2020-4-6

加藤実秋氏による大人気ミステリー小説シリーズを舞台化した『インディゴの夜』が、5月9日より東京・新宿のシアターサンモールにて上演されます。

「インディゴの夜」メインビジュアル

物語は、一風変わったホストクラブ「club indigo」を舞台に、一癖も二癖もある個性的なホスト達が身の回りで次々と起こる事件を解決していくストーリーで、2010年には連続テレビドラマ化、さらには2013年には漫画化もされた大人気作品。

演出・脚本は、TAIYO MAGIC FILM を主宰し、映画監督・ドラマ監督・放送作家としても多岐に活躍している西条みつとしさんが務め、石田隼さん、阿部快征さん、佐藤信長さん、齋藤健心さん、今井稜さん、八神蓮さん、倉貫匡弘さんらといった豪華キャストが出演します。

スマートボーイズでは、「club indigo」で働くホストを演じる石田さん、阿部さん、佐藤さん、齋藤さん、今井さんの5人のビジュアル撮影現場を取材。メイキングショット＆インタビューとともに5日連続更新で特集！

そのPART⑤は、フィギュアやアニメが大好きなオタク系ホスト・DJ本気(まじ)役の今井稜さんです。

※取材は3月11日に行われたものです。

DJ本気役の今井稜さん

――よろしくお願いします。まず出演のオファーを聞いての率直な感想をお願いします。

今井　メチャメチャ嬉しかったですよ。これまではダンサーとしての出演が多かったので、プレッシャーもありますが、それ以上に楽しみという気持ちが大きいです。DJ本気としても、自分のダンスを舞台にどう活かせるかという部分も楽しみですね。それとDJ本気はオタク気質なので、役作りで秋葉原へ行こうと思っています(笑)。

――出演が決まってファンの方の反響も大きかったのではないでしょうか。

今井　そうですね。お客さんの期待に応えらえるよう、本番まで試行錯誤して頑張っていきたいです。

――今井さんにとって、「インディゴの夜」という作品の魅力とは？

今井　僕、とても涙もろい性格で、最初にマンガを読み始めて、一話目を読み切ったところで既に大号泣していました(笑)。もしかしたら稽古中も大号泣して、稽古にならないかもしれませんね(苦笑)。

――泣かない稽古も大変そうですね(笑)。

今井　頑張ります(笑)。

――キャストを見ると、齋藤健心さんとは「Like A」で共演されていますよね。

今井　はい。あと阿部快征くんと倉貫匡弘さんとも別の舞台で共演しています。快征くんと健心くんは年齢も近いので、若手のパワーを出していけたらいいなと思います。倉貫さんの芝居はすごく好きなんですよ。僕自身はあまり芝居経験が多くないので、倉貫さんをはじめ、多くの舞台を踏んできたキャストの方々に教えてもらって、多くのことを学びたいです。

――ビジュアル撮影ということでしたが、今回の衣装の感想はいかがでしたか。

今井　つなぎを着ることがなかなかないので、新鮮な気持ちでした。衣装さんがいろいろと工夫をしてくださって、かっこよく仕上げていただきました。赤の衣装はテンションが上がりますからね。燃えるようなパワーで頑張ります。

――カラフルなメガネもいい感じで可愛かったですよ。

今井　どこで買ったんだろうと思うようなメガネでしたけど、話を聞いたら海外から取り寄せたものだったそうで、本当に有難いです。プライベートではかけないと思います(苦笑)。

――今作の見どころを教えていただけますか。

今井　まだ稽古前の段階ですが、ストレートな舞台というより、エンターテイメント性があってオールジャンルがをギュッと詰まったような作品になるかと思います。舞台を見に来るというよりも、クラブに遊びに来るようなテンションに出来たらと思っています。もちろんダンスをぜひ細かいところまで見てくれると嬉しいですし、ダンスと演技を別々にしないでミックスさせたものをお送りしたいです。

――では最後に公演を心待ちにしているファンの方へメッセージをお願いします。

今井　僕も公演が今から待ち遠しいですし、お客様もきっと楽しみにしていると思います。原作を研究して一生懸命役の勉強をして、「インディゴの夜」を観に来てよかったなと思えるような作品にしたいです。

≪ビジュアル撮影メイキングショット≫