玉城裕規・和田雅成が宮本亜門演出作品に出演!2019年1月上演舞台『画狂人 北斎』制作発表レポ

  • 2018-12-7

2019年1月に上演される舞台『画狂人 北斎』の演出家、キャスト全員が、北斎ゆかりの地である墨田区の「すみだ北斎美術館」に12月7日に集合し、製作発表会が行われました。

本作は江戸時代、世界に名だたる希代のイラストレーターにして画家の葛飾北斎と、その娘・お栄の親子関係を軸に、二人を取り巻いた高井鴻山、柳亭種彦との人間模様。また、現代で北斎を研究する長谷川南斗と峰岸凜汰という人物たちのそれぞれの北斎に対する思いや葛藤から、「創作の目的」や、「人生の真理」を描く舞台です。とは言え、決して難解な作品ではなく、池谷雅夫脚本による、人間味あふれる、笑いあり、涙ありの人間ドラマを目指しています。

出演は主演に升毅さん、その相手役に黒谷友香さんと、それぞれ多数のドラマ・映画で活躍をしている2人に加え、玉城裕規さん、和田雅成さんという2018年に舞台『刀剣乱舞』で共演した2人が再び顔を揃えます。さらに劇団「モダンスイマーズ」の津村知与支さん、劇団「東京キッドブラザース」出身の水谷あつしさんによる6名で描かれます。
そして演出はニューヨーク・ブロードウェイでも活躍し、日本を代表する演出家として知られる宮本亜門さんが手がけます。

その宮本さん、キャスト6名が登壇した会見のオフィシャルレポートと、コメントをお届けします。

(前列左から)宮本亜門さん、升毅さん、黒谷友香さん (後列左から)津村知与支さん、和田雅成さん、玉城裕規さん、水谷あつしさん

(前列左から)宮本亜門さん、升毅さん、黒谷友香さん

(後列左から)津村知与支さん、和田雅成さん、玉城裕規さん、水谷あつしさん

■オフィシャルレポート
製作発表会の冒頭、本作のプロデューサー・難波氏から公演の概要が説明されました。日本に誕生した”北斎”という稀有な天才画家を堅苦しくなく描くこと、少人数のストレートプレイを宮本亜門氏が久々に演出することの意味、北斎という人物に対する亜門氏の情熱などを説明しながら、前日に行われた初の本読みで、事前にキャストに渡してあった台本に大きな修正が入ることになったことなども苦笑交じりに暴露しました。

その後演出家の宮本亜門さん、主演の升毅さんを筆頭に6名のキャストが登壇。一人ずつ挨拶された後、それぞれの役柄と意気込み、亜門氏がどんなキャラクターをイメージして、それぞれにどんな期待を寄せているのかなどが語られていきました。

また役柄についての話になると、亜門氏が一言、「いや、今朝思いついたんだけど」と急な役どころの変更などが語られ、ぎょっとしたキャストから「いつからセリフを覚えたらいいんでしょうか」と突っ込まれる一幕も。亜門氏によれば、前日の本読みの際に個性豊かなキャストたちの演技を見て大いに刺激を受けたそうで、作品の構想が一気に膨らんだとのこと。
キャストはほとんどが初顔合わせというものの、製作発表会は終始爆笑の連続で、チームワークの良さが前面に現れてた発表会となりました。

■コメント
宮本亜門さん(演出)
個性的なキャストの皆さんとの本読みを終えてイメージが広がったので、これからどんどん台本を変えようと思っています(笑)。
スタイルを変えて安定しない、自分をがけっぷちに追い込んでいく北斎の生き方にはいつもエネルギーをもらっていて、表現する人間として、そんな北斎に感化されながらみんなと稽古に励んでいきたいです。北斎がなぜこれだけの変人であったのか、どんなことを考えていたのか、本当にこんな人がいたのか、現代人には想像もできないことが多すぎる北斎の「人間」としての部分を探っていきたいと思っています。

升 毅さん(葛飾北斎 役)
長寿であること、残した作品の数、引っ越しの回数等々……。常人ではない、天才でありながら大の変人でもある北斎にどんどん嵌まっています。なぜこんなまっとうな人間の自分がやることになったのか(笑)。大きなギャップを楽しみに演じたいです。だんだん北斎が体の中に充満しているので、初日までにもっともっとため込んで、「死んでしまった北斎」ではなく「生きていた北斎」を、魂を込めて演じたいと思います。

