2016-10-14

大ヒットアニメ「おそ松さん」がまさかの舞台化！　『おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S SHOW TIME～』が、大盛況で終えた大阪公演に続き、いよいよ10月13日(木)に東京公演の初日を迎えました。主演の6つ子キャスト・高崎翔太さん、柏木佑介さん、植田圭輔さん、北村諒さん、小澤廉さん、赤澤遼太郎さんの6名に加え、井澤勇貴さん、和田雅成さんらF6キャストも揃って登場した会見レポートをお届けします。

松野家の6つ子＆F6が揃って登場！　ついに東京公演スタート

赤塚不二夫生誕80周年を記念して2015年10月から放送されたTVアニメ「おそ松さん」は、名作ギャグマンガ「おそ松くん」に登場する6つ子たちの、二十歳を過ぎてもニート生活を続けるどうしようもない日常、そして時には奇想天外な非日常も織り交ぜたギャグアニメとして描き大ヒット！　2016年3月の放送終了後も、各種イベント、タイアップの実施、グッズ販売とその勢いはとどまるところを知らず、社会現象とも言える話題を巻き起こしました。

中でも『おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S SHOW TIME～』と題し、東京・大阪の2都市での上演となった舞台化は大きな話題に。おそ松役の高崎翔太さんら、松野家の6つ子を演じる6名が主演し、さらにアニメにも登場したイケメンバージョンの6つ子・通称“F6”も舞台に登場。ノーマル6つ子とは正反対のモテ設定で描かれるF6キャストには、井澤勇貴さんら高身長の俳優6人が揃ったことでも注目を集めていました。

【キャスト】
おそ松　高崎翔太、カラ松　柏木佑介、チョロ松　植田圭輔、一松　北村諒、十四松　小澤廉、トド松　赤澤遼太郎
おそ松(F6)　井澤勇貴、カラ松(F6)　和田雅成、チョロ松(F6)　小野健斗、一松(F6)　安里勇哉、十四松(F6)　和合真一、トド松(F6)　中山優貴
トト子　酒井蘭、イヤミ　村田充、チビ太　Kimeru、ハタ坊　原勇弥

9月29日～10月3日までの大阪公演を成功させ、期待が高まる中で迎えた東京公演の初日。公演劇場のZeppブルーシアター六本木で開催された会見には、6つ子＆F6キャスト12名が揃って登場しました。

会見のスタートから、型破りな言動をするキャラクターの五男・十四松役の小澤さんが走って記者の前に飛び出し、一人で「ハッスルハッスル！」と、アニメでもおなじみの十四松のギャグで大暴れ。しかし誰も後に続かず、その様子を遠くから見つめてニヤける長男・おそ松役の高崎さんらに「松野家、早くきて！　話が違うぞ！ (笑)」と助けを求める小澤さん、早速の6つ子らしい掛け合いに記者からも笑いが起こります。

(左から)おそ松役の高崎翔太さん、カラ松役の柏木佑介さん

まずはおそ松役・高崎さんからの「大阪公演を経ての東京公演、さらに気合いを入れて頑張ります！」という挨拶に続き、順に自己紹介をした6つ子キャスト陣。そして後列に立っていたF6キャストの挨拶で立ち位置を入れ変わると、「まるで見えない(笑)」とこぼす高崎さんの言う通り、高身長なF6キャストの影にすっぽり隠れる形に。F6のおそ松役・井澤さんの挨拶中も、間から顔を出そうと飛び跳ねたり、じっとしていない後列の6つ子たちに「後ろで騒がないで！」とF6キャストたちからの注意が飛びます。

(左から)チョロ松役の植田圭輔さん、一松役の北村諒さん

記者から“とんでもない見どころは？”と聞かれ、「制作発表で“舞台ではお尻を出す”って宣言したんですけど、大阪公演ではその目標を達成できたので、東京公演でも日々きれいなお尻を見せられるように肌を磨いていきたいです(笑)」と語った四男・一松役の北村さん。さらに高崎さんは「舞台ならではの華やかなF6のダンスも見どころです」と、F6の登場シーンもPRします。

(左から)十四松役の小澤廉さん、トド松役の赤澤遼太郎さん

舞台ならではの難しさを聞かれると、次男・カラ松役の柏木さんは「カラ松はスルーには耐えられるけど、ディスりには耐えられないんです(笑)。アニメでは映っていない場面でも舞台ではずっとステージにいるので、そういうときのカラ松をどう演じ続けるかが難しかったです」とコメント。さらに三男・チョロ松役の植田さんは「ツッコミ役が僕一人しかいないので、ほぼ1対5の対決で喉と体をフルに使っています」、五男・十四松役の小澤さんは「動きが激しい十四松なのに、ひとりだけ足元がスリッパなので大変です(笑)」と、各キャラクターならではの苦労を語ります。

