- 2020-12-4
12月2日より東京・新宿のシアターサンモールにて開幕した舞台「ぶきような嘘」が、ただいま絶賛上演中です。
今作は、『ハリトビ』『泪橋ディンドンバンド3 ~泥まみれの月~』などに出演する俳優・宮下貴浩さんと、『お部屋のお話』『古~inishie~』「死ねない無人駅」などを手掛けた演出家の私オム氏による、プロデュース企画第3弾。私オム氏による書き下ろしで、様々なキャラクターが騙し騙され、最後の最後まで目が離せないシリアス作品になっています。
第1回公演 『蛇の亜種』以来、3年ぶりに安里勇哉さん(TOKYO流星群)を主演に迎え、共演には小南光司さんをはじめ、荻野由佳さん(NGT48)、大野瑞生さん、永松文太さん、金子さやかさん、篠原功さん、本間剛さん、宮下貴浩さんといったフレッシュな面々から実力派まで、バラエティ豊かなキャストが揃いました。
スマートボーイズでは、開幕直前に行われたゲネプロを終えたばかりの安里勇哉さん、小南光司さん、宮下貴浩さん、私オムさんの4名に独占インタビューを実施。今作の見どころや稽古場でのエピソードなどを語ってもらいました。
――ゲネプロお疲れさまでした。短い時間ですがよろしくお願いします。まず、ゲネプロ終えての感想を教えていただけますか。
安里 まもなく初日を迎えますが、劇場でやっていけることを嬉しく思っていて、初日に向けて、良いゲネプロが出来たんじゃないかなと思います。
小南 稽古場で積み上げてきたもの一つ一つをここで初めてちゃんと衣装をつけて、本番モードでやらせていただきて、みんな劇場に入ると、一気に空気が変わって、気持ちのスイッチが入って、さらに稽古中よりも良い作品になったのではないかなと思っているので、このまま初日を迎えるのが楽しみです。
宮下 本当に安里くんと小南くんが言った通りです。僕と私オムとのプロデュース公演は約1年ぶりで、1回目は安里くんが主演していただいて、2回目はコメディ作品をやって、3回目となる今回は初めてシリアス作品になりますが、すごく素敵な作品になっていると思うので、皆さん楽しんでください。
私オム 僕が書いている作品は、比較的簡単な言葉で説明しているのが多いこともあって、セリフがカッコいいというのはあまりなくて、でも誰かを騙したり騙されたりということを簡単な言葉で、そこに憎しみや信じるのものを乗せている役者たちの姿であったり表情を見て欲しいと思いますし、簡単な言葉をどういう思いを言っているのかを体感していただきたいです。
――コロナ禍の状況でいろいろと大変だったと思いますが、稽古場でのエピソードなどありましたらお願います。
小南 とにかく宮下さんが休憩入ったら「はい、みんな! 手洗いうがいして! マスクして! 消毒して!」ってずっと言っていますし、劇場入りしてからもずっと言っています。
――徹底していますね。
宮下 このインタビューが終わってからも言いますよ。
小南 稽古中も窓を開けて換気もしましたよね。
私オム 窓開けっ放しだったので、稽古場寒かったです。
宮下 逆に風邪ひくんじゃないかなって思いました。
安里 それと小南が“ゆで卵”ばっかり食べていました。
小南 一日2個です。
安里 しかも食べるタイミングが悪くて、まずゆで卵の殻を剥くのが遅いんです。休憩入ってすぐに剥くのではなく、ちょっと時間が経ってから剥き始めて、オムが「稽古再開します」って言うぐらいのタイミングに剥き終わるんで、「またやっちゃっているんじゃないか!」って言ったら、一口で食べるんです。
宮下 小南のモグモグ待ちがあるんです。
安里 のどがカラカラの状態で、セリフ喋りますから。
――小南さん、ゆで卵を食べた直後でもちゃんと喋られますか。
小南 大丈夫です。僕、唾液多いタイプなので。
(一同笑)
宮下 あとマスクしたままずっと稽古をしていたので、マスクを外した状態で顔を合わせると全然違いますね。
小南 宮下さんってこんなに目が小さかったんだって。
宮下 目は稽古中から出していたの! 俺グラサンしながら稽古していないから。
(一同笑)
――マスクつけながら稽古すると、目線がマスクに向いてしまうことが多いとよく聞きます。
私オム そうですね。目線に意味合いが多い作品なので、役者さんは大変だったと思いますし、その中でも座長は一番物量が多くて、役柄的に全員を気にしないといけないという意味では、特に大変だっただろうなと思いますけど。
安里 まだ終わっていないけどね。これからが本番なので。
私オム いつもドシっと座長が構えてくれています。
――今作の見どころはどんなところになりますか。
安里 いろんなところが意味があって、いろいろな人を見てもそれぞれの感情があって、それぞれが騙したり騙されたりしているので、かなり面白いと思います。
小南 本当そうですよね。見ごたえもありますし、俗にいう「目が足りない」っていうか、一度見ただけだとしても理解するのは難しいと思うので、2回目3回目見た方が、新しい発見が見つかると思います。さすが私オムさんですよね。
私オム ありがとうございます。
――今回は「騙す」「騙される」が大きなポイントとなりますが、この4人の中で「騙すタイプ」と「騙されるタイプ」に分けるとしたら?
