2019-12-17

第二次世界大戦下、ユダヤ人迫害の嵐吹き荒れるポーランドに実在したヤヌシュ・コルチャックと、孤児院の子どもたちを描いた舞台「コルチャックと子どもたち」が、2020年春に東京・大阪・新潟の3都市にて上演されることが決定しました。

主演コルチャック役は、栗田芳宏さん・松田岳さん(ダブルキャスト)が務めます。コルチャックと運命を共にしたステファ夫人役に元宝塚の日向薫さん。コルチャックを救うため奔走した友人ネヴェルリィ役に田渕法明さん、ワルシャワゲットー蜂起の若きレジスタンスに山本誠大さん、石田直也さん、新正俊さんらBSPのメンバーが出演決定。
孤児院の子どもたちには「パプリカ」で大ブレイクした「Foorin」の最年少メンバー、新津ちせさん、「にほんごであそぼ」などで活躍中の川原瑛都さんら、多くの劇団ひまわりの子どもたちが出演します。
また、1995年の本作初演時、子役として出演をした宮野真守さんが、今回、声の出演として物語を進行します。友情出演の大塚明夫さん(声の出演)、家中宏さんなど、多彩な顔ぶれでお届けします。

コルチャック役：栗田芳宏さん(ダブルキャスト)

コルチャック役：松田岳さん(ダブルキャスト)
※東京・大阪のみ出演

ステファ夫人役：日向薫さん

ネヴェルリィ役：田渕法明さん

山本誠大さん

石田直也さん

新正俊さん

新津ちせさん(子役)
※東京のみ

川原瑛都さん(子役)
※東京のみ

家中宏さん(友情出演)
※東京・大阪のみ出演

宮野真守さん(声の出演)

大塚明夫さん(声の出演、友情出演)

「子どもには人権があり、子どもの自治があり、子どもは守られ、育つ権利があり、そして生きる権利がある」ことを大切にしたコルチャック先生の著書「子どもの権利の尊重」は、国連で採択された「子どもの権利条約」の理念の基にもなっています。

日本では1995年、戦後50年を機に、劇団ひまわり・朝日新聞社が「コルチャック先生」を初めて舞台化。故加藤剛さん主演の本作品は、観客の圧倒的な支持を受け、連日100%を超える超満員を記録しました。
その後、ポーランドを代表する映画監督、故アンジェイ・ワイダ氏(映画「コルチャック先生」)の監修・企画協力のもと、1997年、2001年に東京・大阪・名古屋・神戸・新潟において上演、2005年には全国5都市公演に続き、文化庁採択事業としてポーランド3都市公演(ワルシャワ・ブロツワフ・クラクフ)が実現。
さらに2011年には劇団ひまわりの創立60周年事業として全国8都市で上演しました。

そして2020年春、子どもたちの未来を守るために闘ったヤヌシュ・コルチャックの生涯を多彩なキャストで丁寧に描き出す舞台「コルチャックと子どもたち」にぜひご期待ください。
チケットは、2020年1月より発売予定。公演の詳細は公式サイトをチェックしてください。

■公演概要
【公演日程】
東京公演：2020年3月21日(土)～30日(月)
大阪公演：2020年4月9日(木)～12日(日)
新潟公演：2020年5月9日(土)～10日(日)

【劇場】
・東京公演：あうるすぽっと
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F
・大阪公演：グランフロント北館4階ナレッジシアター
大阪府大阪市北区大深町3-1
・新潟公演：りゅうとぴあ
新潟市中央区一番堀通町3-2

【キャスト】
栗田芳宏
松田岳
※東京・大阪のみ出演
日向薫
家中宏(友情出演)
※東京・大阪のみ出演
田渕法明
山本誠大
石田直也
新正俊
新津ちせ(子役)
※東京のみ
川原瑛都(子役)
※東京のみ
他
＜声の出演＞
宮野真守
大塚明夫(友情出演)

【スタッフ】
脚本･演出栗田芳宏／音楽加藤登紀子／劇伴音楽的場英也／演出補大塚雅史／演出助手鈴村近雄・近藤大介／振付藤川美伊菜／歌唱指導佐々木庸子／ヘアメイク西村裕司／音響とんかつ／照明加藤直子／舞台監督久保克司／宣伝美術小泉俊／制作柴田惠美子・遠藤実結・北原千冬／制作助手望月寛子／総合プロデュース砂岡誠／企画・製作ブルーシャトル／主催劇団ひまわり

【チケット】
大阪・東京公演 7,500円(全席指定)
新潟公演 6,000円(全席指定)
【チケット発売時期】
2020年1月(予定)
【チケット取り扱い】
劇団ひまわりチケットセンター http://www.himawari.net/ticket/
06-6369-1344(10～18時)

≪公式サイト≫
http://www.himawari.net/stage/korczak2020/

■演出・出演栗田芳宏さんプロフィール
演出家、俳優、東京俳優養成所兼新潟エクステンションスタジオ所長。
2004年より、りゅーとぴあのアソシエイト・ディレクターとして、能楽堂シリーズ『マクベス』『リア王』『冬物語』『オセロー』『ハムレット』『テンペスト』を手掛ける。
そのうち、『冬物語』は2006年ルーマニア国際シェイクスピア演劇祭、2008年ハンガリー、ポーランド、ドイツの国際シェイクスピア演劇祭に招聘され高い評価を得、『ハムレット』は2010年ポーランド、グダンスク国際シェイクスピアにフェスティバルのラストプログラムとして招聘され]る。その他多数の演出作を世に送り出している。

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