『家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN!』the STAGEが、9月21日に東京・天王州銀河劇場にて開幕しました。

原作は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)の2004年26号から2012年50号まで連載された天野明による漫画『家庭教師ヒットマンREBORN！』。テレビアニメやゲーム、ノベライズなどのメディアミックスも多くされており、特に2006年～2010年にテレビ東京系列で放送されたテレビアニメは、放送10周年を記念し2017年に数多くのイベントが企画されるなど、その人気ぶりを実証しました。
今回、舞台化するにあたり、演出・脚本には 「劇団鹿殺し」代表の丸尾丸一郎さん、音楽には同劇団のオレノグラフィティさんを迎え、リボーン役にはアニメでも声を担当していたニーコさんが出演することで、大きな話題を呼びました。

【あらすじ】
何もかもがダメダメな中学生・沢田綱吉(ツナ)の前に現れた謎の赤ん坊家庭教師・リボーン。 その正体は、ツナをマフィアの10代目ボスとして教育するためイタリアから来たヒットマンだった！ その日を境にツナの平凡な日常は一転、リボーンによって毎日が「死ぬ気」の修業が始まった。ダイナマイト使いの獄寺隼人、クラスメイトで野球少年の山本武、ボクシング部主将の笹川了平、リボーンをライバル視する幼いヒットマンのランボ、並盛中を牛耳る風紀委員長の雲雀恭弥と、個性的な面々に囲まれ、ドタバタとした日常を送っていたツナたち。そんなある日、突如並盛中の生徒が連続して襲われるという事件が発生する。了平も襲撃を受け、ツナたちに襲撃犯は黒曜中の生徒だと語る。本当に狙われているのはボンゴレ10代目候補だと考えたリボーンは、ツナに次に狙われる人物が誰かを示す。その人物とは……。

公演初日直前に囲み会見とゲネプロが行われ、会見にはニーコさん、沢田綱吉(ツナ)役の竹中凌平さん、獄寺隼人役の桑野晃輔さん、山本武役の山本涼介さん、雲雀恭弥役の岸本勇太さん、六道 骸役の和田雅成さんが登壇。公演に向けての意気込みや見どころなどを語ってくれました。

――出演が決まったときのお気持ちは？

ニーコさん「アニメでもリボーン役で声優をやらせていただいてて、私にとって声優デビュー作だったので、特に思い入れのある作品です。アニメと原作マンガが終わった後も、またいつかこの作品がどういう形であれ、復活したらいいなと思っていたら、一本の電話が入って、舞台化しますと！ そのとき、作中にもありますが、“リボーン(復活)！”と叫びました。またリボーン役で、しかも今度は身も心も全てリボーンになりきれることが、ものすごい喜びでした」

竹中凌平さん「僕はタイムリーで(連載中に)原作マンガを読んでいたので、沢田綱吉、俺でいいのかなっていうのが第一の感想でした。あとは死ぬ気になったときのパンイチとか、(二頭身キャラの)リボーンとかランボとかイーピンはどうするのかなって気になってました」

桑野晃輔さん「自分への期待感と勝負できる役だということを感じていました。今回は原作通りにというか、死ぬ気で役作りに取り組んだつもりです。僕も学生の頃から大好きだった作品にこういった形で携われることが本当に嬉しくて、そういった高揚感もいっぱいあって、実際に舞台になって形になっていくうちに手ごたえを感じて、このカンパニーでよかったなと思っています」

山本涼介さん「僕も原作は学生時代にずっと読んでいて、今回演じさせていただく山本武は、キャラクターの中で一番好きなキャラだったので、すごくうれしかったです。名字も一緒なので、縁を感じてます。大好きなキャラだからこそ、一生懸命演じないといけないなという思いがあります」

岸本勇太さん「まず舞台化って聞いただけで、ワクワクしました。リボーンの世界をどう3次元でやるのかなっていうのが楽しみでした。雲雀恭弥という原作でも人気のキャラを演じさせていただくので、プレッシャーを感じていたんですが、僕にしかできない雲雀をやろうと思いました」

和田雅成さん「今までに演じたことのない役で、新しい扉を開かないとこの役としっかり向き合えないと思ったんで、一番最初に役をもらった時はプレッシャーを感じつつ、おまえにこの役を任せたぞと言ってくれる人がいるような気がしたんで、それに応えていきたいと思って、この作品に向き合ってきました」

――約1ヵ月の稽古を経ての本番への意気込みや、作品の見どころをお聞かせください。

ニーコさん「稽古中、毎日熱くて。暑苦しいと言ってもいいような現場でした。ひとつの役や作品に対して、どう動くか、どうセリフを言うか、細かい事を言えばもっとあるんですけど、それを全員一丸となって稽古をしてきました。繊細な面もありまして、作品をリスペクトしていて、作品の世界観を絶対に壊さないように大事にしています。熱さと繊細さを兼ね備えた舞台となったかなと思うので、それを生で感じていただけたらと思います。見どころとしては、アクションがすごいことになってます。作品のスパイスとなっているギャグ、舞台中に仕込まれている小ネタも楽しんでほしいです」