宮下 騙しやすいのは小南じゃないですか。
小南 そうですね。僕、騙されやすいです。
安里 しかも自分から騙されにいくところがあるので。
小南 ただのバカじゃないですか。
宮下 小南は満場一致で「騙されやすいタイプ」で決定です。
私オム でも騙されている“フリ”だと思うんですよ。
安里 そうだね。
小南 やめてくださいよ!!
宮下 このやりとりをそのまま記事にしていいの?
小南 大丈夫ですよ。一番詐欺に合いそうな俳優・小南光司です。
(一同笑)
宮下 大丈夫、我々が守るから。
小南 ありがとうございます!
安里 でも宮下さんが最後に裏切るんでしょ。
小南 うわぁ、最悪!!
私オム 逆に一番騙されないのは安里さんだと思います。
安里 いやいやそんなことないです。
――確かに騙されないタイプに見えます。
小南 4人の中で一番権力持っていますからね。
(一同笑)
――では最後に、公演を楽しみにしているファンの方へのメッセージをお願いします。
安里 この作品は私オムが考えて「何かを伝えたい」と思っていることを、僕ら役者が皆さんに伝えられたらいいなと思います。あと、宮下さんが面白いです。ぜひ劇場に見に来てください。もしくはDVD&Blu-rayを楽しんでもらえたらと思います。
小南 今回「ぶきような嘘」に出演できることが、とても嬉しく思っています。宮下さんとオムさんとは、以前からプライベートで仲良くさせていただいたんですが、今回ようやく一緒に仕事することが出来て、本当に楽しみです。キャストの方々もこの2人が信用している方やフレッシュな方もいて、みんなで難しい作品を役者同士が切磋琢磨しながら一生懸命つくってきたので、是非見ていただけたら、僕ら役者としてもすごく嬉しいですし、こんなご時世だからこそ、こういう舞台作品を見ていただいて、いろいろと考えてくれたらと思います。皆さんの心に残るような作品を演じられるように頑張ります!
宮下 こういう状況下の中で観劇しに来てくださること、本当にありがたく思っています。その方々には本当に楽しんでいただけるものが出来上がっているので、是非楽しみに待っていてください。よろしくお願いします。
私オム 今まで挑戦したことがない作品で、初めてのメンバー含め、今までに経験したことないことを自分でも経験したりしています。自信作なので見に来ていただけたら嬉しいです。あと、宮下さんのコメント最後に全部「♪」マークを付けてください。
(一同笑)
宮下 主演の安里勇哉くんから、金兵衛のお弁当が来ています♪
(一同笑)
舞台「ぶきような嘘」は12月8日まで上演。公演の詳細はInformationから≪宮下貴浩×私オム プロデュース≫公式サイト及び公式Twitterをチェックしてください。
☆Information
宮下貴浩×私オムProduce 第三回公演
舞台「ぶきような嘘」
日程:12月2日(水)~12月8日(火)
会場:シアターサンモール
脚本・演出:私オム
出演:安里勇哉(TOKYO流星群)、小南光司、荻野由佳(NGT48)、大野瑞生、永松文太、金子さやか、篠原功、本間剛、宮下貴浩
≪チケット(全席指定・税込)≫
前売:8,500円(当日+500円)
取り扱い:Confetti(カンフェティ)
【一般販売受付URL】 http://confetti-web.com/miyaomu3
≪公演に関するお問い合わせ≫
宮下貴浩×私オム プロデュース 制作部
miya.omu@gmail.com
≪宮下貴浩×私オム プロデュース 公式サイト≫
https://pfh-ent.net/work/miyaomu3
≪宮下貴浩×私オム プロデュース 公式Twitter≫
https://twitter.com/miyaomu
関連商品
関連Movie
-
スマボMovie第8弾「secret~記憶の森~」
主人公視点で3人のイケメンとのルートを選んで楽しむ、スマートボーイズの”スマボMovie”シリーズ第8弾は、ブラジリィー・アン・山田氏書き下ろしの恋愛サスペンス作品! 伊万里有さん、崎山つばささん、安里勇哉さんの…詳細を見る