2016-7-26

「しゃばけ」シリーズなどで知られる人気作家・畠中恵さんが描く、明治時代の若者たちを描いた人気小説「若様組まいる」が、青春×洋菓子をテーマにしたスイーツ捕物活劇となって舞台化！　8月に天王洲銀河劇場にて上演される舞台『若組様まいる』を、主演の入江甚儀さんほか、久保田秀敏さん、染谷俊之さん、鎌苅健太さん、杉江大志さんら豪華キャスト陣が衣装姿に扮した、男性キャラクタービジュアルとあわせてご紹介します。

明治時代を描いた人気青春小説が若手キャスト競演で8月に舞台化！

今作『若様組まいる』は、累計700万部を売り上げ、第一回吉川英治文庫賞も受賞した「しゃばけ」シリーズなど、数々のミリオンセラーを生み出す人気作家・畠中恵さんが描く明治時代の若者たちの群像劇を待望の舞台化！。維新で負けた徳川旗本の若様・長瀬健吾率いる若様組、大商家のお転婆お嬢様の小泉沙羅、パティシエ修行中の皆川真次郎らが活躍するシリーズの原点である小説「若様組まいる」(講談社文庫刊　ⓒ畠中恵/講談社)を元に、ライトでポップな“スイーツ捕物活劇”として豪華キャストの競演で描きます。

今作『若様組まいる』では、巡査訓練学校での出来事を中心に、時代の変化への対応、旧制度からの軋轢、西洋文化への憧れなど、貧しくとも力強い明治時代の若者たちの群像劇を、原作でも特徴的な洋菓子の数々を要所で登場させながら描きます。脚本・演出は、「朗読劇　私の頭の中の消しゴム」「スイッチを押すとき」など幅広い脚本・演出技法を駆使し、若者たちの葛藤を描く作品を得意としている岡本貴也さんが手掛けます。

【序説(ストーリー)】
時は明治二十年。徳川の世なら旗本の「若殿様」と呼ばれ、特権階級の武士として世を謳歌していたであろう主人公：長瀬健吾(入江甚儀)は、一庶民ながらも「若様」として元家臣たちの生活の面倒をみつつ、維新の負け組というレッテルの不条理に襲われながらも、同じ境遇の仲間「若様組」、パティシエを目指す“ミナ”こと皆川真次郎、そして長瀬が淡い恋心を寄せる小泉沙羅らと一生懸命過ごしていた。
だが、このままではいけないと、困窮する家を支える為に巡査となることを決意した「若様組」は教習所へ入所。しかし、そこには官軍である薩摩出身の「薩摩組」、維新後、徳川家を慕い静岡へ下っていった士族たちの「静岡組」、裕福な商人の子息「平民組」の面々も入所していた。
彼らとの軋轢や、教官からの不当な扱いなど…無事卒業して巡査になるためには、様々な障害が待ち受けていた——そして事件は起きる！
教習所内でピストルを使った犯罪が発生。犯人を捕まえた「組」は卒業が約束されるというが、果たして「若様組」は犯人を捕まえることができるのか！？
貧しくとも力強い明治時代の若者たちの群像劇を、当時の洋菓子の数々と共に描く、ライトでポップな「スイーツ捕物活劇」！

公開されたメインビジュアル＆各キャラクタービジュアルでは、教習所卒業をかけ、犯人探しに奔走する「若様組」「静岡組」「薩摩組」「平民組」はそれぞれ組のイメージカラーがあしらわれた制服姿となっており、キャラクターの個性も豊かに表現。女性は当時を彷彿とさせる袴姿となっています。

まずは主役、長瀬健吾役に入江甚儀さん、ヒロイン・小泉沙羅役は宮﨑香蓮さんと若手注目株のふたり。そして長瀬率いる「若様組」の面々に、久保田秀敏さん(園山薫役)、染谷俊之さん(福田春之助役)、秋元龍太朗さん(平田文太郎役)、安川純平さん(小山孝役)、佐伯大地さん(大熊金太役)。

若様組の長瀬健吾役、入江甚儀さん

若様組の園山薫役、久保田秀敏さん

若様組の福田春之助役、染谷俊之さん

若様組の平田文太郎役、秋元龍太朗さん

若様組の小山孝役、安川純平さん

若様組の大熊金太役、佐伯大地さん

主人公の幼馴染で、パティシエ修行中の皆川真次郎役に木戸邑弥さん。「若様組」と反目する「薩摩組」に、鎌苅健太さん(玉井和馬役)。「若様組」を裏切り者と思う「静岡組」に、尾関陸さん(佐久間一義役)、和合真一さん(牧忠行役)。裕福な商人の子息「平民組」に杉江大志さん(姫田新七役)など、人気俳優が続々と登場！