いよいよ廣瀬智紀さん×山田ジェームス武さんが主演する、注目のボーイズラブ・ムービー『セブンデイズ　MONDAY→THURSDAY』が6月6日より池袋HUMAXシネマズほか全国で順次公開！

スマートボーイズでは、4月29日に行われた今作の完成披露試写会の合間に、廣瀬智紀さん＆山田ジェームス武さんの主演2人を直撃インタビュー！　2人そろっての楽しいトークで、撮影裏話や仲良しエピソードに迫りました！

ボリュームたっぷりの4回連続更新、今回は”実際にお互いが付き合うなら、素の本人と役柄どっちがいい!?”と究極クエスチョンも。気になる2人の回答をお届けする、インタビューPart③をどうぞ。

【山田ジェームス武「智紀くんに恋します！」、廣瀬智紀「僕は普通！」】

――今作で初共演して、まずボーイズラブ作品ということでお互いに、”この人と恋に落ちるのか”という想いがあったと思いますが、役柄を演じてみていかがでしたか。

山田　全部ではないですけど、ほとんどのシーンを劇中の順番と同じように撮っていただいたので、相手をよく知らないところから、リアルに芹生を知っていけたので、気持ちのふくらみ方はすごくやりやすかったですね。

廣瀬　僕は役自体にはすんなり入れたんですけど、感情的には芹生の集められるパーツが少なかったんです。劇中で描かれているのは、一緒にいるのが弓弦さんか、女の子の紫乃ちゃんとのシーンくらいだったので、ほかの人といるとき、たとえば普段の学校ではどんな性格なんだろう？　っていうのがなかったので。
そういう自分で補っていく部分が多かったので、心情の機微は繊細に表現したいなと思っていました。

――先に前編、後編と拝見しましたが、横井監督はすごく間を印象的に取っているんじゃないかと感じました。普通ならセリフを終えてカットがかかるような場面でも、しばらくカメラが回っているような……。

廣瀬　間については、すごく監督から言われました。僕は舞台中心にやってきていたのもあるんですが、今作では監督の間がほんとに長くて。
自分では結構間をとったな、と思っていても「次のシーンではもう一瞬、長くとってみて」と言われたりして、”もっと長くしていいんだ”っていう驚きがありました。舞台だと逆に間があるのは怖くて、どんどん芝居の間を詰めていく作業があるので。

山田　シーンごとの間があることで、お互いの気持ちがよりふくらんでいくので、気持ちが受けやすいし、投げやすさもありました。
最初の方は”まだこの間じゃ短いんだ、長くしなきゃ”って作業的な面もあったんですけど、間をとるお芝居をするようになってからは、その余韻の時間で智紀くんの芹生からの気持ちも伝わるし、逆に自分も届けられているような気がして。感情の起伏が出しやすくなったのは、間を取るようになったおかげですね。

――間の取り方が、相手が何を考えているのか不安になったりという心情の描かれ方でもありましたね。原作コミックを読まずに映画を観たので、先の展開が分からず”ちゃんと付き合えばいいのに！”とヤキモキしながら観ていました。……ところで実際、山田さん的に廣瀬智紀ってどうですか？(笑)

山田　僕、自分が女の子だったら、きっと智紀くんに恋をすると思います。

――おー！　では、廣瀬さん自身と芹生となら、どっちがいいですか？

山田　あぁ～…(考え込む)。

廣瀬　え、悩むの！？(笑)

山田　どうしようかなぁ、でも…芹生かなぁ(笑)。智紀くんって、女性から見たらなにかしてあげたい、みたいな、母性本能をくすぐられるような人だと思うんですよ。

廣瀬　そんなことないですよ～(笑)。

山田　で、僕、結構智紀くんにほっとかれるんですよ。撮影現場とかイベントとかで一緒にいても、いまだに底が見えない。どういう人かよくわからないんです(笑)。

廣瀬　僕ね、自分のことすごく普通だと思うんです。僕は超一般的で、周りのみんなが変わってるんですよ。ジェームスも含め。

山田　そんなことないよ！　俺のほうがまっとうだよ！(笑)

廣瀬　違うんですよ！　僕は普通なんですよ！　普通の人がステージ上に上げられると、あんな感じになっちゃうんですよ！(笑)

山田　アハハハ！(爆笑)

廣瀬　でも見に来てくれたお客さんには笑顔でいてほしいって思ってるので、その空回りが…(笑)。だから今回もジェームスには本当、助けられてます。

山田　いえいえ。でも今回のイベント、智紀くんのファンの方がすごく喜んでくれているって感じがして僕も嬉しいです。

廣瀬　いやいや、ジェームスのファンの方もですよ！

山田　いやいや、そんな！

――仲良しですね(笑)。

山田　Twitterで智紀くんのファンの方からリプライ(返信)が来て、”こんな短期間でよく智紀くんの性格が分かりましたね、これからもよろしくお願いします”って書いてあって(笑)。

廣瀬　アハハ！

山田　智紀くんのファンの方は、特別なアイドルとかじゃなくて、もっと家族的な感じで、智紀くんを見守ってる方が多いのかなって。そういう関係、見ていてうらやましいなって思います。かっこいい！ってキャーキャー言うだけじゃなくて、”またこんなことしてるよ、しょうがないなぁ”っていう親目線のような(笑)。

廣瀬　それは僕も、ありがたいなぁって思います(笑)。

――では逆に、廣瀬さんから見て付き合うなら、ジェームスさんと弓弦さんのどっち？

廣瀬　ジェームスで！

山田　おっ、即答！(笑)

――それじゃ、弓弦さんがイヤみたいじゃないですか(笑)。

廣瀬　じゃあ、弓弦さん。

山田　変えるんかい！　それどっちでもいいんでしょ？

――では、廣瀬さんから見て、即答したジェームスさんのどんなところが魅力的ですか？

山田　この人、絶対そんなこと考えて俺を選んでないですからね！(笑)

廣瀬　…じゃ、今から考えていいですか？

山田　(爆笑)　ほらー、でたー！

廣瀬　いや、でもこういう無邪気なところですね。僕が言って許されるようなこともありますけど、ジェームスが言うから許されるような冗談とか、愛される部分もたくさん持ち合わせてるなって思います。

――その雰囲気、わかります。ジェームスさん、可愛がられるキャラですよね。

廣瀬　撮影現場でも、”んも～、ジェームス！”って場面も結構あったんですよ。例えば、さっきのセリフ飛ばしに気が付かないとか。でもそういう部分も総じて、ジェームスであって弓弦であって。僕も芹生の気持ちが混ざってたと思うんですけど、そういうとこが愛せたんです。

――まさに劇中の、お互いどんな人なんだろう？っていう距離感から始まって、知っていくうちにお互いの飾らないそのままの姿を受け入れていく、っていう関係と同じですね。

廣瀬　僕、ジェームスとでよかった。

山田　ありがと。僕も智紀くんとでよかった。

廣瀬＆山田　フフフ(照れ笑い)。

(※パート④に続く)

☆Information

6月6日（土）より、『セブンデイズ　MONDAY→THURSDAY』
7月4日（土）より、『セブンデイズ　FRIDAY→SUNDAY』
池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開
原作:橘 紅緒／作画:宝井理人（大洋図書）
監督 横井健司
脚本 高橋ナツコ
出演 廣瀬智紀、山田ジェームス武、田中日奈子、日和佑貴、石川凛、相楽樹、滝口幸広(友情出演)
《公式サイト》
http://sevendays-movie.com/

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