- 2020-10-1
アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ５』の舞台化作品第2弾、「PERSONA5 the Stage #2」の公演情報が公開されました！
メインキャストは前作より続投し、第2弾からの新キャストとして新島真役に七木奏音さん、金城潤矢役に宮下雄也さん、佐倉惣治郎役に森山栄治さんらを迎えます。
原作は、現代日本を舞台に「ペルソナ能力」(＝心のなかに眠る別人格が、伝来の神や悪魔の姿となって出現した特殊能力)に目覚めた高校生たちが仲間と協力し合いながら困難に立ち向かう姿を描く、アトラスの人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズ。中でも『ペルソナ５』は、2016年に発売されて以降、アニメ化やコミカライズされるなど高い人気を誇っています。
自身に課せられた“更生”のため、そして悪しき欲望から人々を救うため――“心の怪盗”となった主人公は、腐った大人たちをどのように改心させるのか!? 謎とスリルあふれるストーリーが、爽快感たっぷりのバトル・アクション、友情を育み絆を作りながら成長していく少年少女の丁寧な心理描写と共に描かれます。
スマートボーイズでは、9月中旬の稽古真っ只中の主演・猪野広樹さんを直撃した合同取材＆個別インタビューの模様をお届けいたします。
主人公役／猪野広樹さん
本作への意気込みから作品とリンクしたプライベートの一面までを前編・後編の２回に渡って配信！
後編では、合同取材で伺った共演者の方々の印象、個別取材でのプライベートに切り込んだお話を紹介します！
【猪野広樹さんSPインタビュー 後編】
＜合同取材＞
――今作で活躍する喜多川祐介役の小南光司さん、新キャストの新島真役・七木奏音さんは、猪野さんから見てどんな方々ですか？
猪野さん こなん(小南さん)は相変わらず実直ですね。ひたむきで。自分を追い込めば追い込むほど、いいものができる。追い込まれるほど、光ると言いますか。で、奏音はすっごく静かなんですよ。でも、すごく芯が強い子です。お芝居するとき、肝が座ってるんです。その肝が座った目がいいなと思ってて。引き込まれるので、それに負けないようにしてます！
――金城潤矢役の宮下雄也さんはどうでしょう？
猪野さん 雄也くんは化け物です！ポンポンとアイディアが出てくるし、どんどんいろんなことやりますし。1回、雄也くんが出演してる舞台を見たことがあるんですけど、エネルギーがすごいです。でも、本人は人見知りだって言ってます。舞台に出たら場を支配するのがうまくて。今、金城を愛しちゃってるんです（笑）。面白くて、愛しちゃうんですよ。それが今、個人的な問題です。一応、今回のボスなので！
――ウイルス感染対策をされながら、共演者の方々とのコミュニケーションはどうされているんでしょうか？
猪野さん 以前ならみんなでごはんに行くこともあったんですけど、今はそういうことも難しいので、稽古場でなんとかするしかないと思って。ソーシャルディスタンスはとりながらも、怪盗団で集まってます。わからないことがあったら、そこで解決するようにしてます。5人の空気感を作ってチームワークを高めるために、ディスカッションもなるべく稽古時間内にやるようにしました。
――前作の稽古と本番、今作の稽古を通して、個人的にコープが上がったなと感じる共演者の方はいらっしゃいますか？
猪野さん （塩田）康平くんはもう初演からMAXでしたね。上がっていったで言うと、こなん。こなんは前作、2時間半のうち2分くらいしか出演してなくて（笑）。今回はこなんがメインになるので、いろいろ話しました。で、ちょっとコープが上がってるのは、ヒデ様(佐々木喜英)ですかね。前作では全く絡むシーンがなかったですけど、今回はあるんです。やっと細い糸で交わるようになったので、ヒデ様もプラス1……プラス0.5は上がったのかな。
――少しずつコープが上がり始めている佐々木さんのお芝居を、間近で見ていていかがでしょうか？
猪野さん 何でもパパッと器用にできるのが、もう本当に腹立ちますよ！（笑） ダンスで難しい振り付けがあるんですけど、すぐにできるんですよ、あの人。歌もお上手ですし、もちろん芝居にも存在感がある。なのに優しい。イジっても返してくれるんです。
――イジるとは、どのような感じで……？
猪野さん 「ヒデ様、人に興味ないもんな～」とか（笑）。ヒデ様は「そんなことないよ～」って。ヒデ様とはミュージカル『薄桜鬼』黎明録(2015)でも共演したんですけど、そのときはもう話しかけられなかったんですよ。でも今、話せて、何だったらイジれてるってことを考えたら、当時のコープが０だとしたら、今はもう５はアップしてますね。
――劇中でも仲間と絆を結んでいくことが１つの見どころだと思いますが、キャストの方々との絆を感じるときはどんなときでしょうか？
猪野さん それぞれ得意なことと苦手なことがあるんです。僕なら歌が得意じゃないので、康平くんに教えてもらったり。逆に自分は、アクションと殺陣は得意なのかなと思ってるので、康平くんに教えてあげたり。こなんも今回初めて剣の殺陣があるので、教えました。あとは、アンサンブルの方々でめちゃめちゃダンスが上手い人たちがいるので教えてもらってます。助け合いですね。何度か言ってるんすけど、まさに全員野球！ これがこの作品全体の絆になるのかなと思います。僕は「マジで誰もさぼらせない！」って稽古場でずっと
言ってるんで、本当にその通り、みんな血反吐を吐く思いで取り組んでます！ 全員がキツイ中で、教え合って積み上げていくのってステキじゃない!?と思うんです。そういうの好きなんですよね。そういうチームワークが出来つつあるのが嬉しいです。
