初に脚本を読んでみたときの感想を教えてください。
廣瀬 僕が初登場した『羊をかぞえる。』もそうですが、すごくあたたかいストーリーで。僕自身がそういう、絵本のようなあたたかいお話が好きなのと、丸井という僕がなじみやすいほっこりしたキャラクターもいただいて。今回も素敵な物語だなと思いました。
染谷 僕は個人的には、1作目からシリーズごとにだんだん田宮と青島の過去が明らかになっていくのが魅力的で。今回でまた新たに分かることもあって、2人の過去がどんどん明らかになるのが面白いですね。
赤澤 最初の『カニを喰べる。』からどんどん作品が成長していって、新しいキャラクターも登場したりして、田宮と青島も…人間的にはあんまり成長してないんですけど(笑)、キャラクターの深みがでてきて。同じ役を演じるのも3回目なので、今回は脚本もより読みやすくて、セリフがスッと入ってきてすごく覚えやすかったです。
――先ほどまで撮影していたシーンでは、そんな皆さん自身と役柄との馴染み深さが出たような、アドリブのような掛け合いもありましたね。
廣瀬 この掛け合いは、田宮と青島を演じる染谷くんと赤澤くんが、本当に仲が良いからできる技だと思います。2人がケンカして言い合っているシーンも、休憩の時に「こうしてみようか」って2人が話している姿を見たりもして。僕自身も、『羊をかぞえる。』のときから“自分たちの作品を作る”という意識でやらせていただいていて、毛利監督も「やりたいことがあったらやってみて」と言ってくださる方なので、自分のアイディアが出しやすかったですね。
赤澤 うん、普段の関係性があってこそというか。染ちゃんと信頼し合っているのでやりやすいし、監督もそれをわかったうえで「自由にやっていいよ」と言ってくださって。そこへもうワンポイント、「ここはこうしてみたら?」とアドバイスを下さるので、アドリブと演出が加わって、すごくいい効果が出ていると思います。
染谷 やっぱり、「自由にやってみて」って言われても、初共演の方とは戸惑ってしまうこともあるんですけど、このメンバーはどんどん「俺はこうやってみるから、こうしてみて」とか言い合えるんですよね。そういうやり取りが、気兼ねなくできています。
――そして『カニを喰べる。』『羊をかぞえる。』と、このシリーズと言えば、走る、泳ぐ、飛ぶといった体をうごかすシーンがある意味では恒例のようになっていますが……。今作では、どんな体当たりがありましたか?
染谷 虫に悩む。
廣瀬 森に悩む。
赤澤 足場に悩む!(笑) でもちょっと、いまのところは『カニ』『羊』に比べたらまだまだ僕たち甘えているなって気がしますね。
廣瀬 えっ。僕はもう、結構足を使ってるなぁって気がしてたんだけど……(笑)。
赤澤 あ、智紀くんは大変な目にいっぱいあってるか! 走り回ってるもんね。
廣瀬 そんなシーンにも、毛利監督が撮るこのシリーズの味を感じるなぁと思っています(笑)。まだ2人には足りないようなので、これからビシバシいってもらえたら。
染谷 いやっ、足りないわけじゃないけど!(笑)
――そんな体当たりの奮闘ぶりにも期待ですね。それでは最後に、公開を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします!
廣瀬 このシリーズを愛してくださっている皆さんのおかげで、こうして第3弾が生まれて、また僕も登場させていただけることになって、すごく幸せだと思っています。よい作品をお届けできるように、みんなで力を合わせて頑張ります!
染谷 このシリーズを3作もやらせていただけるのはすごく幸せで、しかも僕は自分が演じる田宮に、青島もですが、丸井というキャラクターが大好きで。今回はその丸井くんが主役ということで、出来上がりが僕自身も今から楽しみです。3作目ならではの良さも出していけたらと思っているので、皆さんは何も考えずに、楽しみに待っていていただけたら!
赤澤 2人と同じく、3作続けてやれる、そして出演できることは本当に観てくださる皆さんのおかげだなと感じています。『天秤をゆらす。』では3人の中から丸井くんにスポットが当たった話なので、僕にとっても別視点から作品を観られる機会になると思っています。僕も出来上がりを楽しみに、最後までいい作品を作れるように頑張りますので、皆さんもお楽しみに!
以上、ハードな撮影を終えた後でもほのぼのとした空気が流れる、3人のインタビューをお届けしました。続いて更新の特集第3弾では、いよいよ映画の完成を迎え、公開に先駆けて開催された7月31日・東京会場での完成披露試写会での舞台挨拶模様をお届けします。
映画『天秤をゆらす。』は、2016年初冬公開予定! 詳しくはInformationから公式サイト、Twitterをご確認ください。
~特集③に続く~
ⓒ2016「天秤」製作委員会
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◎第3弾『学園のクローバー』(出演:馬場良馬、浜尾京介、大河元気・赤澤燈・BOYS AND MEN)
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☆Information
映画『天秤をゆらす。』
2016年初冬公開予定
出演:廣瀬智紀 / 染谷俊之 赤澤燈 / 三谷麟太郎、石野湘太、平野常次郎、加藤啓、塩川渉
監督・脚本:毛利安孝
≪公式サイト≫
http://hitsuji.united-ent.com
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