2015-9-20

9月11日より公開中の『内村さまぁ〜ず THE MOVIE エンジェル』の舞台挨拶が、初日翌日の12日に池袋シネマロサで行われました。

キャストの内村光良さん、久保田悠来さん、そして監督の工藤浩之さんが登壇。映画化の経緯や撮影時の爆笑エピソード、事前に公式サイトで募集したお悩み相談に、エンジェル社のメンバーとして内村さん、久保田さんがお答えするコーナーなど、映画鑑賞後の満員の客席は大いに盛り上がりました。

(左から)工藤浩之監督、内村光良さん、久保田悠来さん

最初に内村光良さんが、開口一番「解散はしません！」と宣言!!　前日の初日舞台挨拶で、さまぁ〜ずから「ウンナンは解散したんじゃ？」と言われてネットで話題になってしまっていたことを受けて発言し、大爆笑と拍手が。
さらに「さまぁ〜ずとも舞台挨拶はNGということで、一人で登壇します」と続けました。

工藤監督は「内さま」映画化のきっかけをきかれると、「内村さんとさまぁ〜ずさんというユニットで、(番組がネット)配信から始まり、舞台も２回やって、次はいつかは映画をと思ってました。昔から、さんまさんの「心はロンリー」という、ドラマとコントが一緒になったような番組があって、映画をやるならそういうものにしたいな、というのがありました」と答え、内村も「びっくりしましたね」と同意。
「工藤ちゃんとは私が24歳のときからずっと一緒なんです。さまぁ〜ずとも長い付き合いで、こうして映画になったという感じです」と、長年の信頼関係があったことを付け加えました。

出演している56名のお笑い芸人は「内村さまぁ〜ず」に出演したことのある芸人さんたち。工藤監督は「できるだけ番組に出てくれた人たちをと思いました。決めうちで頼んだのは、（カンニングの）竹山くん、つぶやきシロー、大久保（佳代子）さん、あとの人たちはスケジュールの空いている日（笑）」と、残りの53人はたまたまの出演であったことを告白(笑)。
気になる久保田さんの起用については「華のない３人だから、かっこいい男の子でいきたいと。久保田くんは、ちょうどライダーが終わり、たまたま仕事が空いてたところで出会いました（笑）」と、持ち上げられつつも、たまたまだったと落とされてしまいました(笑)。

エンジェル社の事務員・伊東としてたくさんの芸人と共演した久保田さんは、「なかなかこんな機会はないですよね。一生分会ったかな？、と（笑）。アドリブのシーンもあって、居酒屋で大竹さんとのシーンなんですけど、テストもなく一発で終わりました（笑）」と、芸人さんの瞬発力に驚いた模様。内村さんとさまぁ〜ずの掛け合いについては、「ほんとに面白くて、出ている感覚がなくて、ずっと傍観してました（笑）」と、撮影中は視聴者状態だったと告白。続いて、劇中のようにお悩みを解決してくれるチームがあったらという問いには、内村さん「老化を止めるにはどうしたらいい？」、久保田さん「顔が濃くなっていくのを止めるには？」で、それぞれエンジェル社の次郎さんに相談したいと訴え、笑いを誘いました。

さらに、事前に募集したお悩みに、エンジェル社として内村さんと、久保田さんがお答えするというコーナーが。その中のひとつで「猫を飼いたいのですが家族に反対されています。どうすれば飼うことができますか？　猫好きの久保田さん、なんとかしてください（30代女性）」というお悩みがあり、久保田さんは「家族を犬アレルギーにする。いっぱい犬の毛を摂取させて」と回答。久保田さんは「“猫屋敷”だからと、猫をおいて行く人がいる」ほど猫に囲まれて生活しているそうで、その珍回答にも妙に納得させられました。

最後に工藤監督が「85分と短いので、楽しかったと思った方はお友達に“良い暇つぶしになりますよ”とぜひ勧めていただければ」とコメント。久保田さんは「新しい感覚で、何度見ても楽しい映画なので、また見たい方は今日はこの後、いくつかの映画館を廻りますのでいらしてください」とアピール。内村さんは「今日はチャチャを入れられる事なくスムーズにトークができました。この３人だと（見た目が）サスペンス映画みたいですが（笑）、口コミでどんどん広まっていってくれることを願っています」と楽しく舞台挨拶を締めました。

映画は全国ロードショー中です。

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