――合同取材の最後に、改めて本作への意気込みをお願いします。
猪野さん 普段なら自分の芝居はあとから見るのは苦手なんですけど、稽古に入る前に時間があったので前作のDVDを見直しました。そのときに、ここもっとこうすりゃよかったなという反省があったので、それを活かせる場があることが本当にありがたいです。そして、お客さんが楽しみにしてくれてるなら、一生懸命応えるのが筋ってもんだろう！と思います。またこの世の中大変なときに公演を打たせてもらえるありがたさ。これはもう、お客さんに対してもですけど、スタッフの皆さんが「やろう！」と旗揚げして舵を取ってくれたので、僕は全力でオールを漕ぎます！ 間違いなく前作よりパワーアップしてるので、健康には気をつけて劇場に足を運んでもらえればなと思います。
＜個別取材＞
――9月11日にお誕生日を迎えたということで、おめでとうございます！
猪野さん ありがとうございます！ 28歳になっちゃいましたね（笑）。
――本作が28歳一発目の作品となりますが、これからどんな１年にしたいですか？ 抱負をお願いします。
猪野さん 2020年の半分はほとんど何もできなくて、いろいろ目標が達成できてないんですよね。でも、目の前の仕事を全力でやっていくことが一番かな。あ、28歳になる直前に長かった髪を切りました。これが28歳と「PERSONA5 the Stage #2」に対する気合いの表れだと思っていただければ！ 役作りとは関係なく切ったんで。
――心機一転といった感じでしょうか？
猪野さん 抱負とはまた別ですけど、今までの自分に飽きちゃって。だから、思いっきり髪を……（笑）。今が人生で一番短くて、新鮮！ 見える世界が変わってきましたよ。ドライヤーですぐ乾きますし。
――ですよね。シャンプーもきっとラクなんだろうなと。
猪野さん めっちゃラク！ 一瞬です。短髪オススメですよ。どうですか？
――すみません……その勇気はないです（笑）。
猪野さん ハハハッ。髪だけで世界変わりますよ！
――（笑）。猪野さんが1つ大人になったことを機にやめたい習慣や癖など、“更生”したいと思うことはありますか？
猪野さん すぐにデリバリーに頼ってしまうことはやめたいです。稽古で疲れて帰ってきて、ごはんを作る気が起きないんですよ。
――筋肉痛など疲労もすごいと思うので、やむを得ない気がします！ よく注文するメニューなどはありますか？
猪野さん 僕、ハンバーガーが好きなんですよ。注文履歴は全部ハンバーガーなんで、ドン引きされると思います（笑）。だから、野菜は全然食べてないですね。サプリメントで補ってるくらい。ヤバいですよ！ でも、自分で作りたくない……！
――全然、自炊はされないんですか？
猪野さん 休みの日はします。でも、稽古が始まったら一切やらないですね。あ、稽古で一杯一杯になってしまうこともどうにかしたいですね。もう少し心に余裕を持ちたいです。
――それでは最後に。公演を楽しみに待っているファンのハートを盗んでしまうようなメッセージを一言お願いします！
猪野さん ハハハッ！ まぁそうですよね。心の怪盗団ですから！（と意気込みつつ、困ったように机に突っ伏す猪野さん）
――無茶振りすみません！
猪野さん （パッと顔を上げてささやきボイスで）きっとあなたの推しが輝く☆ だから、見に来てください！
――ありがとうございます！
猪野さん （恥ずかしそうに）……ありがとうございます。うまいこと、キラキラさせてください（笑）。
【インタビュー完】
「PERSONA5 the Stage #2」は、神奈川・KT Zepp Yokohamaにて10月1日～4日まで上演。大阪公演は、10月17日～18日に大阪・サンケイホールブリーゼにて開催されます。公演詳細はInformationより公式サイトをチェックしてください。
ヘアメイク：福田純子（Nestation）
スタイリスト:吉田ナオキ
衣装協力: ACUOD by CHANU
©ATLUS ©SEGA ©SEGA/PERSONA5 the Stage Project
☆Information
「PERSONA5 the Stage #2」
原作：アトラス「ペルソナ５」
脚本・演出・舞台音楽作詞：西森英行
音楽：目黒将司 小西利樹(アトラス)
舞台音楽：喜多條敦志(アトラス)
公演日程：
【横浜】KT Zepp Yokohama 2020年10月1日(木)〜10月4日(日)
【大阪】サンケイホールブリーゼ 2020年10月17日(土)〜10月18日(日)
キャスト
主人公：猪野広樹
坂本竜司：塩田康平 高巻杏：御寺ゆき
喜多川祐介：小南光司 新島真：七木奏音
明智吾郎：佐々木喜英 新島冴：茉莉邑薫
三島由輝：糠信泰州 川上貞代：南沙羽
校長：山岸拓生
斑目一流斎：高松潤 金城潤矢：宮下雄也
佐倉惣治郎：森山栄治
モルガナ：大谷育江(声の出演)
アンサンブルキャスト：菅原健志 細川晃弘 坂本和基 榮桃太郎
御林杏夏 夏目卓実 山下朱梨 神谷春樹 轟大輝 山田隼人 塩見奈映
チケット
全席指定：14,000円(来場者特典付き)
※来場者特典は非売品となります。
※特典グッズは当日、劇場にてプレゼント致します。
◎公式HPにて、感染症対策についての取り組みとお客様へのお願いを掲載しております。必ず内容をご確認の上ご来場ください。
その他、グッズ等に関する情報は近日中に発表いたします。
チケットに関するお問合せ ローソンチケット https://l-tike.com/contact/
公演に関するお問合せ DMM Stage MAIL：dmmstage-info@dmm.com
≪公式サイト≫
https://p5-the-stage.jp/
≪公式Twitter≫
＠p5_the_stage