竹中さん「ハードだなと思いながら稽古していましたが、体が資本なので、ケガなく無事に最後まで走り切れるように頑張ります！」

桑野さん「キャスト全員が仕事仲間でもあり、家族のようなカンパニーです。おたがい刺激し合って、作品への愛を感じる現場だったと思います。見どころは、10代目(沢田綱吉)です。稽古場でも一切弱音を吐かず、必死に取り組んできた姿が舞台上でも出てると思います。それをサポートする我々ファミリーだったり、敵チームなど個性豊かなキャストが取り囲んでますので、ぜひ彼の頑張りを、そしてその次にでいいので、僕らの頑張りを見届けてもらえたらと思います」

山本さん「個性的なキャラが多い中、山本武は本当に普通の中学生っぽい役。彼らしい天然さだったり、あんまりマフィアについて真剣に捉えられていない、まだごっこ遊びだと思ってる部分で、いいアクセントになれたらと思ってます」

岸本さん「見どころは、ツナの頑張りや成長ぶり、リボーンのかわいらしさと強さなど、
下手したら一回だけだと見きれないくらい盛りだくさん。演出の丸尾(丸一郎)さんがよくおっしゃってたんですが、熱さっていう部分を感じられるのかなって思うので、ぜひ楽しみにしてください。個人的に雲雀としては、骸とのシーンが必見だと思います」

和田さん「この作品は舞台にする意味があるなって、場当たり稽古を見て改めて思いました。役者が必死に舞台上で生きて、このステキな作品を僕たち人間が表現するってことに、みんな命を削って挑んできて、映像や音響など色んな要素が合わさった時に舞台にする意味があったと感じたので、しっかり本番でお客様に伝えられるように頑張ります」

――最後にお客様へのメッセージをお願いします。

ニーコさん「舞台の魅力は生の空気をみんなで一緒に吸うことだと思うので、この作品の長年のファンという方も、初めて『REBORN！』に触れるという方も一緒に楽しんでもらえたらと思います」

竹中さん「劇場で見てくださるお客さんと、映画館でライブビューイングを見てくださるお客さんと一緒に『REBORN！』の世界観を楽しめればと思います！」

桑野さん「全てを舞台の上に置いていく覚悟です。舞台上でお会いしましょう！ ……あ、劇場と映画館でお会いしましょう(笑)」

山本さん「原作やアニメとはまた違う、人間が演じる生の『REBORN！』の世界を肌で感じてもらえたらと思います」

岸本さん「色んな感情が出てきて忙しくなるかと思います。想像以上に楽しめると思いますので、ぜひ遊びに来てください！」

和田さん「僕たちも楽しみますし、みなさんも一緒に楽しみましょう！」

【ゲネプロショット】

会見に登壇したキャスト以外にも、本作には笹川了平役に上杉 輝さん、ランボ役にKIMERUさん、城島 犬役に椎名鯛造さん、柿本千種役に稲垣成弥さん、ランチア役に川上将大さん、フゥ太役に熊谷魁人さんといった個性的な面々が顔を揃えており、注目です。
スマートボーイズではこの会見速報に次いで、ゲネプロの熱演ショットを中心にレポートを配信予定。お楽しみに！

『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGEは、9月21日まで東京・天王洲銀河劇場にて上演。10月3日よりメルパルク大阪にて大阪公演がスタートします。10月6日の大千秋楽は、全国各地の映画館でライブビューイングを開催。詳細はInformationより公式サイトをご確認ください。

©天野明／集英社
©『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE製作委員会

☆Information

タイトル：『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE
公演日程・会場：
【東京】 2018年9月21日（金）～30日（日） 天王洲 銀河劇場
【大阪】 2018年10月3日（水）～6日（土） メルパルクホール大阪
原作：天野明『家庭教師ヒットマンREBORN!』（集英社 ジャンプ コミックス刊）
演出・脚本：丸尾丸一郎（劇団鹿殺し）
音楽：オレノグラフィティ
キャスト：
リボーン：ニーコ
沢田綱吉：竹中凌平

獄寺隼人：桑野晃輔
山本 武：山本涼介
笹川了平：上杉 輝
ランボ：KIMERU
雲雀恭弥：岸本勇太
六道 骸：和田雅成

城島 犬：椎名鯛造
柿本千種：稲垣成弥
M・M：平山りの
ランチア：川上将大
笹川京子：伊藤優衣
三浦ハル：永島聖羅
ビアンキ：豊田真希
フゥ太： 熊谷魁人

チケット：一般　¥7,800(税込)／プレミアムチケット(※)¥10,800(税込)
※劇場にて公演パンフレット(販売品)とプレミアムチケット限定グッズ(非売品)をセットにしてプレゼント致します。
見きれ席　¥7,800(税込)
※ステージの一部演出が見えにくくなる可能性のあるお席です。予めご了承ください。
立見席(東京公演のみ)¥7,800(税込)

《公式サイト》
https://www.marv.jp/special/reborn-the-stage/
《公式twitter》
@stage_reborn（https://twitter.com/stage_reborn）

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