2015-7-28

舞台『幻の城～戦国の美しき狂気～』の制作発表会が7月14日、東京・渋谷のアメーバスタジオにて行われ、囲み会見には、主演の鈴木拡樹さんをはじめ、細貝圭さん、山本匠馬さん、新垣里紗さん、染谷俊之さん、風間由次郎さん、井深克彦さん、北代高士さん、寿里さん、石井智也さん、山崎樹範さん、主題歌を歌う天月-あまつき-さん、演出の大関真さんが出席しました。

(左前列より)染谷俊之さん、細貝圭さん、鈴木拡樹さん、新垣里紗さん、山本匠馬さん
(左後列より)大関真さん、天月-あまつき-さん、北代高士さん、井深克彦さん、山崎樹範さん、風間由次郎さん、石井智也さん、寿里さん

教科書には載らないような歴史上の出来事をエンタテインメントとして表現する「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」の第2弾で、昨年10月上演のシリーズ第1弾『マルガリータ』では、天正遣欧少年使節の生き様が描かれ、1万1千人以上の観客動員を達成しました。
今回は、徳川側と豊臣方による戦い“大坂夏の陣”を大胆な発想で描いた風野真知雄氏の長編歴史小説を舞台化したもので、真田幸村が考えたであろう必勝の奇策を大胆に描いた作品。

主人公・宇喜多秀家を演じる鈴木拡樹さん。
「大阪夏の陣を描く作品で、宇喜多を主役に物語が進むというのは、とても珍しいです。作品を読んで、これだけ活躍してきた真田たちがいとも簡単に死んでいくという破天荒さに衝撃を受けました。この時代背景がわからない方は、大阪夏の陣を勉強していただくと、いっそうこの作品が面白くなると思います」とポイントを解説。

また、本番に向けて「皆さんとは共演したことがありますし、『マルガリータ』で出ていたメンバーが稽古の時に積み重ねた流れも知っていますし、そういう意味では心強いです。さらに挑戦だと思うと、前作を超えないといけませんですし、大変なことが多いだろうなと思うこと自体楽しみですね」とコメント。

すると「一番楽しみなのは？」との質問に、細貝さんが「飲み会ですね！」と即答。これには他のキャストも大笑い。

宇喜多秀家役の鈴木拡樹さん

シリーズ第1弾『マルガリータ』では座長を務めた細貝さん。今回座長の鈴木さんへのアドバイスを伺ったところ、「そんなことはないですよ(笑)。僕が座長をした時に、拡樹くんが助けてもらったんです。なので今回は助けられることがあったらバックアップしたい」と全面サポートを約束。
鈴木さんも「細貝くんには人を引き寄せるうパワーがあって、僕にはそれを持ち合わせていないので、気付いたところがあれば率先してサポートしたいです」と座長としての意気込みを語ってくれました。

根津甚八役の細貝圭さん

また、囲み前の制作発表放送の際に司会をされた山崎さんを、他のキャストはどう思っているかという質問に、当の本人は「絶対にディスられるんだろうな」とビビリまくっていたものの、「ウソをつかない」「面倒見の良い方」「いろんなところに目配りを利かせている」「セリフ覚えが早い」と大絶賛の声が。気を良くした山崎さんは「今の部分、DVDで焼いてもらってもいいですか？」と報道陣に懇願していました。