また“役と素顔が一番似ているのは誰？”の質問では、カラ松役の柏木さんにキャスト陣からの視線が集中！　柏木さんについて「普段からナルシストで、イタいんです！(笑)」と高崎さんが語る一方、F6キャストの中では「普段から王子様っぽいのは健斗！」とF6の頭脳派キャラクター、チョロ松役・小野さんの名前上がり、小野さんも「インテリっぽい？　初めて言われました、やった(笑)」と照れた表情を見せます。

(左から)F6のおそ松役・井澤勇貴さんと、F6のカラ松役・和田雅成さん

さらに“ほかのキャラクターで演じたい役は？”と質問が飛ぶと、
トド松役・赤澤さん「チョロ松ですね。僕ならこうツッコミを入れるかな、とか稽古中もたまに考えていました」
十四松役・小澤さん「トド松。僕、あざとかわいくできると思います(笑)」
一松役・北村さん「おそ松。みんなキャラが濃い中で、実は兄弟思いな長男をやってみたいです」
チョロ松役・植田さん「生まれ変わってもチョロ松で！　この人たちが大変すぎて、どうせほかの役でもツッコミたくなるので(笑)」
カラ松役・柏木さん「生まれ変わってもカラ松！　…だったんですけど、大阪公演を経たら、一緒いるシーンが多かったおそ松もやってみたくなりました。なぜか、おそ松兄さんからは冷たくされても愛を感じるんですよ(笑)」
と、末っ子の六男・トド松役の赤澤さんから順番に答えていく中で、長男・おそ松役の高崎さんが「僕はもう、F6だったら誰でもいいです！(笑)」と、ばっちりオチを作って会場は大爆笑に。

(左から)F6のチョロ松・小野健斗さんと、F6の一松役・安里勇哉さん

対するF6キャスト陣、まずはF6のおそ松役・井澤さんが「僕は6つ子のカラ松ですね。普段の僕と似ているので(笑)」と答えると、ほかキャストからは一斉に“勇貴はナルシストでもカッコイイもん”との声が。さらにF6のカラ松役・和田さんが「6つ子の十四松をやりたい」と話すと、「いまやってみてよ！」とムチャぶりが飛び、全力で“ハッスルハッスル！　マッスルマッスル！”とギャグを披露する羽目に。一斉に響くシャッター音に「カメラを構えるな～！(笑)」と恥ずかしそうな顔を見せます。

(左から)F6の十四松役・和合真一さんと、F6のトド松役・中山優貴さん

そしてF6のチョロ松役・小野さんは「(イヤミ役の村田)充さんは超えられないと思いますが、体型が似ているので衣装が着てみたい」とイヤミ役をチョイス、F6の一松役・安里さんと十四松役の和合さんは“イタさに似ているところがある”と揃って6つ子のカラ松を選び、最後にF6のトド松役・中山さんは「植田圭輔くんのツッコミが大好きなので、チョロ松で！」と、それぞれ話してくれました。

また“それぞれ6人の中で一番モテそうなのは？”との質問には、ノーマル6つ子では植田さんと北村さんに票が集まる中、無理やり「いや俺でしょ！」と自分にしようと名乗り続ける高崎さん。最終的には6つ子内でのNo.1イケメンは植田さんとなり、F6では和田さんが「見た目が一番イケメンなのは小野健斗、でも総合的には井澤勇貴！」と意見を出した直後、「あっ、健斗の性格が悪いってことじゃないですよ！(笑)」と慌ててフォローする一幕も。しかし井澤さんがNo.1イケメンという意見には全員が納得の様子で、「男から見ても本当にカッコイイ！」との声が飛び交っていました。

メンズキャスト12名で大騒ぎだった会見に続いて、いよいよ開幕を迎えた東京公演でのステージでも6つ子とF6が大騒ぎ！　ほぼ全編にわたって6つ子とF6が交互に登場しては、アニメでもおなじみの布団での雑魚寝シーンやちゃぶ台を囲む日常シーンに、宇宙にまで飛び出した非日常のミニドラマが繰り広げられ、中にはF6によるキラキラなライブも！？　イヤミ役の村田充さん、チビ太役のKimeruさんら名脇役たちもアニメから飛び出したような再現度で、2時間ノンストップで笑えるギャグステージに仕上がっています。

ペンライトを振って楽しめる、ライブシーンも！

松野家で繰り広げられる日常シーン、おなじみの食卓も登場

舞台『おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S SHOW TIME～』東京公演は、2016年10月13日(木)～10月23日(日)までZeppブルーシアター六本木にて上演中。千秋楽の10月23日(木)17時からは、全国の映画館にてライブビューイング上映も開催されます。また本公演のDVD＆Blu-rayは、2017年2月10日の発売が決定しています。ほか、公演に関する最新情報はInformationから公式サイトをご確認ください。

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☆Information

『おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S SHOW TIME～』東京公演
2016年10月13日(木)～10月23日(日) Zeppブルーシアター六本木
プレミアムシート9,800円(税込/全席指定)※特典付き・前方座席
一般席6,800円(税込/全席指定)
《公式サイト》
http://osomatsusan-stage.com/
《公式ツイッター》
@osomatsu_stage