2020-4-5

加藤実秋氏による大人気ミステリー小説シリーズを舞台化した『インディゴの夜』が、5月9日より東京・新宿のシアターサンモールにて上演されます。

「インディゴの夜」メインビジュアル

物語は、一風変わったホストクラブ「club indigo」を舞台に、一癖も二癖もある個性的なホスト達が身の回りで次々と起こる事件を解決していくストーリーで、2010年には連続テレビドラマ化、さらには2013年には漫画化もされた大人気作品。

演出・脚本は、TAIYO MAGIC FILM を主宰し、映画監督・ドラマ監督・放送作家としても多岐に活躍している西条みつとしさんが務め、石田隼さん、阿部快征さん、佐藤信長さん、齋藤健心さん、今井稜さん、八神蓮さん、倉貫匡弘さんらといった豪華キャストが出演します。

スマートボーイズでは、「club indigo」で働くホストを演じる石田さん、阿部さん、佐藤さん、齋藤さん、今井さんの5人のビジュアル撮影現場を取材。メイキングショット＆インタビューとともに5日連続更新で特集！

そのPART④は、ナンパの名手・犬マン役の齋藤健心さんです。

※取材は3月11日に行われたものです。

犬マン役の齋藤健心さん

――よろしくお願いします。まず出演のオファーを聞いての率直な感想をお願いします。

齋藤　ホストクラブでいろいろな事件が起きていくミステリー作品と聞きました。僕は洋画邦画問わずサスペンスものが大好きでして、事件を解決するために、周りの人間がどう動いて、人間関係がどう見えていくのかというのも含めて好きなので、オファーの話を聞いてすごくテンションが上がりました。僕が演じる役が元ナンパ師、楽しめばOKという性格で、個性豊かな人間たちが集まるちょっと変わったホストクラブという点も魅力的だなと思います。

――作品の方はご覧になりましたか。

齋藤　ドラマを見ました。もともとホストクラブというイメージよりも、家族的というか、そのコミュニティーにしか出せない雰囲気があって、楽しそうだなという感想でした。

――ビジュアル撮影ということでしたが、今回の衣装の感想はいかがでしたか。

齋藤　「メンズノンノ」っぽいイメージだなって思いました。着てみるとイマドキな人間な印象もあって、もっと原作を読んで、早く役作りしたいですね。

――具体的にこんな役作りをしてみたいというプランはありますか。

齋藤　まだ稽古前の段階なので、舞台上でナンパをするシチュエーションがあるのかどうかわかりませんが、ホスト役なので、カリスマホストのROLANDさんが出ている動画を見て模索しようかと思っています(笑)。

――今作の見どころを教えていただけますか。

齋藤　僕自身、ホスト役というのが初めての経験で、そこにプラスして全体的にホストっぽくない温かみのようなものを僕の中からしっかりと表現できて、かつ原作が好きなお客様に、僕が演じる犬マンを愛してもらえるように精いっぱい努力して、向き合っていきたいなと思っています。

――キャストを見ると、今回ホストを演じる石田さん、佐藤さん、今井さんとは共演経験があって、阿部さんとは、第26回ジュノンスーパーボーイコンテストの同期と、皆さん繋がりがあるんですよね。

齋藤　あっ、そうなりますね。阿部くんとはジュノンの同期になりますが、舞台では初めての共演になります。きっと稽古場が楽しくなるだろうなと思います。

――きっと、稽古初日から笑いの絶えない現場になりそうですね。では最後に公演を心待ちにしているファンの方へメッセージをお願いします。

齋藤　公演を見に来てもらって、「いいな」って思える芝居をするのはもちろんですが、作品の一つのパーツとして、さらに作品を面白くしたりすることをたくさん考えて、最高のものをお届けしたいと思っていますので、すごく楽しみな気持ちで来て下さると嬉しいです。