- 2015-6-6
舞台『探偵シリーズ「元カレ」』は、ドラマ「相棒」の徳永富彦さんが初の舞台書き下ろし原作のミステリーで、「朗読劇 私の頭の中の消しゴム」を手掛けた岡本貴也さんが演出を担当する話題作。
(左から)田中大地さん、飛麿さん、友常勇気さん、安川純平さん、和田琢磨さん、秋元龍太朗さん、 高垣彩陽さん、 岩崎祐也さん、瀬尾卓也さん
山の上の教会で、花嫁が毒殺される事件が発生する。現場に居合わせた私立探偵とその助手は、新郎と不自然な招待状で呼ばれた5人の男性の中から犯人がいると推理。性格の屈折した切れ者探偵と天真爛漫な助手のやり取りから事件の核心に迫る物語。
今作は、WEB投票によって毎公演、犯人が変わるマルチエンディングを採用している点が大きな特徴として上演前から話題となってます。
本番初日直前に行われた囲み取材では、和田琢磨さん、秋元龍太朗さん、安川純平さん、高垣彩陽さん、友常勇気さん、岩崎祐也さん、飛麿さん、田中大地さん、瀬尾卓也さんが登壇しました。
元エリート刑事で頭はキレるが性格が悪い探偵・一ノ瀬或役の和田さん。
「探偵だとクールだったりカッコいいキャラが多いですが、今回はポンコツ具合を少し出して、新しい探偵像を作りながら演じてきました。周りの方と協力して作っていくことが出来たのが楽しかったです」と役作りについて語ります。
また初挑戦となるマルチエンディングについて、「本来僕が言うセリフが他のマルチだと別の人が言ったりして、細かい差があって難しかったです」と苦労した点を挙げてましたが、「セリフを忘れると話が繋がらなくなりますが？」との問いには、「無きにしも非ずですが、大丈夫です！！」と苦笑気味ながらも自信満々。
新郎・相川ユーキ役の秋元さんは「お客さんに喜んでもらえるような作品になるように頑張ります」と気合十分。ところが「新郎を演じて感じたことは？」との質問に、「年上が好きだなと思いました」と突然の“素”な発言。これには他のキャスト全員もビックリ！ その後改めて報道陣から「好きな女性のタイプは年上なんですね？」との質問に、「ハイ」とニッコリ笑顔で答えていました。
「ポンコツな探偵助手役ですが、最後まで探偵をサポートできたらいいなと思います」と意気込みを語ったのは、実直で正義感が強い探偵助手・古谷コーダイ役の安川さん。劇中では和田さんと抜群のコンビネーションを披露していましたが、「真っ直ぐな性格は、役も自分自身も似てると思ってます。(和田さん演じる)或の時でも琢磨くんの時でも、たまにあしらわれいて、探偵と助手との関係性が普段でも見えてますね」と息ピッタリとのこと。
ちなみに和田さんは安川さんについて「セリフをよく間違えたりする」だとか、「稽古を思いきり遅刻してた」などと、確かに熱い信頼で結ばれているのがわかる言いたい放題下限でした。
政治家の息子・三宅ケンゴ役は友常勇気さん。
「新しいことにチャレンジ一回一回勝負だと思って演じてます。これがシリーズ化となって“マルチエンディングの先駆者”となっていきたいです」と続編を熱望。そんな友常さんに、高垣さんが「友常さんはいつも筋トレしていて、こんなに筋トレしている人は身近で見たことがなかったので、ビックリでした」と暴露。スーツ姿で演じるため「披露するところがないですね」と質問に“しまった！”との表情を見せてましたが、「花嫁を持ち上げるシーンがあるので、そのために鍛えてます！」と凛々しいコメントを残してくれました。
公演は6月12日まで、東京・品川六行会ホールにて行われます。
※和田琢磨さんは、スマボ新シリーズ「スマ恋」第1弾『きみいろえがお』(７月配信)に出演が決定。また6月14日に大阪で行われる『リアルfaces 渡辺大輔』DVD発売記念イベントにゲスト出演します。詳細はスマボNewsをチェック。
☆Information
探偵シリーズ「元カレ」
日程：2015年6月4日～12日
劇場：六行会ホール
原作：徳永富彦
演出：岡本貴也
脚本：保木本真也
出演：和田琢磨 秋元龍太朗 安川純平 高垣彩陽 友常勇気 岩崎祐也 飛麿 田中大地 瀬尾卓也 斎藤健二 西郷豊 井関友香 秋山直太郎 石山蓮華
チケット料金(税込)：プレミアムチケット8,500円(完売)、チケット6,800円
《公式サイト》
http://jnapi-tantei.com
《公式twitter》
https://twitter.com/InfoMotokare