黒谷友香さん(お栄 / 麗奈 二役)
この座組では紅一点ですが、構えずいられる雰囲気を皆さんで作ってくださっていてやりやすいです。稽古をするいく中で、一回一回思うことも変わっていくと思うので、私の演じる”お栄”がまだどんなキャラクターになるのかわかりませんが、それが楽しみですし、ワクワクしています。これからますますこの世界への理解を深めていって、お栄さんとして最後まで頑張って生きていきたいです。

玉城裕規さん(高井鴻山 / 柳川時太郎 二役)
誰もが知っている人物を描く作品に出られることには緊張もプレッシャーもありますが、個性的なキャストの皆さんと演じさせていただけるのをとても幸せに感じています。昨日は、聞いていてイメージしただけで顔がほころんでくるような本読みだったので、稽古をどんどん積み重ねていく中で、どんな世界観が出来上がるのかわくわくしています。素のまま、思うまま、すべてをさらけ出して精いっぱいやっていきたいです。

津村知与支さん(長谷川南斗 / 鳥居耀蔵 二役)
この作品は北斎の晩年を中心に描かれていますが、北斎に影響を受けた周りの人々のことも存分に描かれています。わたしの役はとても饒舌な研究家で、とにかく喋りまくる。なのにこれからどんどん台詞が変わると言われて……。いったいいつ台詞を覚えたらいいのか戦々恐々としていますが(笑)、一生懸命演じます。

和田雅成さん(峰岸凜汰 役)
素晴らしいキャストの皆さんと一緒にできることがとてもうれしいです。本来あまり見せたくない部分をさらけ出していかないとこの人たちとは一緒に舞台に立てないと感じたので、怖い部分もありますが存分にさらけ出して、自分とも、皆さんとも勝負していきたいと思っています。精いっぱいこの作品と向き合って、見に来てくださる方がリアルに感じられるように役を生きていきたいです。

水谷あつしさん(柳亭種彦 / 馬場修平 二役)
今回2役を演じますが、亜門さんにはどちらも明るい役だと言われています。台本をもらう前に、僕の演じる柳亭種彦という戯作者は病弱であったというイメージの本を先に読んでしまっていたのですが、台本上では意外と明るく、かっこよく、志が北斎と一緒で、熱く、子供っぽい部分もある人でした。お栄さんと恋に発展することも……? 
昨日の本読みの後、男子一同で早速宴をしたのですが、いい雰囲気でした。千秋楽までどっぷりと北斎の世界につかって、楽しみたいと思います。

□公演概要
舞台『画狂人 北斎』
■公演スケジュール
2019年1月10日(木)~20日(日)
※未就学児の入場不可
■劇場
新国立劇場(小劇場)
※京王新線「初台駅」中央口直結
■スタッフ
演出 宮本亜門
脚本 池谷雅夫
■キャスト
升 毅
黒谷友香
玉城裕規
津村知与支
和田雅成
水谷あつし
■チケット
S席 9,500円(税込・全席指定)
A席 8,000円(税込・全席指定)

チケットは好評発売中。詳細はInformationより公式サイトをチェックしてください。

■和田雅成 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

舞台『画狂人 北斎』
■公演スケジュール
2019年1月10日(木)~20日(日)
※未就学児の入場不可
■劇場
新国立劇場(小劇場)
※京王新線「初台駅」中央口直結
■スタッフ
演出 宮本亜門
脚本 池谷雅夫
■キャスト
升 毅
黒谷友香
玉城裕規
津村知与支
和田雅成
水谷あつし
■チケット
S席 9,500円(税込・全席指定)
A席 8,000円(税込・全席指定)
《公式サイト》
http://no-4.biz/hokusai/

関連商品

  • WA013
    和田雅成A4版ブロマイド③
  • WA012
    和田雅成A4版ブロマイド②
  • WA011
    和田雅成A4版ブロマイド①
  • WA010
    和田雅成L版ブロマイドD
  • WA007
    和田雅成L版ブロマイドA
  • GCSB-017
    ≪通常版≫東京スマートさんぽ和田雅成~浅草編~

関連Movie

    • 2016-6-17

    東京スマートさんぽ 和田雅成~浅草編~

    和田雅成さんとデート気分♪「東京スマートさんぽ 和田雅成~浅草編~」が6/24配信開始! 舞台『K』周防尊役や、舞台『刀剣乱舞』へし切長谷部役、さらに6月29日開幕の舞台『戦国無双4』での大谷吉継 役などでの演技が…
    詳細を見る

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る