山田裕貴「ただのイケメン俳優じゃない」に「もっと言って!」映画『闇金ドッグス』公開中

  • 2015-8-10

“金×暴力×欲望”が渦巻く闇金業界を描いた映画『闇金ドッグス』が8月1日に公開となり、新宿武蔵野館で出演キャストによる初日舞台挨拶が行われました。

(写真左より)土屋哲彦監督、冨手麻妙さん、高岡奏輔さん、山田裕貴さん、津田寛治さん、青木玄徳さん

(写真左より)土屋哲彦監督、冨手麻妙さん、高岡奏輔さん、山田裕貴さん、津田寛治さん、青木玄徳さん

主演の山田裕貴さんをはじめ、共演の高岡奏輔さん、津田寛治さん、冨手麻妙さん、青木玄徳さん、土屋哲彦監督が登壇。
これから映画を観る観客に向けて見どころや、撮影現場の裏話などを語りました。

本作は映画『ガチバン』シリーズで、山田裕貴さんが演じた安藤忠臣が、若くしてやくざの組長に昇り詰めた後、ヤクザから足を洗い闇金の世界に飛び込むまでを描いた物語。

主演俳優として一番にマイクを握り、「僕は明るい役を演じることがすごく多いんですけど、実は今回の安藤のような悪くてトーンの暗い役の方が素に近いのかな? って思ってきたりして(笑)。僕の役の幅を広げている役なので、またこうやって演じられたのが嬉しいです」と、役に対する愛着を語る山田さん。

全てを失った元組長・安藤忠臣役の山田裕貴さん

全てを失った元組長・安藤忠臣役の山田裕貴さん

初共演の高岡奏輔さんの印象を聞かれると、「『ROOKIES』や『クローズZERO』で見ていて、血がたぎって友達と川に集まって(ヤンキー同士の抗争シーン等の)真似をしていたんです(苦笑)。初日の最初のシーンでご一緒させてもらったんですけど、まぁ~タバコを持つ手が震える震える……緊張しました」と、微笑ましいエピソードを披露してくれました。

冷酷で狡猾な闇金・小中高志役の高岡奏輔さん

冷酷で狡猾な闇金・小中高志役の高岡奏輔さん

その高岡さんから「年齢とかすごく若いのに、いま流行りのイケメン俳優とかと、ちょっと離れたところにいる”異質”な感じ? たたずまいがピッとしていて、腰が据わった演技をしていましたね。ただのイケメン俳優じゃないです」と絶賛されると、「もっと言ってください!」と満面の笑顔に。

「山田裕貴はただのイケメン俳優じゃない」と熱く語る高岡さんに「もっと言って!」と、嬉しそうな山田さん(笑)

「山田裕貴はただのイケメン俳優じゃない」と熱く語る高岡さんに「もっと言って!」と、嬉しそうな山田さん(笑)

共演の青木玄徳さんからも、「山田くんが演じる安藤ともみ合うシーンでは、安藤の目がすごく強烈で、これがヤクザの目か! という感じでした(笑)。役に入り込んでいる山田くんが印象的でしたね」と絶賛のコメントがあり、こちらも思わず照れ笑い。

そんな青木さんが本作で演じたのは、借金で首が回らなくなった元ホスト。「こんな簡単に人の人生は崩れ去って行ってしまうものなんだなと、すごく勉強になりました(笑)。スケジュールがタイトな撮影でしたけど、登場シーンもそんなに多くない中で“あぁ、コイツの人生ほぼ終わったな…”と思える演技が出来ました(笑)」と、自身の演技に手ごたえを感じていた模様です。

首が回らなくなった元ホスト・須藤司役の青木玄徳さん

首が回らなくなった元ホスト・須藤司役の青木玄徳さん

最後に山田さんから「主人公は安藤ですが、登場する各キャラクターそれぞれの”生きること”の辛さや苦しさが描かれている、ハードな映画です。それでもあきらめない強さ、逃げない、曲げないみたいな人間のリアルな感情が描かれている作品。その姿を見て、明日もしっかり生きようと思ってもらえたら幸いです」と、ストレートなメッセージで、舞台挨拶を締めくくってくれました。

劇中に登場する地下アイドル"けろリズム"のポーズで「映画観てケロ~☆」

劇中に登場する地下アイドル”けろリズム”のポーズで「映画観てケロ~☆」

金に踊らされ欲望に堕ちていく人々をリアルに描いた映画『闇金ドッグス』は新宿武蔵野館、シネマート心斎橋ほかで、全国順次公開中です。

☆Information

『闇金ドッグス』
8月1日より新宿武蔵野館他、全国順次公開
監督:土屋哲彦
脚本:池谷雅夫
出演:山田裕貴
古澤裕介 冨手麻妙 大賀太郎 紗綾 青木玄徳 市オオミヤ 稲川実代子
津田寛治 高岡奏輔
(c)2015「闇金ドッグス」製作委員会
《公式サイト》
http://yamikin-dogs.com/

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